-03-04シーズン カレッジフットボール・ボウルゲーム-
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| =BCS(四大ボウルゲーム)= (1月) 1日- ローズボウル / オレンジボウル 2日- フィエスタボウル 4日- シュガーボウル(BCS全米王座決定戦) |
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| =その他のボウルゲーム= (12月) 16日- ニューオーリンズ 18日- GMAC 21日- 甲子園 22日- タンジェリン 23日- フォートワース 24日- ラスヴェガス 25日- ハワイ 26日- モーターシティ / インサイト 27日- コンティネンタル・タイヤ 29日- アラモ 30日- ヒューストン / シリコンヴァレー・クラシック / ホリデイ 31日- ミュージックシティ / サン / リバティ / インディペンデンス / サンフランシスコ (1月) 1日- アウトバック / ゲイター / キャピタルワン 2日- コットン / ピーチ 3日- ヒューマニタリアン |
= BCS-ボウル・チャンピオンシップ・シリーズ(四大ボウル)=
(*パス守備のスタッツのみ、ヤード合計ではなくPass
Efficiency Def.の順位を採用している。)
(*試合結果のコメントは、主にラジオ放送、試合速報記事、スタッツの印象のみに基づいているので、
予めご了承下さい。)
| 1/1 | ローズボウル(第90回) @ Rose Bowl, L.A. |
| 南カリフォルニア | BCS 3位 | 28 − 14 | ミシガン | BCS 4位 |
| パック-10代表 | (12勝1敗) | ビッグテン代表 | (10勝3敗) | |
| [USC] - 総合評価 ★★★★(攻撃:★★★★ 守備:★★★★
スペシャルチーム:★★★☆ ) *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米16位(P-10/2位)、ラン全米47位(P-10/2位)、パス全米15位(P-10/2位) -守備:トータル全米33位(P-10/4位)、ラン全米2位(P-10/1位)、パス全米24位(P-10/3位) *有力選手* OFF-Jacob Rogers(OT), Norm Katnick(C), Matt Leinart(QB), Mike Williams(WR) DEF-Kenechi Udeze(DE), Shaun Cody(DT), Matt Grootegoed(LB), Lofa Tatupu(LB), Will Poole(CB) SPC-Tom Malone(P) |
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| [ミシガン] -
総合評価 ★★★★(攻撃:★★★★☆ 守備:★★★★★
スペシャルチーム:★★ ) *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米12位(BTen/2位)、ラン全米30位(BTen/4位)、パス全米4位(BTen/2位) -守備:トータル全米7位(BTen/1位)、ラン全米25位(BTen/5位)、パス全米4位(BTen/1位) *有力選手* OFF- Tony Pape(T), David Baas(G), John Navarre(QB), Braylon Edwards(WR), Chris Perry(RB) DEF- Jeremy LeSueur(CB) SPC- Steve Breaston(WR/PR) |
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USCが攻守ともにその持ち味を存分に発揮してミシガン大との黄金カードを制し、1972年以来31年ぶり4度目のAP投票全米1位(コーチ投票も含めれば、1978年以来23年ぶり6度目の全米1位)を手中にした。 この試合のポイントはミシガン大最初のドライブに凝縮されていた。試合開始最初の攻撃で、ミシガン大はラン・パスを織り交ぜながら快調に敵陣21ヤードまで進出。しかし、QBジョン・ナヴァール(ナヴァー)/4年生がこの日早くも2度目のサックを浴びて30ヤードまで後退、さらにその後のFGがブロックされ、ミシガン大のキッカーがボールを抑えたのは、なんと自陣の46ヤードだった。USCはそこからわずか4プレーでQBマット・ライナート(2年生)がWRケアリー・コルバート(4年生)に25ヤードTDパスを通してあっさりと先制、早くもこの試合の主導権をつかんだ。 1つめのポイントは、FGのブロック。通常の試合にくらべ心理戦の要素がより濃厚になる大試合では、特に最初にビッグプレイを産み出したチームがその後も試合を有利に進め、最初に大きなミスを犯してしまったチームが不利になる傾向が強くなる。特にミシガン大の今季喫した2敗は、いずれも唯一の弱点であるキッキング絡みのミスが大きく響いたものだったから、ミシガン大のベンチには不吉な予感が脳裡をよぎったに違いない。そして、2つめにして最大のポイントはUSC守備陣のQBサック。USCの守備はなかなか面白いシーズン・スタッツを残している。USCのパス守備は実に1試合平均276.67ヤードを許し、全米110位、パック-10でも8位というひどい数字ながら、パス・イフィシエンシー守備ではなんと全米24位なのだ。つまり、自陣レッドゾーン以外ではある程度のリスクを冒しても常に激しいプレッシャーをQBにかけ、QBサックによる大きなヤードロスやターンオーバーなどを狙うのである。 2Qに入り、ミシガン大は自陣5ヤードからの攻撃をせっかく17ヤードまで挽回しながら、ナヴァールがこの日4度目の被サックを浴び、さらに反則で元の地点まで後退。心理的に追いつめられてナヴァールが放ったパスをUSCのLBローファ・タトゥープ(2年生)がインターセプトして、ミシガン大の3ヤード付近まで一挙にリターン。これを起点にUSCがこの日2個目のTDを決め、前半をUSCが14対0で折り返した。得意のランをバランスよく織り交ぜながら、時間を使ってじっくりと攻めたいミシガン大にとって、前半2TDのビハインドは最悪と言わずとも、できれば避けたいシナリオだっただろう。 後半立ち上がりの攻撃でUSCが再びライナートからコルバートへの47ヤードTDパスで一気に21対0とリードを広げ、ミシガン大はますます窮地に追い込まれた。ミシガン大も最後まで反撃を試みたものの、USCの激しいパスラッシュは全く衰えを見せず、最後にナヴァールがこの試合9個目のサックを浴びて万事休した。 USCの守備陣は強力なミシガン大OL陣を相手に、QBナヴァールに合計9個ものサックを浴びせたこと、特にレッドゾーン直前の自陣20〜35ヤードで実に4つのサックを決めた水際の鮮やかさが、やはりこの試合最大の勝因だろう。CBウィル・プール(4年生)による再三のCBブリッツなども効果的だったようだが、やはりDEケニチ・ウデーゼ(3年生)らを中心にしたDL陣のスピードとスタミナが、ミシガン大の強力なOL陣を圧倒したことが大きかったようだ。USCのフロント・フォーに付けられた『ワイルド・バンチ II 』という称号は、まやかしではなかった。攻撃陣では、QBマット・ライナート(2年生)がパス34回で23回成功の327Yds/3TDsと抜群の成績。また、WRケアリー・コルバート(4年生)が6キャッチの149Yds/2TDsと大活躍をみせた。怪物WRマイク・ウィリアムズ(2年生)は前半囮役に徹して、コルバートのTDレセプションに大きく貢献、合計8キャッチ88ヤードながら、3Qにはトリックプレーでキャリア初のTDパスを決めたのは、さすが千両役者か? ミシガン大は、QBジョン・ナヴァール(4年生)がパス46回で27回成功の271Yds/1TDs、WRブレイロン・エドワーズ(3年生)が10キャッチで107ヤード、RBクリス・ペリー(4年生)が23キャリーで85Yds/1TDs。主力がまずまずの数字を残したものの、9サックで失った68ヤードが非常に高価についた。前半で2TDのリードを奪われ、ミシガン得意のボールコントロールとバランスを軸とした攻撃ペースに持ち込めなかったのも痛かった。ミシガン大伝統のWRとDB陣は今年もビッグテンではトップクラスだったものの、USCのずば抜けたWR陣、DB陣にはどちらも一歩ずつ及ばなかったのかもしれない。 ともかくUSCの完勝だった。ラジオを通じて実質的な全米王座決定戦にふさわしい、そして黄金カードにふさわしい好試合を堪能できた。そして、"Fight On"と、"The Victors"のメロディーが交錯する臨場感に、カレッジフットボールならでの雰囲気と、かつての黄金カードのなつかしさが甦り、なんだかとても心地よかったことをつけ加えておきたい。(通算成績:USC5勝4敗) |
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| 1/1 | オレンジボウル(第70回) @ Pro Player Stadium, Miami |
| マイアミ(フロリダ) | BCS 9位 | 16 − 14 | フロリダ州立 | BCS 7位 |
| ビッグイースト代表 | (11勝2敗) | ACC代表 | (10勝3敗) | |
| [マイアミ] -
総合評価 ★★★☆(攻撃:★★★ 守備:★★★★★
