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社交不安障害( Social Anxiety Disorders )
強迫性障害 OCD ( Obsessive-Compulsive Disorders )
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何をやっても楽しくない、気力が出ない、億劫で仕方がない、自分が無価値で役に立っていなく感じる …. 。こんな感じが続いていたら、それはうつ病の始まりの可能性があります。この他にも、頭が重い、モヤがかかったようで頭が回らない、風邪でもないのに体がだるく微熱が続く、よく眠れないなど、身体の不調を強く感じる場合も多く見られます。 現代病といわれるうつ病は、軽症のものを含めると5人に1人ぐらいが一生のうちに経験するという統計もあるほどありふれた「病気」です。また、動脈硬化や高血圧、糖尿病といった生活習慣病や甲状腺疾患などの内分泌疾患、膠原病などの身体の病気にも「うつ状態」が出現することがあります。「どうも以前の自分と違う」こんな感じがしたら放置せずに一度相談においで下さい。周囲に「最近どうも塞ぎ込んでいて様子がおかしい」と感じる方がいたら、心療内科への受診を勧めてみるのもひとつの方法です。 薬物治療の進歩が、うつ病や抑うつ状態の治療を非常に安全で外来でも可能な副作用の少ないものにしました。 SSRI ( Serotonin Selective Reuptake Inhibiter :選択的セロトニン再取り込み阻害薬) SNRI ( Serotonin Noradorenaline Reuptake Inhibiter :セロトニン、ノルアドレナリン再取り込み阻害薬)、さらに NaSSA ( Noradorenergic and Specific Serotonergic Antidepressant: ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬)などの、多種の比較的副作用の緩和な薬剤が本邦でも発売されてきて、以前に比べれば格段に安全な薬物療法が可能になってきました。もちろん薬のみの治療で病気が改善されるわけではありません。生活上のちょっとした気遣いで気持ちが楽になることもあるのです。また、認知行動療法などのカウンセリングや、心理社会的なさまざまなアプローチなどの総合的なアプローチが病気の治療には欠かせません。 |
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何の病気も持っていなかった人が突然、もしくはちょっとした風邪や体調の不調をきっかけに動悸や呼吸困難を伴う発作に襲われるのが「パニック障害」です。息苦しく、呼吸が荒くなった末に気が遠くなってしまう「過呼吸発作(症候群)」もあります。夜間や外出先、電車の中などで起こりやすいため、発作が怖くて外出ができなくなってしまうなど、生活への影響は決して少なくありません。また「このまま死んでしまうのでは」と思えるほどの症状の強烈さなので、頻繁に救急車を呼んでしまうということも起こります。ところが病院では検査の末、異常ありませんといわれてしまいます。 この病気で命を落とすことはありませんが、「いつ起こるのだろう」と思うと不安でたまりません。好きだった趣味も諦めてしまう方もいます。この発作はセロトニンという脳内物質の減少が関与していると考えられています。現在は SSRI 、 SNRI 、抗不安薬などによる有効な薬物療法も確立されています。また、カフェインの摂取や疲れによる血液中の老廃物(乳酸など)の蓄積や、睡眠不足、ストレスなどが誘引であることが知られています。そういった危険因子を避けて、あとはおくすりと具体的な対処法を知っておけば心配することはありません。この病気にも。不安に対する自己対処法として、認知行動療法が適しているといわれています。お気軽にご相談にいらしてください。 |
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社交不安障害( Social Anxiety Disorders ) 上がり症だから、性格が弱いからと諦めていませんか。 このような一定の対人状況で出現する不安・緊張、視線恐怖は“社交不安障害( Social Anxiety Disorders )”という「病気」の症状と考えられています。かつては“対人恐怖症”という日本に特有の疾患と思われていましたが、軽症のものを含めると意外に多く、欧米でもかなりの率(約15%という高率の報告もあります)で見られることが解ってきました。若い時期に始まるので、学生の方から結婚適齢期、子育てや働き盛りの方なども多く、生活に及ぼす影響は測り知れません。この疾患もうつ病やパニック障害と同様セロトニンという物質が関与していると考えられています。従って SSRI ( Serotonin Selective Reuptake Inhibiter )、抗不安薬などの薬物療法も効果が認められています。また、認知行動療法や対人関係療法などのカウンセリングも、不安や社会活動に対する構えを変化させることで有効と考えられています。性格だと思って諦めず、一度ご相談にいらしてください。 |
