PowerPC 604e クロックアップ体験記


 604e/166でやってきたが、604e/233を手に入れた。604e/166が余ってしまったので、クロックアップをしてみました。うまくいったので、604e/233もクロックアップしてしまった。うまくいくともっとやりたくなる、麻薬のようなものです。廃人になるのもうなずける。

 ドータボードが余ってたら、あなたもやってみませんか?

必要なもの

自己責任(壊れても保証はないよ)

半田付け技術(うまくやらないと壊れるよ)

半田ごて(20Wぐらいのもの)

半田

オシレータ(48[400円]〜54Mhz[600円]くらいのもの)
 正方形と長方形のがある。オリジナルで付いているのは、正方形。

ジャンパ線

ICソケット(オシレータがはまるもの、50円くらい)

6角の特殊レンチ(ヒートシンクを外すため)

放熱用シリコン(700円くらい)

プロセッサ動作周波数の仕組み

オシレータ周波数 * プロセッサPLL設定倍率

例えば166Mhz・233Mhzは、

166 = 48 * 3.5 ≒ 168(実際は168で動いてました)
233 = 46.6 * 5

となっていました。クロックアップ目標は、10〜20%アップくらいです。

クロックアップ方法

 以下のいずれか、又は両方をおこないます。

・オシレータ交換(難易度:低)
 オリジナルのオシレータを外すのは困難ですが、新しいオシレータをジャンパ線でつなぐのは、わりと容易です。ICソケットを付けておけば、いろんな周波数のオシレータをためしてみるのも用意です。


・プロセッサPLL設定倍率変更(難易度:高)
 非常に小さな抵抗の位置を移動しなくてはなりません。半田を外したり付けたりするのが、かなり困難です。

実際の手順

  1. 本体を開けて、ドータボードを取り出す。
  2. ヒートシンクを外して、PLL設定倍率を変更する。(PLL設定変更の場合)
  3. シリコンを付けて、ヒートシンクを取り付ける。(PLL設定変更の場合)
  4. ボード裏側にICソケットをつなぐ。(オシレータ交換の場合)
  5. ICソケットにオシレータを取り付ける。(オシレータ交換の場合)
  6. ドータボードを本体に戻す。

 赤:PLL設定部分 黄:オシレータ(黒点:左上位置)

PLL倍率

R1

R2

R3

R9

R6

R7

R8

R13

3.5

4

4.5

5

 ○:抵抗装着  ブランク:抵抗装着しない


 
ICソケット接続部分(ボード裏側)

 ボード裏側全体


オシレータの端子(黒点を左下に見る)

左下:N.C. (多分 Not Connectedの略) 黒点位置の端子
左上:+5V
右上:Out.
右下:GND

 オリジナルのオシレータは、N.C.とGNDを直結して、発振をとめることができるそうです。

 新しいオシレータは、両面テープでボードに貼り付けました。オシレータの足が長いと本体に戻すとき邪魔になるので、少しカットした方が良いです。

稼動テスト
 Appleシステム・プロフィールやClockometerでプロセッサの動作速度を確認してください。あまり速くすると、何でもないところで、タイプ?のエラーが発生するようになるようです。安定稼動する最高速度を探してください。
 52Mhzくらいのオシレータで試してみたいんだけど、秋葉原探してもないんだなあ。

オリジナル周波数

成功周波数

失敗(不安定)周波数

166(168)

192(48Mhz * 4)
200(50Mhz * 4)

233

250(50Mhz * 5)

270(54Mhz * 5)

参考としたホームページ

http://www.agusa.nuie.nagoya-u.ac.jp/person/hachisu/mac/clockup/

http://www.threeweb.ad.jp/~masatoo/8500clockup.html

http://www.bekkoame.or.jp/~t-imai/pm85j1.html

 有益な情報をありがとうございました。

オシレータ入手先

 私は、秋葉原の鈴商とサンエレクトロ?(ラジオデパート2F)で入手しました。


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