スペシャルチーム:★★★☆ ) *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米43位(BE/3位)、ラン全米38位(BE/5位)、パス全米56位(BE/5位) -守備:トータル全米3位(BE/1位)、ラン全米23位(BE/1位)、パス全米5位(BE/1位) *有力選手* OFF-Vernon Carey(G), Jarrett Payton(RB), Kellen Winslow II(TE) DEF-Vince Wilfork(DT), Jonathan Vilma(LB), D.J.Williams(LB), Sean Taylor(S), Antrel Rolle(CB) SPC-Devin Hester(KR/WR) |
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| [フロリダ州立] -
総合評価 ★★★☆(攻撃:★★★ 守備:★★★★☆
スペシャルチーム:★★★★ ) *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米31位(ACC/3位)、ラン全米76位(ACC/7位)、パス全米17位(ACC/3位) -守備:トータル全米24位(ACC/2位)、ラン全米20位(ACC/1位)、パス全米25位(ACC/2位) *有力選手* OFF-Alex Barron(OT), Chris Rix(QB), P.K.Sam(WR), Craphonso Thorpe(WR) DEF-Darnell Dockett(DT), Michael Boulware(LB), Kendyll Pope(LB) |
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両軍の強力守備陣が主導権を握る展開となり、ラン攻撃に優れるマイアミ大が接戦を制して、対フロリダ州立大戦の連勝を5に伸ばした。 マイアミ大はRBジャレット・ペイトン(4年生)が22キャリーで131ヤードを獲得。ペイトン本人にTDはなかったものの、前半に稼いだ37ヤードと47ヤードのビッグゲインがいずれもマイアミの数少ない得点の足がかりを作った。また、TEケレン・ウィンズロウ(3年生)はスタッツ上では5キャッチで48ヤードと派手ではないが、勝負所で貴重なキャッチを決めていた。ただし、肝心のQBブロック・ベルリーン(3年生)はパス29回で14回成功の157ヤードにとどまり、2つの被インターセプションと1つのファンブルを献上するなど、相変わらずの低調ぶりだった。また、パンターのブライアン・マンロー(1年生)が相変わらずお粗末なパントを連発、地元マイアミ大ファンから激しいブーイングを浴びた。爆発的な攻撃力を持っていたときならともかく、今季のようなオフェンス低調のマイアミ大では、貧弱なパントは非常に目立ってしまう。 一方、フロリダ州立大(FSU)もQBクリス・リックス(3年生)がパス19回で成功がわずか6回の96ヤードとこれまた低調。いくらマイアミ大の守備が全米トップクラスとはいえ、これはFSUにとって非常にさみしい数字だ。また、膠着状態に陥った後半、強力なマイアミ大守備フロント相手にそれまでランが出ていないのにもかかわらず、ジェフ・バウデン攻撃コーディネイターはかたくななまでにランプレーに執着していたように感じた。結局フロリダ州立大のラン攻撃は、32キャリー110ヤード、平均わずか3.4ヤードに終わっている。FSUは好リターンや、マイアミ大の相次ぐターンオーバー、ミスパントにより、ほとんど常に好位置から攻撃を開始することができた。13回のドライブで自陣20ヤード以内からの攻撃開始はわずか2回、平均で自陣36ヤードからの攻撃が始められたのである。これでわずか2TDでは、FSUの拙攻とみられても仕方なかろう。また、PKゼイヴィアー・ベイティア(3年生)が4Qに39ヤードの逆転FGを失敗したのも痛かった。ベイティアが対マイアミ大戦で決勝FGを外したのはこれで2回目となり、マイアミ大戦でのFSUの呪われたFG伝説を継承する形となっているのが皮肉だ。 接戦には違いなかったが、この試合の16対14という合計スコアは、フィールドが嵐の影響により田んぼ状態となって最悪だった10月2週の定期戦(22対14)よりもさらに少なかった。強力守備だけでなく、華麗なパスオフェンスを持ち味とする両チームの課題が、浮き彫りとなった試合といえよう。 (通算成績:マイアミ大28勝20敗) |
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| 1/2 | フィエスタボウル(第33回) @ Sun Devil Stadium, Tempe(AZ) |
| カンザス州立 | BCS 10位 | 28 − 35 | オハイオ州立 | BCS 5位 |
| ビッグ12代表 | (11勝4敗) | ビッグテン | (11勝2敗) | |
| [カンザス州立] -
総合評価 ★★★★(攻撃:★★★★ 守備:★★★★★
スペシャルチーム:★★★★☆) *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米18位(B12/4位)、ラン全米6位(B12/2位)、パス全米74位(B12/7位) -守備:トータル全米5位(B12/2位)、ラン全米15位(B12/1位)、パス全米9位(B12/3位) *有力選手* OFF-Jeromey Clary(OT), Nick Leckey(C), Ell Roberson(QB), Travis Wilson(FB), Darren Sproles(RB) DEF-Josh Buhl(LB), James McGill(S), Rashad Washington(S) |
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| [オハイオ州立] -
総合評価 ★★★(攻撃:★ 守備:★★★★
スペシャルチーム:★★☆ ) *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米94位(BTen/8位)、ラン全米87位(BTen/8位)、パス全米70位(BTen/7位) -守備:トータル全米9位(BTen/2位)、ラン全米1位(BTen/1位)、パス全米31位(BTen/6位) *有力選手* OFF-Alex Stepanovich(G/C), Craig Krenzel(QB), Michael Jenkins(WR) DEF-Will Smith(DE),Darrion Scott(DT), A.J.Hawk(LB), Chris Gamble(CB/WR), Will Allen(S) SPC-Mike Nugent(PK), B.J.Sander(P) |
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史上最強ともいわれた全米1位のオクラホマ大に圧勝し、全米で最もホットなチームのひとつに躍り出たカンザス州立大(OSU)。そのカンザス州立大(KSU)の誇る2枚看板のラン攻撃を全米1位のオハイオ州立大ラン守備が完璧に抑え、守備とスペシャルチームを中心とした得意のゲーム運びで、見事オハイオ州立大がフィエスタボウル2連勝を飾った。 OSUは1Qに敵陣10ヤード上でKSUのパントをブロックし、ジョン・ホリンズ(3年生)が先制のリターンTD。続いて好キックと守備陣の奮闘でつかんだ敵陣43ヤードという絶好のポジションからの攻撃で、QBクレイグ・クレンゼル(クレンツェル)/4年生がWRサントニオ・ホームズ(1年生)へTDパスをヒットして14対0とリード。さらに2Qに入り、KSUのQBエル・ロバースン(4年生)が自陣5ヤードから放ったパスをCBクリス・ギャンブル(3年生)がKSU17ヤード上でインターセプト、これを起点にOSUが1TDを追加して21対0とリードを広げた。OSUの強力守備フロントを相手に、全米リーディングRBダレン・スプロウルズ(3年生)のランが全くゲインを奪えない苦しい状況の中、えむを得ずロバースンのパス攻撃に切り替えたKSUは、後半激しくOSUを追撃したものの、序盤の3TD差はあまりにも重過ぎた。 オハイオ州立大は、KSUの誇るRBダレン・スプロウルズ&QBエル・ロバースンのランを完璧に抑えたラン守備の健闘が最大の勝因。OSUの守備陣は全米6位のKSUラン攻撃を32キャリーでわずか84ヤード(平均2.6ヤード)に封じ込めた。また、PKマイク・ニュージェント(3年生)とPのB.J.サンダー(4年生)が陣取りに大きく貢献、KSUはたびたび自陣奥深くからの攻撃開始を強いられた(平均自陣24.7ヤードからの攻撃開始)。一方、OSUの立ち上がり3本のTDは、パントブロックのリターンTDも含め全て敵陣から産み出されたもの。この守備とスペシャルチームがお膳立てをした3本のTDにこそ、オハイオ州立大の旨味エキスが凝縮されている。 OSUの攻撃陣ではQBクレイグ・クレンゼルが2つのインターセプションを献上、パス24回で11回成功の189Ydsにとどまったものの、4TDパスを投じてさすがの勝負強さを発揮した。WRマイクル・ジェンキンズ(4年生)とWRサントニオ・ホームズがともに2TDリセプション。レギュラーシーズン中、ラン攻撃の極端な不振に苦しんだOSUは、2TEフォーメーションとエンプティ・フォーメーションという両極の隊形を効果的に使い分け、OSUの理想に近いバランスアタックを展開できた模様。さすが、智将ジム・トレッスルというべきだろう。つけ加えれば、最後に猛反撃を食らってファンに恐らくは冷や汗をかかせたのも、ある意味OSUらしいところだ。 カンザス州立大は、やはりエースRBダレン・スプロウルズが13キャリーでわずか38ヤードに抑え込まれ、その持ち味を封じられたのが最大の誤算だろう。QBエル・ロバースンもランでは16キャリー32ヤードにとどまり、51回もパスを投じなければいけなかったのは、明らかにKSUのあるべき姿ではなかった。また、試合直前ロバースンにチームの滞在するホテルでのレイプ疑惑が持ち上がったことが、KSUのチーム全体の士気やコンディションに少なからず影響したものと見られる。試合前のセックス管理も重要なポイントのひとつだけに、残念な出来事だった。(通算成績:オハイオ州立大1勝0敗) |
