第39回
荘人会人形展
テーマ 地球讃歌 「遊」
会期:2009年6月16日(火)〜6月21日(日)
午前10時〜午後6時(最終日は午後5時まで)
会場 リーガロイヤルギャラリー
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指導 京人形司十四世面庄 面屋庄甫
作家の言葉桐の木は細かい粒になっても生きている。
人形を作る時、この粒に糊を加えてよく練ったもの(練りという)で生地の上をモデェリングして形を作る。
数年前のこと、練りだけで大きな作品を作っていた。
10kgの糊に桐粉を混ぜるとビーチボールぐらいの大ささの球体が出来る。捏ねるのに2時間ぐらいかかるので助太刀を頼んで数日間仕事に必要な量を作った。
次の日、その練りで人形を作ろうとしたらパサパサになっていた。ビニールで覆ってバケツに入れていたのによく見ると水分が内側に付着していた。水気を外に出そうとしていたのだ。これは桐の木の特質だ。生きているのだと思った時、身震いするほど感動した。思わず声をかけたりした。
ほとんど捨てられる素材である桐の粉も、私も宇宙のどこにでもある原子で成り立っている。そして呼吸をしている。ひとつぶの桐粉から作られた人形も、私たちも大きな木や自然の生き物も呼吸をしている。
呼吸をすることで原子は行ったり来たりする”ひとつながり”だ。