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ハンドベルの構造
ハンドベルの構造は、大きいものも、小さいものも基本的に同じで、20個程の部品からなっています。ここではハンドル部分、ベル本体、ベル内部のクラッパー部分と、大まかに3つに分けて説明します。
まず、リンガーが手で握っている部分がハンドルです。ここにはベルの音名と、ベルの裏表を示すマーク(製造会社のマーク)が書かれています。またその上部にはハンドガードと呼ばれる竹刀のつばのような円盤があり、手がベル本体に触れない様になっています。
そして音を出す上向きの金色の鐘がベル本体(キャスティング)です。この部分はおよそ銅8、錫2の割合の合金で鋳造されています。音程によって大きさ、重さが違い、5オクターブセットでは高音部の一番小さいもので約220g、低音の大きいものは約4kg程です。
このベルの内部にクラッパーがあります。これはベルの中心を通るシャフトの先端にゴム製の円盤を取り付けた振り子のようなものです。シャフトの根元にはクラッパーの動きを調節するスプリングがついています。
ハンドベルのメーカーとしてはアメリカのシューメリック社と、マルマーク社が有名で、両者は細かい部分で構造も違いますし、それぞれ特徴のある音色を持っています。現在世界各地で使われているベルのほとんどはそのどちらかのものです。Merritt Bell Ringersは現在シューメリック社製の5オクターブセットを使用しています。