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強迫性障害 OCD ( Obsessive-Compulsive Disorders ) 外出すると鍵のかけ忘れやガスの元栓の占め忘れが気になって落ちつかない、電車のつり革や手摺に触れない、そんなことが嵩じて、遂には決まった道順を通らないと“悪いことが起こる”と考えてしまったり、何かに触れてしまうと汚れてしまったように感じて着替えないといられないなど“解っているのにどうしようもない”。こういった症状を“強迫症状”と呼びます。これは一定の観念(考え)が辛い場合( Obsession )と行為にまで至ってしまう場合( Compulsion )がありますが同じ病気です。人からは潔癖性と思われがちですが、好きでやっている訳ではなく、そうしないと不安でしょうがなく“やらずにいられないだけ”なので苦痛はひとしおです。掃除・洗濯や手洗い、仕事や予定など“決めたようにやらないといられない”のも強迫傾向といって病気の準備状態です。こういった症状にも SSRI ( Serotonin Selective Reuptake Inhibiter )や非定型抗精神病薬などの投与による有効な薬物治療が行われて、以前よりは患者さんの負担が少ない治療が出来るようになりました。また、認知行動療法的な思考パターンの修正をトレーニングしてゆくことで、生活を続けながら息の長い治療をしてゆくことが大切です。
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社交不安障害( Social Anxiety Disorders ) 人前に出ると上がってしまいうまく話せない、視線が自分に突き刺さるようで怖い、電話に出ると緊張して声がうわずってしまう、上司や異性と対面するとぎごちなくなってパニック、会議や会食の予定が入っていると1日ユウウツ ….. 。 上がり症だから、性格が弱いからと諦めていませんか。 このような一定の対人状況で出現する不安・緊張、視線恐怖は“社交不安障害( Social Anxiety Disorders )”という「病気」の症状と考えられています。かつては“対人恐怖症”という日本に特有の疾患と思われていましたが、軽症のものを含めると意外に多く、欧米でもかなりの率(約15%という高率の報告もあります)で見られることが解ってきました。若い時期に始まるので、学生の方から結婚適齢期、子育てや働き盛りの方なども多く、生活に及ぼす影響は測り知れません。この疾患もうつ病やパニック障害と同様セロトニンという物質が関与していると考えられています。従って SSRI ( Serotonin Selective Reuptake Inhibiter )、抗不安薬などの薬物療法も効果が認められています。また、認知行動療法や対人関係療法などのカウンセリングも、不安や社会活動に対する構えを変化させることで有効と考えられています。性格だと思って諦めず、一度ご相談にいらしてください。 |
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何か自分に自信を持てずうつうつと人生を送ってしまった。元気な時期もあったけれど途中で息切れしてやっぱり自分はダメなんだ …. 。こういった方の中には自分で気がつかないまま軽い“躁うつ”の波を抱えている場合があります。うまく行かない自分にムシャクシャして自分を傷つけたり、性格の問題とされてしまっていたり、変わりやすい自分の気分に翻弄されてしまう。自分でも根気のない正確だと思っている方もいるかもしれません。こういった軽症の“躁うつ病(双極性 II 型障害)”が注目されています。安易な抗うつ薬の使用は、かえって気分の波の周期を早くしてしまったり、時にはひどい躁状態をまねいてしまうこともあり十分な配慮が必要です。うつ状態が強いときは抗うつ薬を使用しますが、気分安定化薬や少量の安定剤の投与で改善する可能性があります。変わり易い気分と急な落ち込みが繰り返される場合、特に昨日まで元気だったのに急に動けなくなったり、ちょっとした躓きや失敗で落ち込んでしまったりする場合は、その背景に双極性障害、気分循環症、気分変調症といった病気が気づかれずにいることもあります。専門のメンタルクリニックにご相談にいらしてください。慢性のイライラや自分を責め続ける毎日から解放された生活が送れるようになる方も多いのです。 現代は不眠・不休の時代、海外出張や夜間勤務も日常化し、睡眠環境が乱れやすい社会になっています。不眠症にも入眠障害や熟睡障害など様々なタイプがあり、それぞれ治療法や薬剤の選択が異なります。過眠や睡眠中の行動異常(夢中歩行)、睡眠相が徐々に後退してゆく「睡眠相後退症候群」、また「ナルコレプシー」という、笑ったり興奮したりといった強い情動の後に急激に睡眠に陥ってしまう珍しい病気もあります。もちろん、うつ病や統合失調症などのこころの病気にも睡眠障害は必ずといってよいほど伴うものです。また、睡眠中に呼吸の停止が頻繁に起こる「睡眠時無呼吸症候群」は比較的多い疾患ですが、睡眠薬の使用は致命的な結果をもたらす場合もあり注意が必要です。もちろん薬物治療だけでなく、日常生活のちょっとした工夫だけで改善する“睡眠障害”も案外多いのです。概日睡眠リズム障害など、睡眠障害の多くは一種の“生活習慣病”といえます。逆に睡眠障害が背景にある脳血管性障害、心疾患、メタボリック・シンドロームなどが注目されています。 不眠を漫然と治療せず、どういったタイプの不眠なのか、隠れているこころの病気を見極めながら治療することは大切なことです。人の人生の約1/3近くを占める睡眠。その質の良さが如何に大切かは解ると思います。思いたる点がありましたら先ず相談してみてください。専門的な検査の必要があれば、睡眠障害の専門医や総合病院の睡眠外来などもご紹介致します。出勤時や出張、外せない外出のときに限って何故か下痢を繰り返したり、胃腸の調子が悪くなってしまう。トイレがどこかチェックしておかないと出掛けられない、多忙になると胃が痛み無理がきかない …. 。これらはストレス性の胃腸症状のため内視鏡などの検査をしても正常あるいは軽度の胃炎といった所見しか見つかりません。こういった心身症(ストレス因性の内科疾患)は自律神経に作用する薬剤や、意識していない心理的/社会的問題を整理する簡単なカウンセリングで改善することも多いのです。胃薬やお腹のくすりをただ飲み続けても症状はあまり変わりません。こういった症状も心療内科で治療可能な“病気”のひとつです。 |