2000 全日本観戦日記 in 長野 BYはーこ

+++++今さらながら全然レポートにはなってませ〜ん+++++

 



12.15(金)

 金曜日の昼ゴハンが終わって、携帯にメールの着信があったときから、私の怒濤の全日本観戦気分ははじまった。ビッグハットから滑走順を知らせていただけたのだ。すぐさま自分のとこのBBSに流す。i-modeってほんとに便利だなー。 ……武史君が一番滑走とは!

 早めに会社を出て、東京駅で多少買い物をして、八重洲地下でゴハンを食べ(ドリアがなぜかめちゃめちゃに甘かった……残した)新幹線に乗って夜10時過ぎに長野に到着。今日の公式練習を見ていた方から聞いた、岳斗君に関する、

「恐いぐらい調子がいい、ジャンプすごく飛んでる」

「そうでもない。曲がかかると全然飛んでない」

 と言う異なるご意見を聞き、あーもーとりあえず自分で見ないとねー・と思いつつ早めに寝る。
 長野も寒い。



12.16(土)

 5時に起きて6時からの公式練習を見に。今年は練習が一般公開されていなかったのだけれど、縁があって入れていただくことができ、深く感謝しつつ IDカードを首からさげて朝のリンクへ。公式練習ぐらい、早く開場して見せてくれればいいのにと思うのだけど、警備上の問題、人件費の問題などがあるらし いとのこと。それはそれで確かに大変にゃのね。
 アップをしていた練習3グループ目の竹内選手は私らをみつけて「はーさん早すぎ!」と言いにやってきた。去年のほうが早かったってばさ。
 彼は「フリーはアクセル2回とクワド入れるよ。でもクワドはサーシャ・アプトっぽいんだよな。両足くさい」などとあいかわらず朝から意気軒昂なのでした。

 練習2グループ目、青い黒猫組Tシャツ(非売品)の岳斗君は、すごく調子がいい・ように見える。今季見たうちではだんぜん一番いい。動きが大きいし、キレもある気がする。
 さあ、今日の試合はどうだ! 
 大事な試合だから、見ているほうもむやみに緊張してしまう。全日本が始まるのだ。

 練習を見終わって一度ホテルに帰る途中、駅の近くで章枝ちゃんに遭遇した。
 彼女と顔見知りの友人が一緒にいたので、
「武史君は抽選のとき、一番を引く!って自分で言って、一番コールの中いちばんを引いたんですよ! 
 岳斗君には今日は会ってないな〜」
 なんて、にこにこしながら話してくれた。
 これから試合だけど、余裕のあるかんじ。章枝ちゃん、調子がいいのかな? と嬉しい。 

 さて、男子のショートプログラム

 1番滑走の武史君。最初のコンボの4トウをおてつき、セカンドジャンプは1トウをつけただけ。3アクセルと3ルッツはキレイ。彼もなかなかショー トがノーミスでできないな。点数は第一点がほぼ5.3で5.4が1人、第二点がほぼ5.7で5.8が2人。揃った点数がつくところが第一滑走者らしい。い きなり最初の滑走者が優勝最有力候補、というのは、ジャッジの方は点数がつけやすいものなんだろうか? 逆なんだろうか??
 実は私、武史君の今季のプログラムは両方ともあまり好きではない。曲も振付も女性っぽい気がしてしまい、私のいちばん好きな武史君の演技のタイプとは ちょっとずれがある。彼の全体的な力が上がってきていることや、点数を出しやすい構成につくりあげてあることは頭ではわかるのだが……まあこれは好みの問 題。もっと若々しく、しゃきしゃきしているほうが好きなのよ。

 8番滑走の岳斗君。
 最初のクワド……あああお手つき。セカンドジャンプは1回転つけただけ。うああ。
 次のアクセル……派手に転倒! うぎゃー! 
 しかしこれつまり、ダブルアクセルじゃなくてトリプルアクセルに挑んでいるわけ。その攻撃的姿勢はすごいなあ。(でも軸がすごくななめになっていて、降りられるようなものではなかった)
 ステップからのルッツはきれいに決まった。しかし2ミスでは点のつけようがない。それでもさすがにセカンドマークはすごく高かったんだが……
 残りの有力選手の数を数えながら、はらはらとこの後を見なければならなくなってしまった。

 

 結局、武史君と岳斗君の間には、3A+2Tが入ってノーミスの岡崎君、3A着地失敗+2Tの竹内君、3A+3Tが入った総司君、と3人が入り、岳斗君は5位。 5位……

 岳斗君はシニアの全日本に出るようになってから、これまで毎回表彰台に上がっている。
     (来年の海外の派遣は何番まで?)
 こないだのNHK杯でもフリーで挽回している。
     (四大陸、世界選手権、来年の強化指定は?)
 調子はとてもよいように見える。
     (あしたもしクワドが入らなかったら?)

 大丈夫だ、大丈夫。

 と思いつつ、抜かなければならない顔ぶれのことと、抜けなかったときにはどうなるかという展開とがちらちらと頭をよぎり、自信と確信と不安と恐れ がないまぜになり続けていた。でも見てる私らが動揺してもどうにもならないことはわかっているのだけどね〜。もうこの晩何を食べたのかもよく覚えていな い……あ、わかった、MさんとFさんをまじえて駅の近くのちっちゃい炉端焼き屋さんに行ったんだった。
 テンションは妙に高かった記憶が。よく笑ってよくしゃべった記憶も少し。

 そうして宿に帰った私は、4回転トウループ-3回転トウループのコンビネーションのイメージトレーニングをしながら眠りについたのでした。(←半分ウソ。気がついたらベッドの「上」で携帯を握りしめたまま意識を失っていた。同部屋の友人は見て見ぬ振りをしたらしい) 

 

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