膝前十字靱帯断裂
前十字靱帯断裂とは(写真[他サイトへリンク])
みなさんは、十字靱帯を知っているだろうか?激しい運動をしている人なら知っているかもしれません。以前なら、この十字靱帯が切れると選手生命が終わるというのも嘘ではなかったという。一度切れると、骨のように再生するものではないのです。
その十字靱帯、うちの奥さんは、両膝とも切れていたのです。うちの奥さんは、実業団の女子バレーをしていた。その練習の中で、着地に失敗して十字靱帯を切ってしまったようだ。片足の靱帯が切れただけならまだ良いが、その片足をかばうあまりもう一方の膝の十字靱帯も切ってしまったという。
しかし、十字靱帯断裂は自覚症状があまりないこともあるという。その断裂時には、膝がはれ、水がたまる等の症状があるが、その後ははれがひくのだ。骨ではないので、レントゲンを撮ってもわからない。そんなときには、半月板なんかも損傷するので、半月板損傷で片づけられることもあるようだ。田舎の医者だとまずそういうことになるようだ。それで、周りの筋肉を鍛えるべきだということになることもあるそうだ。うちの奥さんはそうだった。
では、どうして十字靱帯断裂とわかったのか?最近は、MRIという検査機器があるのです。これなら、骨だけでなく靱帯もきちんと写るのです。いろんな角度からの切断面が見られるのです。これで、うちの奥さんの両膝の靱帯断裂が判明したのです。ちゃんとした検査機器のある病院に行きましょうね!
ちなみに十字靱帯断裂時の症状をお教えしましょう。膝の関節が脱臼するのです。膝を深く曲げたり、正座したり、膝を少しひねると膝が脱臼するらしいのです。私も一緒にいて気持ち悪かったです。”あ、はずれた。”と言って、関節をはめるのです。ほかにも、運動でバックしたり、ひざで持ちこたえるというのが苦手になるようです。十字靱帯断裂自体は、スキーやサッカーなんかでもなるようです。女性の患者も多いようですよ。
再腱手術(膝関係の学会誌[他サイトへリンク])
MRI検査で、断裂が判明しましたので、私は手術を勧めました。奥さんは嫌がっていましたが、若いうちの方が良いというのでやらせました。40くらいまでに手術するのがひとつの目安のようです。手術は2〜3時間が目安。1ヶ月の入院をして、その後はリハビリ1年が目安のようです。
十字靱帯がどこにあるか、ご存じでしょうか?膝の中にあるのです。一般に言う膝の皿の中です。そして、太股の骨とすねの骨をつないでいるようです。2本がクロスしているので十字靱帯というようだ。基本的には腱で、その周りに筋肉が付いているもののようです。再生手術では、体の別の部分にある腱を移植し、金属(チタン合金)で骨につなぎ止めるのだそうです。その腱に筋肉が付いてくれば、完治ということになるようです。
では、どこの腱を移植するのでしょう?これは、医者(国、地方)によって違うそうです。うちの奥さんの場合、膝の外側の腱を使いました。使おうと思ったけれど使えなかった腱もあったようですが...。膝の外側の腱は4本くらいあって、1〜2本は取っても問題ないそうです。他の部位では、大腿部の腱や、膝の皿の下をつなぎ止めている腱の一部(太いので)を使うそうです。前者は関東地域、後者は海外でよく使われているそうです。
手術から1週間くらいは、車椅子生活。その後は、松葉杖生活です。退院する頃には、だいたい松葉杖もいらなくなる頃です。そこから、つらいつらいリハビリ生活になるようです。膝には、横に力が加わったり、深く曲がらないような器具を付けての生活です。リハビリセンタにも週2くらいで通っていました。1年くらい経つと、正座もある程度できるようになってきました。実際2年くらいはみておかないといけないでしょう。
最後に
みなさんの中で、前述の症状があるようでしたらMRIの精密検査を受けてみられてはいかがでしょうか?同じ直すなら、若いうちに直して、またスポーツを楽しむというのもいいのではないでしょうか?私が手術を受けたわけではないので、細かいことは奥さんに聞かないとわかりませんが、私は妻を手術させて良かったと信じています。入院の1ヶ月がつらかったですけど...
手術をうけた病院: 済生会 国立広島病院 (広島県 安芸郡坂町)
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