無防備地域宣言運動 大阪アピール


 本日参加の皆さん、そして全国の平和と民主主義のために日夜ご奮闘の皆さん。

 私たちは今日ここに、日本の有事法制制定に反対し、地域からの無防備宣言により平和な地域、社会を目指して無防備地域宣言運動全国ネットワークを結成しました。

 おりしも、小泉内閣はグローバル資本主義の先駆となって自衛隊のイラク派兵を強行し、今またこれを国内的に補完する有事法体制の完成に向け今国会への関連7法案の提案を行おうとしています。
いまや日本は米家と争って世界の富の争奪戦に参加し、いつでも戦争のできる「普通の国家」になろうとしています。

 こうした時代に生きる者の責任として、次の時代に生まれてくる子どもたちに平和で豊かな地球を残すための不退転の努力と闘いが求められているでしょう。
 私たちには武器も富もありません。しかし、一人一人の平和を希求し子どもたちを愛する思いは何者からも妨げられるものではなく、平和な社会の実現に前進していく力です。

 戦争に反対する世界の潮流はすでに1977年、ジュネーブ条約追加議定書として戦争の惨禍に巻きこまれない、戦争協力を拒否する有効な手段を手にしています。「紛争当事国が無防備地域を攻撃することは、手段のいかんを問わず禁止する」(第一議定書第59条)と。

 私たちは、国際法の住民保護の規定と日本国憲法の平和条項に依拠して、この「無防備地域宣言」の運動を一人からでも始められる日常的な、平和を実現する闘いとして開始しましょう。
 ここ大阪における無防備地域宣言を含む条例制定直接請求運動をかわきりに、全国の自治体で無防備地域宣言運動を広げて行きましょう。

 上からの戦争国家づくりを拒否し、地域から平和な社会を実現していきましょう。

 以上、宣言する。

2004年3月7日

無防備地域宣言運動全国ネット結成集会


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