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| 1/4 | シュガーボウル(第70回)
-BCS全米王座決定戦(第6回)- @ Louisiana Superdome, New Orleans |
| オクラホマ | BCS 1位 | 14 − 21 | ルイジアナ州立 | BCS 2位 |
| ビッグ12 | (12勝2敗) | SEC代表 | (13勝1敗) | |
| [オクラホマ] -
総合評価 ★★★★☆(攻撃:★★★★☆ 守備:★★★★★
スペシャルチーム:★★★★ ) *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米11位(B12/2位)、ラン全米61位(B12/8位)、パス全米9位(B12/2位) -守備:トータル全米1位(B12/1位)、ラン全米19位(B12/2位)、パス全米2位(B12/2位) *有力選手* OFF-Jammal Brown(OT), Vince Carter(C), Jason White(QB), Mark Clayton(WR) DEF-Dan Cody(DE), Tommy Harris(DT), Teddy Lehman(LB), Derrick Strait(CB), Brandon Everage(S) SPC-Trey DiCarlo(PK), Antonio Perkins(CB/KR) |
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| [LSU] - 総合評価: ★★★★(攻撃:★★★★ 守備:★★★★★
スペシャルチーム:★★★☆ ) *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米26位(SEC/3位)、ラン全米28位(SEC/2位)、パス全米41位(SEC/4位) -守備:トータル全米2位(SEC/1位)、ラン全米3位(SEC/1位)、パス全米3位(SEC/1位) *有力選手* OFF-Nate Livings(OT), Stephen Peterman(G), Ben Wilkerson(C), Matt Mauck(QB), Michael Clayton(WR) DEF-Marquise Hill(DE), Chad Lavalais(DT), Corey Webster(CB) SPC-Skyler Green(WR/KR/PR) |
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トータル守備全米1位・2位の強力守備陣が激突のBCS全米王座決定戦(BCS National Championship Game)は、地元ファンの熱狂的な声援を受けたLSU守備陣がオクラホマ大の攻撃陣を終始圧倒。ロースコアの守備戦を制したLSUが2年ぶり5回目のシュガーボウル王者に輝いた。また、USAトゥデイ紙とAFCA(アメリカンフットボールコーチ協会)の取り決めにより、BCS全米王座決定戦に勝ったLSUが自動的にUSAトゥデイ/ESPN投票(コーチ投票)1位に選出され、コーチ投票では1958年以来45年ぶり2度目の全米王者に輝いた。 LSUは試合開始早々オクラホマ大(OU)QBジェイスン・ホワイト(4年生)が放ったパスをCBコーリー・ウェブスター(4年生)がインターセプトして、OU32ヤード付近まで一気にリターン。これを起点に優れたリターナーでもあるWRスカイラー・グリーン(2年生)の鮮やかな24ヤードTDランでまずLSUが先制。その後は互いの強力守備陣がフィールド上を支配する中、2Qに入ってOUがLSUのパントをブロック。敵陣2ヤード付近でリカバーし、そこからTDを返して同点に追いついた。しかし、直後のドライブでLSUは、RBジャスティン・ヴィンセント(1年生)の18ヤードTDランで再びリード。 後半に入るとOUは最初の攻撃でQBホワイトが自陣17ヤードから再び手痛いインターセプションを献上、DEマーカス・スピアーズ(3年生)がボールを一挙にエンドゾーンまで運び、リードを21対7と広げた。その後LSUは敵陣10ヤードまで迫りながら、2度の反則罰退によりFGでの追加点のチャンスを自ら逃す手痛いミス。これが響いてLSUはOUの追撃を招いたものの、強力守備陣が最後まで暴れまくってリードを見事に守り切った。 この試合で興味深いスタッツのひとつがターンオーバーマージン。実はオクラホマ大がプラス1(ゲインド3、ロスト2)だったのだ。実質的なターンオーバーとも言えるパントブロックを入れると、OUがプラス2だったことになる。シーズン中のOUの戦いぶりを見た方ならわかって頂けると思うのだが、OUのような相手にターンオーバーを2つも多く献上してしまったら、どんなチームでも絶対勝ち目はない、はずなのだ。にもかかわらずLSUが勝ったということは、いかにLSUがOUを圧倒していたかということを如実に物語っている。実際トータルオフェンス全米11位(平均461.38ヤード)を誇るOUがこの試合で獲得したトータルヤードは、LSUの半分以下のわずか154ヤードだったのである。 LSUは何と言っても守備陣が素晴らしかったようだ。いつもと違いゾーンでしっかり守りながらも、オールアメリカンDTチャド・ラヴァレイ(4年生)、DEマーカス・スピアーズ(3年生)、DEマーキーズ・ヒル(3年生)らのパワフルなフロント・フォーが、OUのQBホワイトに強烈な圧力をかけ続けることに成功した模様だ。攻撃陣ではシーズン後半に大ブレイクの新入生RBジャスティン・ヴィンセントが16キャリーの117Yds/1TDsと、LSUオフェンスの核となる活躍ぶり。もちろんそこにはLSUの誇る強力OL陣の献身的なブロッキングがあったことだろう。 オクラホマ大はスター揃いの守備陣がほぼ期待通りの活躍を見せ、LSUのQBマット・マークに5サックを浴びせ、2インターセプションと1つのファンブルリカバリーを奪取。しかし、攻撃陣ではQBジェイスン・ホワイトがパス37回で13回成功の102Yds/2INTsと完璧に抑え込まれた。同時にOU唯一の弱点であるマイルドなラン攻撃が、今回のようなロースコアの接戦では致命傷となってしまった。この試合でOUのランは33キャリーでわずか52ヤード(平均1.6ヤード!)にとどまっている。 LSUはやはり準地元開催という地の利が大きかったかもしれない。LSUファンのノイズの凄さは屋外でも有名なのだから、ドームではさぞすさまじかったのではないだろうか?LSUは攻守ラインが最大の売り物のチームで、もうひとつ華やかさに欠けることは否定できない。しかし、主にビッグテンなど中西部でキャリアを積んだニック・セイバン・ヘッドコーチは、SECにおいても強固な守備を中心に見事名門の復活に成功し、その実力を証明した。また、セイバン・ヘッドは新入生RBジャスティン・ヴィンセントの活躍に象徴されるように、リクルーティングでも非常に評価の高いコーチのひとりである。 オクラホマ大は第15週までは史上最強ともてはやされ、AP&コーチの両ランキングで満票支持の全米1位だっただけに、カンザス州立大(KSU)に続いての連敗はやはり予想外といえよう。KSU戦の敗北は、失うもののないKSUの大胆な攻撃や、KSU側に微笑んだ勝負の運、と見ることも可能だった。しかし、この試合に関しては1TD差にもかかわらず内容はOUの完敗に思える。私達フットボールファンにも驚きだが、OUのショックは恐らくKSU戦以上に深く大きいのではないだろうか?(通算成績:1勝1敗) |
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= その他のボウルゲーム
=
(*パス守備のスタッツのみ、ヤード合計ではなくPass
Efficiency Def.の順位を採用している。)
(*試合結果のコメントは、主にラジオ放送、試合速報記事、スタッツの印象のみに基づいているので、
予めご了承下さい。)
| ボウルゲーム (開催地) |
チーム(AP順位) /所属(勝敗) |
スコア | チーム(AP順位) /所属(勝敗) |
| 12/16 | |||
| ニューオーリンズ(第3回) @Louisiana Superdome |
北テキサス /サンベルト(9勝4敗) |
17 - 27 | メンフィス /C-USA(9勝4敗) |
| [北テキサス] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米93位(SBC/6位)、ラン全米35位(SBC/2位)、パス全米110位(SBC/8位) -守備:トータル全米22位(SBC/1位)、ラン全米17位(SBC/1位)、パス全米68位(SBC/3位) *有力選手* Patrick Cobbs(RB) [メンフィス] |
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(通算成績:メンフィス大16勝4敗) |
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| 12/18 | |||
| GMAC(第5回) @Ladd Peebles Stadium /Mobile,AL |
マイアミ,OH(14) /MAC(13勝1敗) |
49 - 28 | ルイヴィル /C-USA(9勝4敗) |
