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ハンドベルの起源
ハンドベルは今から400年ほど前にイギリスで生まれました。当時のイギリスの教会には高い尖塔があってそこには幾つものベルがついていました。それはタワーベルと呼ばれ、塔の下から長い綱の先についているベルを振り鳴らすことによって村人達に時間を教えたり、人が亡くなったりしたことを知らせる働きをしていました。知らせる内容によってベルの鳴らし方が違うので、覚えるのは大変なのですが、用もないのにベルを鳴らすことはできませんから、練習が出来ません。そこで何とか手軽に練習が出来ないものかと考えられた末に、直に手で持って鳴らすことの出来るハンドベルの形になりました。その後、音階も増え、形も改良されながら、単にタワーベルの練習用としてだけでなく、教会の中で讃美歌などを演奏する楽器として使われるようになりました。
このように、教会と結び付きの深い楽器ですが、現在では教会の外にも出て、諸国で一般的な楽器となりつつあります。特にアメリカでの普及はめざましく、団体数の多さだけでなく、演奏技術の面でもリーダー的な存在になっています。日本では1970年、名古屋の金城学院でハンドベルクワイアが結成されたのが始まりで、その後ミッション系の学校を中心に演奏されるようになりました。
演奏される曲も宗教曲ばかりでなく、いろんな奏法を駆使して、クラッシックから映画音楽などのポピュラーミュージックもハンドベル用にアレンジされていますし、ハンドベル独自のオリジナル曲も作曲されています。