この話はある女性、Aさんの怖い話

Aさんはかわいらしかった自分の顔が、大人になるにつれて骨ばったがっちりとした輪郭に変わりつつあった自分の顔に嫌気がさし、整形手術をすることにしました

そしてAさんは入院することになりました

ある日の夜、病院内を歩いていると、とても美人な女性が目に入り目が合ってしまいました

「何か用?あなただれ?」

「あ、あたし散歩を・・・」

「わたしもよ。昼間は人が多いから。」

「あの・・・どこか悪いんですか?」

「顔・・・・わたし整形するの」

「な、なんでっ・・・こんな綺麗なのに」

「わたしは変わりたいの。別な顔がほしいの・・・。誰も知らない新しい顔が」

「あ・・・わたし戻らなきゃ」

そういってAさんはその場から立ち去りました

次の日、「いーよな、あの顔・・・・・あ!あの人だ」

ドキッ・・・

昨日の女性は手術が終わったらしく、顔に包帯を巻いていました

「手術すんだんですね・・・。聞いてもいいですか?どうして整形したのか。あたしも整形考えてるんです。」

「わたしはアイドル歌手だったの。」

アイドル?うそ?知らないよこんな人

「自分でいうのもなんだけどすごい人気だったわよ。でも新人が出てくるとだんだん売上が伸びなくなって。別な仕事につこうとしたわ・・・でも」

---「元アイドルの○○じゃない?」「なんだこの表は!!元アイドルだかなんだか知らんが、このくらいのこともできなきゃ困るね!」---

「わたしの顔・・・・顔が邪魔だったのよ」

その日の夜、「んー・・・確かに美人だったよねぇ・・・」

そのときテレビで「お送りしたのは○○さんでした」という声が聞こえて、ふとテレビを見た

「このひと!!この病院にいた人だ!!」

看護婦が「この病院で最近整形手術した女性はいませんよ?」といって病室を去っていった

そ・・・そんな・・・

「顔が・・・欲しいの・・・」

Aさんが振り向くとそこには顔に包帯を巻いた女性が後ろに立っていたました

「わたしの顔・・・新しい顔をちょうだい・・・・いらない顔なら・・・わたしにちょうだいよ」

「きゃぁぁぁぁっ!!」

・・・・・・夢?いらなくないわよ・・・あたしは違うもの

Aさんは気分を直すため、自販機にジュースを買いに行きました

考え過ぎだわ・・・きっと赤の他人だよ

ふっと横に人の気配を感じ左を向くと・・・そこにさっき夢で見た包帯を巻いた女性が立っていた

「あなたに見せてあげようと思って・・・」

女性は包帯をスルスルと取った

顔が・・・・ない・・・

「気がついたらこうだったの・・・」

Aさんはその場で倒れ、次の日手術を止めることにしました

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