| [マイアミ(オハイオ)] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米4位(MAC/2位)、ラン全米58位(MAC/10位)、パス全米4位(MAC/1位) -守備:トータル全米26位(MAC/1位)、ラン全米14位(MAC/1位)、パス全米27位(MAC/1位) *有力選手* Martin Nance(WR), Ryne Robinson(PR/WR), Ben Roethlisberger(QB) [ルイヴィル] |
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マイアミ大(オハイオ)のQBベン・ロスリスバーガー(3年生)が4つのTDパスを決め、大学シーズンの有終の美を飾った。また、マイアミ大は1986年以来17年ぶりのボウルゲームに勝利し、今季大旋風を巻き起こしたMAC(ミッド・アメリカン競技連盟)の最後を鮮やかなハッピーエンディングで締めくくった。なお、ロスリスバーガーは予想通りNFLへのアーリーエントリーを表明。マイアミ大は来年ミシガン大戦が控えているだけに少々残念ではあるが、名コーチの輩出では定評のマイアミ大が、今度はNFLに名QBを送り出すときが来たのかもしれない。(通算成績:マイアミ大1勝0敗) |
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| 12/21 | |||
| 甲子園(第58回) @阪神甲子園球場/西宮 |
立命館 /関西学生(8戦全勝) |
61 - 6 | 法政 /関東大学(7勝2敗) |
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| 12/22 | |||
| タンジェリン(第14回) @Florida Citrus Bowl /Orlando |
NCステイト /ACC(8勝5敗) |
56 - 26 | カンザス /ビッグ12(6勝7敗) |
| [NCステイト] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米21位(ACC/1位)、ラン全米112位(ACC/9位)、パス全米3位(ACC/1位) -守備:トータル全米90位(ACC/7位)、ラン全米33位(ACC/4位)、パス全米89位(ACC/8位) *有力選手* Jerricho Cotchery(WR)、Tramain Hall(FB), Oliver Hoyte(LB), T.A.McLendon(RB), Philip Rivers(QB) [カンザス] |
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NCステイトのQBフィリップ・リヴァーズ(4年生)がパス45回で37回成功の475Yds/5TDs、WRジェリコ・コッチェリー(4年生)が13チャッチで171Ydsを獲得。(通算成績:NCステイト2勝0敗) |
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| 12/23 | |||
| フォートワース(第1回) @Amon G. Cater Stadium |
ボイジー州立(18) /WAC(13勝1敗) |
34 - 31 | テキサスキリスト教(19) /C-USA(11勝2敗) |
| [ボイジー州立] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米5位(WAC/1位)、ラン全米62位(WAC/6位)、パス全米5位(WAC/2位) -守備:トータル全米32位(WAC/1位)、ラン全米5位(WAC/1位)、パス全米7位(WAC/1位) *有力選手* Chris Carr(S/KR), Ryan Dinwiddie(QB), Tim Gilligan(WR) [TCU] |
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非BCSカンファランスの頂上決戦は激しいシーソーゲームとなったが、WACの誇るQBライアン・ディンウィディー(4年生)擁するボイジー州立の攻撃力が、パスを中心に要所でロングゲインを奪い、TCUに競り勝った。ひょっとすると、今季ボウルシーズンのベストゲームのひとつになるとみられるほど好試合だった模様。 それにしても、今季のマイアミ(オハイオ)やボイジー州立などは本当に素晴らしいチームだった。これらのチームはBCSカンファランスのトップレベルとくらべれば、特に守備力やスペシャルチームではまだまだ差があるだろう。しかし、BCSカンファランスの二番手グループとなら、十分にマッチアップできることはすでに証明されている。まだ戦力が全開ではないシーズン序盤の交流戦ではなく、チーム力がより完成されたボウルシーズンで、ぜひその対戦を実現させるべきだ。 これらのシンデレラチームが檜舞台から事実上締め出され、毎年訳の分からないボウルゲームでひっそりとシーズンを終えざるを得ないのは、カレッジフットボールの負の一面のひとつ。いずれBCSという名の排他的な会員制クラブは5番目のBCSボウルを追加して、中堅カンファランスへの門戸を大幅に開放せざるを得ないだろう。そして、結局それはBCS校も含めたカレッジフットボール界全体に、今まで以上のエネルギーに満ちた繁栄と未来をもたらす可能性が高い。(通算成績:ボイジー州立1勝0敗) |
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| ボウルゲーム (開催地) |
チーム(AP順位) /所属(勝敗) |
スコア | チーム(AP順位) /所属(勝敗) |
| 12/24 | |||
| ラスヴェガス(第12回) @Sam Boyd Stadium |
ニューメキシコ /MWC(8勝5敗) |
14 - 55 | オレゴン州立 /パック-10(8勝5敗) |
| [ニューメキシコ] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米29位(MWC/2位)、ラン全米11位(MWC/2位)、パス全米81位(MWC/6位) -守備:トータル全米18位(MWC/3位)、ラン全米4位(MWC/1位)、パス全米46位(MWC/5位) *有力選手* Katie Hnida(PK), DonTrell Moore(RB), Claude Terrell(G) [オレゴン州立] |
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オレゴン州立のRBスティーヴン・ジャクスン(3年生)がラッシングでは28キャリーで148Yds/4TDs、レシービングでは5キャッチで51Yds/1TDを記録。なお、5TDsはボウルゲームタイ記録。 (通算成績:オレゴン州立大2勝1敗) |
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| 12/25 | |||
| ハワイ(第2回) @Aloha Stadium/Honolulu |
ハワイ /WAC(9勝4敗) |
54 - 48 (3OT) |
ヒューストン /C-USA(7勝6敗) |
| [ハワイ] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米8位(WAC/2位)、ラン全米107位(WAC/10位)、パス全米2位(WAC/1位) -守備:トータル全米73位(WAC/3位)、ラン全米64位(WAC/2位)、パス全米50位(WAC/3位) *有力選手* Timmy Chang(QB), Britton Komine(WR), Travis LaBoy(DE), Michael Miyashiro(WR), Chad Owens(WR), [ヒューストン] |
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ハワイ大のQBティミー・チャン(3年生)がパス42回で26回成功の475Yds/5TDsを獲得。両軍とも3OTではまだ物足りなかったのか、試合終了後に大乱闘発生。(通算成績:ハワイ大1勝0敗) |
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| 12/26 | |||
| モーターシティ(第7回) @Ford Field/Detroit |
ボウリングリーン州立 /MAC(11勝3敗) |
28 - 24 | ノースウェスタン /ビッグテン(6勝7敗) |
| [ボウリングリーン州立] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米3位(MAC/1位)、ラン全米18位(MAC/1位)、パス全米11位(MAC/4位) -守備:トータル全米46位(MAC/3位)、ラン全米43位(MAC/2位)、パス全米55位(MAC/3位) *有力選手* Josh Harris(QB), B.J.Lane(RB), Cole Magner(WR), Jason Patton(CB), Charles Sharon(WR), [ノースウェスタン] |
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ボウリングリーンのQBジョシュ・ハリス(4年生)がパスでは50回37コンプの387Yds/3TDs&2INTs、ランでは24キャリーで64Yds/1TDを獲得。一方、ノースウェスタンのRBジェイスン・ライト(4年生)が23キャリーで244Yds/1TDをマーク。(通算成績:BGSU2勝0敗) |
