漂泊の俳人たち
題名 漂泊の俳人たち
副題 俳人たちはなぜ故郷を捨て旅に暮らしたか
著者 金子兜太
シリーズ 時を止め考える.NHKライブラリー
発行 NHK出版
新書 NHKライブラリ
価格 \870
キャッチフレーズ 古人も多く旅に死せるあり
ISBN 4-14-084124-9
ページ数 236
発行日 2000.11.30
分類 酒,旅
版数 第1刷
満足度 ★★★☆☆
購入場所 bk1
購入日 2001.02.12
読書開始日 2001.02.15
読書終了日 2001.02.17
記入日 2001.02.26
内容 6人の俳人達はなぜ旅をしたのか
感想 扱われている6人は,生まれた順に,一章が割り当てられており,松尾芭蕉,小林一茶,井上井月,種田山頭火,尾崎放哉,西東三鬼.それぞれかなり旅をした理由は違っている.要約すると,以下のようらしい.
芭蕉.俳諧の真髄を求めるため
一茶.生活のため
井月.土地の人々の暮しに和やかに加わる
山頭火.放浪
放哉.安住の地を求めて
三鬼.人々の間を水の様に流離う(ただよう)
 いま一つピンとこない面もあるが,なんとなく分かるところもある.短い本をさらに6分割しているので,一人の記述が短く,もの足りないところがある.均等ではなく,最初の二人にわりと長く割り当てられており,後半は特に不満.
一茶が生活のためとはいえ,かなりの旅をしていた,というのは初めて知る.自分の田舎に定住したのは晩年であった.知られている穏やかな句ばかりが有名なため,誤解をしていた.