| 題名 | アヴェンジャー(下) |
|---|---|
| 題名(原) | Avenger |
| 著者 | フレデリック・フォーサイス |
| 訳者 | 篠原 慎 |
| 発行 | 角川書店 |
| 価格 | \1,800 |
| キャッチフレーズ | すべては9.11へ至る道だった.第二次世界大戦,ベトナム戦争,ユーゴ紛争……戦争に彩られた半世紀を網羅し,テロ社会のすべてを絵描き切った,8年ぶりの軍事スリラー. |
| ISBN | 4-04-791485-1 |
| ページ数 | 284 |
| 発行日 | 2004.08.30 |
| 分類 | 冒険,ハードボイルド,アメリカ,ボスニア,スリナム |
| 版数 | 第1刷 |
| 満足度 | ★★★★☆ |
| 購入場所 | bk1 |
| 購入日 | 2004.09.14 |
| 読書開始日 | 2004.11.12 |
| 読書終了日 | 2004.11.14 |
| 記入日 | 2004.11.14 |
| 内容 | 復讐代理人の仕事はCIAによって邪魔をされるが,それはアルカイーダをつぶすためだった |
| 感想 | いよいよデクスターは復讐代理人としての仕事を開始する.ターゲットであるジリチは,南アメリカの海沿いの半島のようなところの先端に難攻不落と自負する要塞を構築し,1,000人もの囚人を使いながら,ほとんど自給自足の生活を営んでいる.
要塞が堅固なだけではない.なんとCIAがジリチの味方だったのだ.CIAは,ジリチに,ウサマ・ビンラディンと取り引きさせることによって,ウサマの所在地を捜し当て,そこにピンポイントの攻撃をすることにより,ウサマを殺害しようという計画を立てていた.アルカイーダがアメリカを敵とし,何かを計画しようとしていることに気がついていたからだ. デクスターが成功すれば,ウサマをつぶす計画が費える.いったい,成功するのか,失敗するのか.. 一人で要塞に乗り込んでいく様の描写も詳細を極め,映画を見ているかのように,それぞれのシーンが目に浮かんでくる.ただ,簡単にうまく行き過ぎ,という感じもある. |
| 一言 | 人間は自分のアイデンティティをそっくり変えるとき,昔の名残りというか思い出のために,ほんの小さなことを何か一点,残しておきたいという誘惑に打ち克つことが難しい. |
| 一言 | 悪に対するに,寛容は順応に通じ,順応は譲歩に,譲歩は敗北を認めることにつながる. |
| 一言 | より大きな善より卑小な悪 |
| 一言 | 弱かったら,憎まれたりしないよ.貧しければ,やはり憎まれない.一兆ドル出さずば憎まれないが,一兆ドル出したら憎まれる. |