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| 12/26 | |||
| インサイト(第15回) @Bank One Ballpark /Phoenix |
ヴァージニア工科 /ビッグイースト(8勝5敗) |
49 - 52 | カリフォルニア /パック-10(8勝6敗) |
| [ヴァージニア工科] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米50位(BE/4位)、ラン全米15位(BE/2位)、パス全米96位(BE/7位) -守備:トータル全米43位(BE/2位)、ラン全米39位(BE/4位)、パス全米62位(BE/5位) *有力選手* OFF-Jake Grove(C), Brian Randall(QB), Marcus Vick(QB), Kevin Jones(RB) DEF-Nathaniel Adibi(DE), Cols Colas(DE), DeAngelo Hall(CB/KR) SPC-Mike Imoh(KR/RB) [カリフォルニア] |
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得意のハイスコアリングゲームに持ち込んだカリフォルニア大が、ヴァージニア工科大に競り勝った。カリフォルニア大は2Qに14-28とリードを奪われたものの、それから猛反撃に出て3Qには一時42-28と逆に2TD差でリード。ヴァージニア工科大も4QにCBディアンジェロ・ホール(3年生)の52ヤード・パントリターンTDで同点に追いついたが、最後はカリフォルニア大がサヨナラFGを決めて劇的な試合の幕を閉じた。 カリフォルニア大のQBアーロン・ロジャーズ(2年生)がパス35回で27回成功の394Yds/2TDsをマーク。カリフォルニア大はエースWRのJ・マッカーサーをケガで欠いたものの、そのハイパーオフェンスに全く影響はなかった。若い守備陣の成長と、OL陣のリプレイスメントが順調に進めば、来季カリフォルニア大がUSCとパック-10の覇権を争うことになっても不思議はない。ただし、かつてスティーヴ・マリウチがわずか1期でNFLに引き抜かれたように、ジェフ・テッドフォード・ヘッドコーチも早速ターゲットになる可能性があるかもしれない。 ヴァージニア工科大も、エースRBケヴィン・ジョーンズ(3年生)が16キャリーで153Yds/1TD、QBブライアン・ランドール(3年生)がパス34回で24回成功の398Yds/4TDsを獲得。しかし、守備陣が530ヤードも許してしまっては、ラン攻撃中心の重厚な持ち味を発揮することはできなかった。ヴァージニア工科大は、一時はシュガーボウル進出を狙う位置にさえつけていただけに、モチベーションと集中力の点でカリフォルニア大に及ばなかったのかもしれない。ヴァージニア工科大はいよいよ来季マイアミ大(フロリダ)とともにACCに移籍、開幕戦のBCAクラシックでいきなり南カリフォルニア大と激突する予定になっている。 (通算成績:カリフォルニア大1勝0敗) |
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| 12/27 | |||
| C・タイヤ(第2回) @Ericsson Stadium /Charlotte,NC |
ヴァージニア /ACC(8勝5敗) |
23 - 16 | ピッツバーグ /ビッグイースト(8勝5敗) |
| [ヴァージニア] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米58位(ACC/6位)、ラン全米86位(ACC/8位)、パス全米31位(ACC/4位) -守備:トータル全米68位(ACC/6位)、ラン全米68位(ACC/7位)、パス全米42位(ACC/4位) *有力選手* OFF- Matt Schaub(QB), Heath Miller(TE), Wali Lundy(RB) DEF- Almondo Curry(CB), Jamaine Hardy(S) SPC- Connor Hughes(PK) [ピッツバーグ] |
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ヴァージニア大守備陣が要所で大活躍をみせ、ピッツバーグ大との息詰まる接戦を制して、タイヤボウル2連勝を果たした。ヴァージニア大守備陣は、自陣ゴール前2ヤードからのピッツバーグ大の第1ダウンという大ピンチを守り切るなど、2度の第4ダウンギャンブルをいずれも阻止したのが大きかった。また、ヴァージニア大守備陣は、ピッツバーグ大QBのR・ラザフォードに4サックを浴びせ、ハイズマン級WRのL・フィッツジェラルドにTDを許さなかった。 ヴァージニア大の攻撃陣では、TEヒース・ミラー(2年生)が4キャッチで84ヤードをマーク。ミラーは今季レシービングで合計835ヤードを獲得し、TEながらチームのリーディング・レシーバーとなる活躍ぶりだった。また、ACCの誇るPKコナー・ヒューズ(2年生)が3本をFGを全て成功させ勝利に大きく貢献。TDを激しく応酬し合う試合もいいが、私はFGを蹴りまくって勝つパターンも大好きである。なお、シーズン序盤にケガで一時戦列を離れたエースQBマット・シャーブ(4年生)が、この試合のMVPに選ばれ有終の美を飾った。 ピッツバーグ大はアキレス腱のラン守備が、全米86位のヴァージニア大ラン攻撃に34キャリーで201ヤード(平均5.9ヤード)も許したのがやはり痛かった。エースWRラリー・フィッツジェラルド(2年生)は5キャッチで75ヤードを獲得したものの、NCAA(I部A)の連続試合TDパスキャッチ記録はついに18試合でストップした。それにしても、今季各チームのレシーバー陣の活躍は本当に素晴らしかった。昨年チャールズ・ロジャーズ(ミシガン州立大)が作った14試合連続TDパスキャッチ記録を、ラリーがわずか1年であっさりと更新し、さらに記録を18にまで伸ばしたのは、まさに今季を象徴する偉大な新記録といえよう。 (通算成績:ピッツバーグ大2勝1敗) |
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| 12/29 | |||
| アラモ(第11回) @Alamodome /San Antonio |
ミシガン州立 /ビッグテン(8勝5敗) |
3 - 17 | ネブラスカ(22) /ビッグ12(10勝3敗) |
| [ミシガン州立] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米57位(BTen/4位)、ラン全米106位(BTen/11位)、パス全米19位(BTen/1位) -守備:トータル全米62位(BTen/8位)、ラン全米24位(BTen/4位)、パス全米80位(BTen/9位) *有力選手* OFF- Jeff Smoker(QB), Agim Shabaj(WR) DEF- Mike Labinjo(LB), Seth Mitchell(LB), Ronald Stanley(LB) SPC- Brandon Fields(P), DeAndra Cobb(KR/CB) [ネブラスカ] |
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今季復活した強力守備陣の大活躍で、得意のロースコア戦に持ち込んだネブラスカ大の完勝。パス守備(Pass Efficiency Def.)とターンオーバー・マージンで全米1位に輝くネブラスカ大は、ミシガン州立大QBジェフ・スモーカーに5サックを浴びせるとともに、オールアメリカンSSジョシュ・ブロックス(2年生)らが計3インターセプションを奪取。ビッグテン1位のミシガン州立パス攻撃をわずか159ヤード(平均4.1ヤード!)に抑え込んだネブラスカ守備陣が、"ブラックシャツ"ディフェンスの健在ぶりを大きくアピールした。 ネブラスカ大新ヘッドコーチのポジションは依然空席のまま。噂のように、NFLで解任された(または解任予定の)大物が招聘されるのか。それともこの快勝を受けて、守備陣速攻再建の功労者ボー・ペリーニ暫定ヘッドが逆転昇格を果たすのか。あるいは思いもよらない第三の男が急浮上するのか。ネブラスカ大の最終決断が非常に注目される。(通算成績:ネブラスカ大5勝0敗) |
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| 12/30 | |||
| ヒューストン(第4回) @Reliant Stadium |
テキサス工科 /ビッグ12(8勝5敗) |
38 - 14 | 海軍士官学校 /独立校(8勝5敗) |
| [テキサス工科] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米1位(B12/1位)、ラン全米101位(B12/10位)、パス全米1位(B12/1位) -守備:トータル全米110位(B12/12位)、ラン全米91位(B12/8位)、パス全米91位(B12/8位) *有力選手* Ryan Aycock(S), Adell Duckett(DE), B.J.Symons(QB), Wes Welker(WR) [海軍士官学校] |
