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| 巡航ミサイルとは何か |
地上攻撃型巡航ミサイルは、無人で、武装された航空機で、事前にプログラムされた経路を高精度の誘導システムによって飛行し、意図された目標の数m以内にミサイルを到達させられるシステムです。潜水艦、巡洋艦、航空機などから発射されます。非常に低空を飛行するので、レーダーでも補足できません。現在は、アメリカ、ロシア、フランスが実用化に成功していますが、装備数、性能、実戦経験において、アメリカが圧倒的優位にたっていると考えられます。図は、空母機動部隊から発射可能なアメリカの巡航ミサイル「トマホーク」の構造です。アメリカは、第一次湾岸戦争ではじめて「トマホーク」を実戦使用しましたが、その後精度はさらに向上しています。通常弾頭と核弾頭どちらにも対応できるようになっており、外観から見分けるのは困難です。核弾頭を搭載しているA型はもちろん、通常弾頭のB,C,D,E型を含むすべてのタイプで、深刻な核汚染を引き起こします。 ミサイル自体の振動を押さえる為や重心位置の調整の為、ダンパーと呼ばれるおもりが先端に付けてありますが、このダンパーに、劣化ウランが使われているからです。米海軍のマニュアルには、試験中に衝突して壊れた「トマホーク」を修理する為には、放射線防護服、手袋、マスク等の着用と、作業終了までの放射線計量が義務付けられているのはそのためです。 命中精度が高く、相手の報復能力を破壊する可能性が高くなったことで、いわゆる相互「抑止力」がはたらかず、所有国が先制攻撃を行いたいという欲求にかられやすくなる点でも、危険な兵器と言えます。 アメリカは、湾岸戦争以後も、93年、98年にも「トマホーク」をイラク攻撃に使用していますが、「驚きと畏怖」作戦開始時2日間で消費されようとしている量は、これまでのどの作戦をも上回る膨大なものです。 |
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