2004年夏、私たちは「みどりの会議」の考えに賛同して三多摩地域で参議院選挙に取り組みました。中村敦夫さんをリーダーに、ダム問題の藤田恵さんや食品問題の安田節子さん、小林一朗さんをはじめとする若いメンバーなど10人の比例候補によるチャレンジでしたが、議席を得ることはできませんでした。
  「みどり三多摩」はそのなかでできたネットワークを大切にしながら相談会やオープンフォーラムを重ね、2006年7月2日に発足しました。


 わたしたちは三多摩から緑の政治を実現するために「みどり三多摩」をスタートします。

 三多摩には、大都市東京のベットタウンとして、さまざまな人々が出会い暮らしています。
 豊かな里山的自然や農林業の切り捨て、どこも同じような都市計画によるニュータウン開発や高層ビル街への疑問から、環境回復やまちづくりの見直しの動きが生まれています。
 米軍横田基地、自衛隊立川基地を抱え、反戦・平和の活動が脈々と続けられてきました。
 自由民権運動、五日市憲法などの自治への強い思いも引継がれています。
 さまざまな市民活動や市民事業が起こり、地域社会にしっかりと根付きつつあります。
 既成政党に批判的な市民派議員が数多くうまれ、自治体の枠を超えて連携してきました。
 ここには、人々の暮らしを受けとめるさまざまな要素や資源がありながら、首都東京を支えるために浪費され歪められてきました。
 わたしたちは、自立した生活圏、持続可能な地域としての三多摩の再生をめざします。

 世界では、経済成長が唯一最大の価値とされるなか、資源の枯渇、生命環境の劣化、貧富の極端な格差、抑圧と戦争が生み出されています。
 国内においても、いまなお経済成長を夢想する人々によってさらなる市場原理主義がまかり通り、社会的格差が広がっています。将来の見えない不安定な働き方を強いられ、人らしい暮らしや、自然とのふれあいから遠ざけられ、大切なものが失われつつあります。息苦しい監視社会化が進み、平和憲法の改悪によって戦争のできる国へと向かおうとしています。政治への信頼や魅力を失わせるような事件も後を絶ちません。そして、どの既成政党も地球規模の現実に真に向き合うことなく、景気の回復を唱え、経済成長を前提とした政策を展開しています。
 わたしたちはこの国の将来に大きな危機感を抱いています。

 政治は未来への夢であり希望です。既成の政治・政党に満たされないことを嘆き、批判するよりも、わたしたちは、新たに創っていくことを選びます。
 人々の心も命も破滅へと向かう世界的な流れに対して、持続可能で公正で民主的な社会への舵をとろうと、世界各地で緑の党が活動しています。「緑」の基本理念は、エコロジー、社会的公正、参加民主主義、非暴力そして脱・経済成長至上主義です。
 わたしたちは、この三多摩という地に根ざしながら世界の緑の政治とつながっていきます。
 既成政党のような中央集権的な組織に頼る政治には魅力も可能性もありません。テーマや世代を超えて柔軟に結び合う多様で自立的な試みが各地で取り組まれ、連携しあうなかでこそ、日本の政治、世界のあり方を変えていくことができます。
 わたしたちは、ここ三多摩から、希望の未来にむけたチャレンジを始めます。

2006年7月2日


■名称■
「みどり三多摩」とします
■目的■
三多摩に市民が主体の緑の政治を実現し、公正で平和で持続可能な社会をめざします
■活動■
1、目的や基本政策の実現に向け活動します
2、基本政策について学習し、議論し、合意をはかります
3、地方議員選挙、首長選挙、国政選挙にとりくみます
4、会員を募り、広く参加を呼びかけます
5、活動への共感、参加をはかるためニュースを発行します
6、全国のみどりの政治をめざすグループや人々との連携をはかります
■会員■
目的に賛同し、会費(年一口2,000円)を納めた者は、会員となります
■賛助会員■
目的に共感し、賛助会費(年10,000円)を納めた者は、賛助会員となります
■サポーター■
目的に共感し、活動に協力します
■アドバイザー■
政策立案のために協力します
■運営■
1、自主性と相互信頼に基づき運営します
2、参加と公開を基本とします
3、充分に話し合い、全体の合意形成に努めます
  決定する時は参加者の3分の2以上の同意を持っておこないます
  違いを認め合い、同意しなかった人たちの意見を尊重します
4、共同代表、運営委員会(若干名)を置き、日常活動をすすめます
■総会■
1、年に1回、総会を開きます
2、総会は会員の2分の1以上の参加(委任状を含む)で成立します
3、基本政策、申し合わせの見直しをおこないます
4、年間の活動計画、予算などを決めます
5、共同代表、運営委員を選出します
■運営委員会■
1、運営委員長を互選します
2、毎月開催します
3、討議内容、決定事項は会員に報告します
■事務所■
事務所を小金井市本町2-19-36におきます

*今年度の役員は会員紹介のページをご覧ください。