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地力に勝るテキサス工科大が海軍士官学校に快勝。海軍士官学校は3Q途中で一時1TD差まで迫ったが、健闘もそこまでだった。テキサス工科大QBのB.J.シモンズ(4年生)が、パス53回で41回成功の485Yds/4TDsと、今季9度目の400ヤード・パシングで最後を見事に締めくくった。B.J.シモンズは今季カレッジの伝説的QBタイ・デトマー(元ブリガムヤング大)のシーズン最多パスヤード記録を13年ぶりに更新する大活躍をみせた。2年連続リーディングパサーを送り出したテキサス工科大は、かつてのブリガムヤング大やヒューストン大を思い起こさせる個性的なチーム。来年はどんなQBを育ててくるか、今から非常に楽しみである。 (通算成績:テキサス工科大1勝0敗) |
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| 12/30 | |||
| シリコンヴァレーC(第4回)@Spartan Stadium /San Jose |
フレズノ州立 /WAC(9勝5敗) |
17 - 9 | UCLA /パック-10(6勝7敗) |
| [フレズノ州立] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米75位(WAC/9位)、ラン全米50位(WAC/5位)、パス全米80位(WAC/7位) -守備:トータル全米78位(WAC/5位)、ラン全米86位(WAC/5位)、パス全米54位(WAC/4位) *有力選手* Paul Pinegar(QB) [UCLA] |
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(通算成績:UCLA6勝1敗) |
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| 12/30 | |||
| ホリデイ(第26回) @Qualcomm Stadium /San Diego |
ワシントン州立(15) /パック-10(10勝3敗) |
28 - 20 | テキサス(5) /ビッグ12(10勝3敗) |
| [ワシントン州立] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米52位(P-10/6位)、ラン全米100位(P-10/8位)、パス全米22位(P-10/3位) -守備: トータル全米19位(P-10/2位)、ラン全米6位(P-10/2位)、パス全米6位(P-10/1位) *有力選手* OFF-Matt Kegel(QB), Devard Darling(WR), Scott Lunde(SB) DEF-D.D. Acholonu(DE), Will Derting(LB), Jason David(CB), Erik Coleman(S), Virgil Williams(S) SPC-Drew Dunning(PK) [テキサス] |
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ワシントン州立大が看板の強力守備陣とスペシャルチームの活躍などで、AP5位のテキサス大から見事な金星を挙げた。 ワシントン州立大の強力守備陣は、シーズン後半に急上昇のテキサス大ラン攻撃を手堅く抑えるとともに、要所でテキサス大QBにサックを浴びせ、7-10で前半を終了。3Qに入ってワシントン州立大はQBマット・キーグルからWRサミー・ムーア(4年生)への54ヤードのTDパスで逆転に成功。さらにサミー・ムーアが52ヤードのパントリターンを決め、これを起点にワシントン州立大がTDを追加。これで早くも浮き足立ってしまったのか、テキサス大がQBを足の使えるヴィンス・ヤングから、大試合に弱いチャンス・モックのパス攻撃中心に切り替えたのを見て、ワシントン州立大は内心ほくそえんだに違いない。パスラッシュを得意中の得意とするワシントン州立大守備陣は、その後チャンス・モックに激しくプレッシャーをかけ、CBジェイスン・デイヴィッド(4年生)の14ヤード・ファンブルリターンTDを含む3つのファンブルを奪って、リードを最後まで守り切った。 ワシントン州立大は、テキサス大の誇るQBヴィンス・ヤングとRBセドリック・ベンスンの強力なラン攻撃を1キャリー平均3.3ヤードに抑えるとともに、合計7サックを浴びせた守備フロントの健闘が光る。今季フロントで目立っていたのはLBウィル・ダーティング(2年生)とDEのD.D.アチョラーヌ(4年生)、DTのジェラミー・ウィリアムズ(3年生)など。また、ジェイスン・デイヴィッド、SSヴァージル・ウィリアムズ(4年生)、FSエリック・コールマン(4年生)らのセカンダリー陣も、実はオクラホマ大やマイアミ大(フロリダ)並みの実力があったかもしれない。目立たない他の勝因としては、これまで全米最悪の反則数(144個/1試合平均12個)を半分の6個に抑えられたことがあった。 テキサス大は1,000ヤードラッシャーのRBセドリック・ベンスン(3年生)が22キャリーで83Yds/1TD、エースWRロイ・ウィリアムズ(4年生)が9キャッチで97Yds/1TDをマーク。しかし、マック・ブラウン・ヘッドコーチの相変わらずカンの悪いQB起用法と、さほど強力でもないはずのワシントン州立大ラン攻撃に、157ヤード(平均5.5ヤード)も許してしまった弱体ラン守備が命取りとなった。テキサス大はチーム史上初の3年連続2ケタ勝利を残したにもかかわらず、今年も相変わらずここ一番に弱いイメージが残った。 (通算成績:テキサス大2勝1敗) |
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| 12/31 | |||
| ミュージックシティ(第6回) @Adelphia Coliseum /Nashville |
オーバーン /SEC(8勝5敗) |
28 - 14 | ウィスコンシン /ビッグテン(7勝6敗) |
| [オーバーン] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米64位(SEC/5位)、ラン全米34位(SEC/3位)、パス全米83位(SEC/10位) -守備:トータル全米6位(SEC/3位)、ラン全米9位(SEC/2位)、パス全米45位(SEC/6位) *有力選手* OFF-Jason Campbell(QB), Carnell Williams(RB), Ronnie Brown(RB), Brandon Jacobs(RB) DEF-Doug Langenfeld(DE), Reggie Torbor(DE), Karlos Dansby(LB), Travis Williams(LB) [ウィスコンシン] |
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(通算成績:オーバーン大1勝1分) |
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| 12/31 | |||
| サン(第69回) @Sun Bowl Stadium /El Paso |
オレゴン /パック-10(8勝5敗) |
30 - 31 | ミネソタ(24) /ビッグテン(10勝3敗) |
| [オレゴン] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米62位(P-10/7位)、ラン全米74位(P-10/3位)、パス全米38位(P-10/7位) -守備:トータル全米51位(P-10/5位)、ラン全米12位(P-10/4位)、パス全米48位(P-10/5位) *有力選手* Kellen Clemens(QB), Jason Fife(QB), Steven Moore(CB), Justin Phinisee(S) [ミネソタ] |
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お互いに持ち前の攻撃力が爆発、激しいシーソーゲームを展開してスリリングな好試合になった模様。ミネソタ大は、持ち味のラン攻撃でRBローレンス・マロニー(1年生)が13キャリーで115ヤードを稼ぐなど、計242ヤードを獲得したほか、パスでも長身WRアーロン・ホーザック(4年生)の6キャッチ/106ヤードを筆頭に計179ヤードをマークした。オレゴン大は得意のパス攻撃が全開し、QBケレン・クレメンズ(2年生)がパス43回で31回成功の362Yds/3TDs、WRサミー・パーカー(4年生)が16キャッチで200Yds/2TDsを獲得する活躍だったが、4Q残り28秒でミネソタ大が42ヤードの逆転決勝FGを決めて、劇的な幕切れとなった。 今季のミネソタ大はバランスのいい攻撃力が素晴らしかったものの、守備は小さめなサイズのわりに消極的なスキームが目立ってスタッツほどの強さはあまり感じさせず、古豪の36年ぶりのビッグテン制覇は今年も遠い夢と消えた。オレゴン大は出入りの激しいシーズンだったが、再建期を勝ち越しで乗り切ったことで、来季への期待をつなぐシーズンとなった。また、話題を呼んだオレゴン大の新ジャージはメディアではおおむね『醜い』と不評だったが、個人的にはなかなか個性的でクールに思える。オレゴン大が再び全米級の強さを取り戻せば、かっこ悪く見えたものもきっとまぶしく映るようになるだろう。(通算成績:ミネソタ大3勝1敗) |
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| 12/31 | |||
| リバティ(第45回) @Liberty Bowl/Memphis |
南ミシシッピ /C-USA(9勝4敗) |
0 - 17 | ユタ(25) /MWC(10勝2敗) |
| [南ミシシッピ] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米92位(CUSA/8位)、ラン全米83位(CUSA/10位)、パス全米69位(CUSA/8位) -守備:トータル全米34位(CUSA/4位)、ラン全米67位(CUSA/5位)、パス全米17位(CUSA/3位) *有力選手* Rod Davis(LB) [ユタ] |
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(通算成績:ユタ大1勝0敗) |
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| 12/31 | |||
| インディペンデンス(第28回) @Independence Stadium /Shreveport,LA |
アーカンソー /SEC(9勝4敗) |
27 - 14 | ミズーリ /ビッグ12(8勝5敗) |
| [アーカンソー] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米22位(SEC/1位)、ラン全米7位(SEC/1位)、パス全米78位(SEC/9位) -守備:トータル全米35位(SEC/5位)、ラン全米51位(SEC/7位)、パス全米29位(SEC/5位) *有力選手* OFF-Shawn Andrews(OT)、Mike Bokermann(G), Cedric Cobbs(RB)Matt Jones(QB) DEF-Jeb Huckeba(DE), Caleb Miller(LB) [ミズーリ] |
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素晴らしいRBとアスレティックQBが顔を揃えた注目の地上戦対決は、ターンオーバーと第4ダウン・ギャンブルの差がお互いの明暗を分けた。まずは7対6でミズーリ大リードの2Q、ミズーリ大のパントスナップがオーバースローになり、ミズーリ大3ヤード付近でアーカンソー大がリカヴァー。これを起点にアーカンソー大がTDであっさり逆転に成功した。さらに1TDを追加されて追撃に出たミズーリ大は、前半残り5分から2回も相手レッドゾーン付近に迫りながら、第4ダウンギャンブルの失敗とフェイクFG失敗で全く得点できなかったのが痛かった。さらにミズーリ大は後半最初のドライブでも、敵陣1ヤードまで進みながらまたもや第4ダウンでインターセプションを食らい、最後まで波に乗ることができなかった。 アーカンソー大は、オールアメリカンの巨漢OTショーン・アンドリューズ(3年生)、Gマイク・ボウカーマン(4年生)ら強力なOL陣のもと、エースRBセドリック・カブズ(4年生)が41ヤードのTDランを含め、27キャリーで141ヤード、肩も魅力のオプションQBマット・ジョーンズ(3年生)が7キャリーで74Yds/1TDを獲得。また、2度の第4ダウンギャンブルをいずれも成功させて得点に結びつけたのが大きかった。アーカンソー大は今季テキサス大を敵地で破る大金星を挙げ、一時トップテン入り。しかし、リーグ戦に入ると急失速でシーズン後半はダークホースの座をミシシッピ大に譲った。 ミズーリ大は全能型QBのブラッド・スミス(2年生)が、パス30回で17回成功の155ヤード、自慢のランでは20キャリーで96Yds/1TDを獲得。また、重戦車型RBザック・エイブロン(4年生)が19キャリーで137Yds/1TDをマーク。記録上ではアーカンソー大と互角だったものの、アーカンソー大にくらべて短い距離を取れないケースが目立った。恐らくOL陣の力の差が出たのではないだろうか?また、シーズン中は冴えまくっていた第4ダウンのトリックプレーなどの強気策が、この試合では全て裏目に出てしまった。ミズーリ大は今季ネブラスカ大から25年ぶりの勝利を挙げるなど、ゲイリー・ピンクル・ヘッドコーチの就任以後着実にプログラムの質が向上している。しかし、ビッグ12のトップクラスと互角に戦うには、OL陣や守備陣をもう一回り強化する必要がある。また、エースWRジャスティン・ゲイジが抜けた穴を全く埋めきれず、昨年にくらべてブラッド・スミスのQBランばかりが目立った単調な攻撃の再構築も課題だ。これからがミズーリ大にとって本当の正念場となるだろう。(通算成績:2勝2敗) |
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| 12/31 | |||
| サンフランシスコ(第2回) @Pacific Bell Park |
コロラド州立 /MWC(7勝6敗) |
21 - 35 | ボストンカレッジ /ビッグイースト(8勝5敗) |
| [コロラド州立] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米19位(MWC/1位)、ラン全米25位(MWC/3位)、パス全米34位(MWC/2位) -守備:トータル全米55位(MWC/6位)、ラン全米62位(MWC/6位)、パス全米65位(MWC/7位) *有力選手* Dave Anderson(WR), Bradlee Van Pelt(QB), Dexter Wynn(CB/KR/PR) [ボストンカレッジ] |
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ボストンカレッジの誇るエースRBデリック・ナイト(4年生)が31キャリーで121Yds/3TDs、QBポール・ピータースン(3年生)がパス25回で16回成功の223Yds/2TDs。また、FSのT.J.スタンシル(3年生)が3インターセプションと大活躍。(通算成績:ボストンカレッジ1勝0敗) |
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| 1/1 | |||
| アウトバック(第18回) @Raymond James Stadium /Tampa |
アイオワ(13) /ビッグテン(10勝3敗) |
37 - 17 | フロリダ(17) /SEC(8勝5敗) |
| [アイオワ] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米95位(BTen/9位)、ラン全米44位(BTen/5位)、パス全米105位(BTen/11位) -守備:トータル全米15位(BTen/4位)、ラン全米11位(BTen/3位)、パス全米21位(BTen/3位) *有力選手* OFF- Robert Gallery(T), Fred Russell(RB) DEF- Matt Roth(DE), Javon Johnson(CB), Bob Sanders(S) SPC- Nate Kaeding(PK) [フロリダ] |
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ビッグテン有数のアイオワ大強力守備陣が若手中心のフロリダ大攻撃陣を支配し、予想外の大差をつけてアイオワ大が圧勝。アイオワ大は前半から要所でエースRBフレッド・ラッセル(4年生)がビッグゲインを連発、21キャリーで150Yds/1TDをマークしたほか、キックオフリターンでも3回で54ヤードを稼ぎ、好フィールドポジションの獲得に貢献した。また、ビッグテンの誇るPKネイト・ケイディング(4年生)が47ヤードを含む3本のFGを全て成功させた。フロリダ大は新入生QBのクリス・リークがパス41回で22回成功の268Yds/2TDsを稼いだものの、勝負所の第3ダウンでパス不成功が多かった。 カーク・フェアレンツ・ヘッドコーチ率いるアイオワ大は、リクルーティングではあまり目立たず、地味なチームカラーもあって開幕前は例年低評価を受けてきた。そんな中での2年連続の2ケタ勝利は見事というほかにない。これはアイオワ大最高の名伯楽ヘイデン・フライ元ヘッドコーチですら、達成できなかった偉業となる。練習の厳しさでは全米有数といわれるコーチ・フェアレンツだが、いかにもビッグテンらしい重厚で堅実なチームを作り上げることに今年も成功した。 一方、フロリダ大のロン・ズック・ヘッドコーチは、就任以来リクルーティングでは評判通りのらつ腕ぶりを発揮。若手主体のチームにもかかわらず、今季はLSU(SEC優勝校)、ジョージア大(SEC東地区優勝校)の両校を破る活躍も見せた。しかし、州内の宿敵フロリダ州立大、マイアミ大にここ2年で4戦全敗なのに加え、これでボウルゲームも2連敗。本来無敵なはずの本拠地(『ザ・スワンプ』)で今季3勝3敗に終わったのも、卒業生や後援者に大きな不満を残した。カレッジでは一時代を築いたスティーヴ・スパリアー元ヘッドコーチの後任だけに、コーチ・ズックに対するファンの目が厳しくなるのは仕方のないことだろう。しかし、アイオワ大のフェアレンツ・ヘッドも名将ヘイデン・フライの後を継いだ最初の2年はわずか4勝19敗に終わり、大ブーイングを浴びていたのである。ズック・コーチにとっては、早くも来季へ向けた厳しい戦いが始まったと言えるのかもしれない。 (通算成績:1勝1敗) |
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| 1/1 | |||
| ゲイター(第59回) @Alltel Stadium /Jacksonville |
メリーランド(23) /ACC(10勝3敗) |
41 - 7 | W.ヴァージニア(20) /ビッグイースト(8勝5敗) |
| [メリーランド] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米34位(ACC/4位)、ラン全米24位(ACC/2位)、パス全米61位(ACC/6位) -守備:トータル全米16位(ACC/1位)、ラン全米29位(ACC/3位)、パス全米19位(ACC/1位) *有力選手* OFF- Scott McBrien(QB), Bruce Perry(RB), DEF- Randy Starks(DT), Madieu Williams(S) SPC- Nick Novak(PK), Steve Suter(PR/KR/WR), [ウェストヴァージニア] |
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メリーランド大が攻守にわたってウェストヴァージニア大を圧倒、今季2度目の対戦も再び予想外の大差となった。 メリーランド大は、QBスコット・マクブライアン(4年生)がパス33回で21回成功の381Yds/3TDsと、シーズン中にはめったにお目にかかれなかった好パフォーマンスを披露。また、快足リターナーのスティーヴ・スーター(3年生)が、得意のパントリターンで見事76YdsのリターンTDを決めたほか、WRとしても4キャッチで84Ydsを稼ぐ活躍ぶりだった。これでメリーランド大のラルフ・フリージャン・ヘッドコーチは、就任以来3年連続2ケタ勝利という快挙を達成。今季も開幕でつまずいたメリーランド大だったが、最後にしっかりと帳尻を合わせてくるのが素晴らしい。往年の名将ボビー・ロス(来季から陸軍士官学校ヘッドコーチに復帰)の退任以来、単なるバスケ校に成り下がっていたメリーランド大を、あっという間にACCフットボールのトッププログラムに育て上げたフリージャン・ヘッドに、そろそろどこかからオファーが来ても不思議はないのだが・・・。 ウェストヴァージニア大(WVU)は、シーズン後半の大活躍がまるで幻だったかのように、攻守ともに精彩を欠いた。リッチ・ロドリゲス・ヘッドコーチの就任以後、WVUはライヴァル校のひとつであるメリーランド大には4戦全敗、しかも全てが一方的展開で負けている。こういう極端な苦手校を作ってしまうと、好成績は残せても全米王座争いには常に一歩手の届かないチーム(例えば最近のテキサス大、ワシントン州立大や、少し前-ジョン・クーパー政権-のオハイオ州立大などがその典型)で止まってしまうおそれがある。要注意である。 (通算成績:メリーランド大21勝19敗2分) |
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| キャピタルワン(第58回) @Florida Citrus Bowl /Orlando |
ジョージア(11) /SEC(11勝3敗) |
34 - 27 (OT) |
パーデュー(12) /ビッグテン(9勝4敗) |
| [ジョージア] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米66位(SEC/6位)、ラン全米73位(SEC/10位)、パス全米40位(SEC/3位) -守備:トータル全米4位(SEC/2位)、ラン全米16位(SEC/4位)、パス全米13位(SEC/2位) *有力選手* OFF-Ben Watson(TE), David Greene(QB), Fred Gibson(WR),Reggie Brown(WR) DEF-David Pollack(DE), Ordell Thurman(LB), Thomas Davis(S/LB), Sean Jones(S) SPC-Billy Bennett(PK) [パーデュー] |
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ジョージア大がパーデュー大の猛追を振り切って、OTに及んだ激戦を辛うじて制した。序盤はジョージア大が攻守ともにパーデュー大を圧倒、2Q途中で24-0となり楽勝かと思われた。しかし、このあとパーデュー大守備陣がアジャストに成功してからは、ジョージア大の攻撃が完全に沈黙。追撃を開始したパーデュー大は4Q残り1分敵陣37ヤードで奪った貴重なファンブルリカヴァリーを起点にFGを決め、試合終了直前ついに同点に追いついたものの、OTでついに力尽きた。 ジョージア大はエースQBデイヴィッド・グリーン(3年生)がパス37回で27回成功の327Yds/3TDs。レシービングではWRフレッド・ギブスン(3年生)が2TDs、WRレジー・ブラウン(3年生)が1TD。ジョージア大は、主力のNFLアーリーエントリーやシーズン中の負傷者続出などの逆風にもかかわらず、2年連続SEC東地区を連覇、マーク・リックト・ヘッドコーチの手腕が一級品であることがこれではっきりとした。但し、リックト政権になっても、相変わらず宿敵のひとつであるフロリダ大には白星を挙げられないでいる(ジム・ドナン政権から通算で6連敗中)。来年の『カクテル・パーティー(ジョージア大とフロリダ大の対抗戦の愛称)』は、さらにヒートアップすることだろう。 パーデュー大は、エースQBカイル・オートン(3年生)がパス34回で20回成功の230Yds/1TDs。レシービングでは、WRジョン・スタンドフォード(4年生)が7キャッチの102ヤード、WRタイラー・スタブルフィールド(3年生)が8キャッチ99ヤード。守備陣はMLBニコ・クートヴィデス(4年生)らを中心に、後半はジョージア大オフェンスをほぼ完封する活躍を見せた。パーデュー大は、バンチ・フォーメーションやエンプティ・フォーメーションを多用しながら、徹底的にアンダーニースへのパスで攻めまくる、軽快なバスケ・スタイルのチーム。見ていて非常に面白いチームのひとつだが、この手のチームの例に洩れず、相手レッドゾーンで手詰まりになることが多い。パーデュー大が敵陣25ヤードからプレーが始まる延長戦において、今回も含め3連敗となってしまったのも不思議ではないだろう。パーデュー大がさらに一歩前進するためには、やはりランニングゲームの開発が不可欠かもしれない。(通算成績:ジョージア大2勝0敗) |
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| コットン(第68回) @Cotton Bowl/Dallas |
オクラホマ州立(21) /ビッグ12(9勝4敗) |
28 - 31 | ミシシッピ(16) /SEC(10勝3敗) |
| [オクラホマ州立] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米33位(B12/6位)、ラン全米12位(B12/5位)、パス全米87位(B12/8位) -守備:トータル全米77位(B12/7位)、ラン全米65位(B12/7位)、パス全米57位(B12/6位) *有力選手* Tatum Bell(RB), Josh Fields(QB), Vernand Morency(RB), Darrent Williams(CB), Rashaun Woods(WR) [ミシシッピ] |
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オフェンスが持ち味の両チームらしい、華麗でスリリングなゲームが展開された模様。ミシシッピ大のプリンスQBイーライ・マニング(4年生)がパス31回で22回成功の259Yds/2TDs、RBトリメイン・ターナー(4年生)がランで20キャリーの133Yds/1TD、レシービングで2キャッチの19Yds/1TD。一方、オクラホマ州立大は、エースWRラショーン・ウッズ(4年生)が11キャッチで223Yds/1TDを獲得、4年生のスター達が期待通りの活躍で大学での最後を見事に締めくくった。また、オクラホマ州立大のQBジョシュ・フィールズ(3年生)もパス33回で21回成功の307Yds/1TDをマークした。 今季SECの台風の目として大いにシーズン後半を盛り上げてくれたミシシッピ大。レギュラーシーズン中にラン守備で大活躍の軽量級守備陣が、素晴らしいRBが揃うオクラホマ州立大のラン攻撃を110ヤード(平均3.0ヤード)に抑え込めたことが、イーライの活躍と並ぶ最大の勝因となった。この勝利によりミシシッピ大は、イーライの父アーチー・マニングがQBだった1971年以来32年ぶりの2ケタ勝利を記録することとなった。ミシシッピ州では、マニング家はもちろんファーヴ家以上のセレブリティである。 オクラホマ州立大はハイレベルのビッグ12南地区所属ながら、昨年を上回る9勝の残せたのは立派だろう。しかし、守備陣では何人かの中心選手が抜けた穴を埋めきることができず、また主力が残留した攻撃陣も大試合では完全に抑え込まれたり、要所でターンオーバーを献上するケースが目立った。対オクラホマ大戦で見事な大番狂わせを演じた昨季と比べると、今季はややインパクトに欠けるシーズンになってしまったのは否定できない。来季の健闘を祈ろう。(通算成績:ミシシッピ大1勝0敗) |
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| ピーチ(第36回) @Gerogia Dome/Atlanta |
クレムソン /ACC(9勝4敗) |
27 - 14 | テネシー(6) /SEC(10勝3敗) |
| [クレムソン] *チームスタッツ* -攻撃:トータル全米30位(ACC/2位)、ラン全米75位(ACC/6位)、パス全米16位(ACC/2位) -守備:トータル全米25位(ACC/3位)、ラン全米47位(ACC/5位)、パス全米35位(ACC/3位) *有力選手* Derrick Hamilton(WR), Justin Miller(CB/KR), Charlie Whitehurst(QB) [テネシー] |
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クレムソン大のQBチャーリー・ホワイトハースト(2年生)がパス40回で22回成功の246ヤード、来季が期待されるQBのひとりである。一方、テネシー大のQBケイシー・クローセン( | |||