稚魚の成長
孵化 クマノミ ハマクマノミ
1日目 体長3ミリ程で、色はなく透明。
5日目 体長5ミリ程で、色はまだ透明ですが、魚の形がわかります。
15日目 体長1センチ程。
クマノミ柄(二本線)がでてきます。
色は茶というか黒?
体長1センチ程。
ハマクマノミ柄は出ず、
ハチマキはしていますが、尾ひれ部分に白線や斑点があります。
色は茶に近いオレンジ?
この頃から、群がって水槽底部で泳ぐことがあります。これは蝟集性(いしゅうせい)と言うそうで、心配はないようです。
30日目 体長1センチ5ミリ程。
クマノミ・ハマクマノミの違いがはっきりとわかりますよね?
45日目 体長2.5センチ程。水替えや少しの振動には動じない様子です。そろそろ、ベビー用のフレークフードを与えられる頃です。ブラインシュリンプも併用します。
70日目
体長3センチほど。2ヶ月を過ぎ、そろそろ、ろ過付きの水槽へ移動できる頃。といっても、まだ隔離して飼育します。(レフュージウムなどで増設したり・・・。)
餌は、変わらずベビー用のフレークとブラインシュリンプです。
この頃にはイソギンチャクと共生することができます。
★我が家ではレフュージウム水槽を設置しています。
3ヶ月目 体長3.5センチほど。3ヶ月を過ぎると、自分で餌をとりに来る様子が見られます。でも、まだ餌はベビーのままです。
6ヶ月目 この写真はハマクマノミとタマイタダキイソギンチャクです。
見るからにただ小さいサイズのハマクマノミ?
この頃には少し砕いたフレークフードを食べるようになります。

ちなみに・・・8ヶ月以上になると普通のフレークを食べるようになりますよ。
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孵化の準備 1 水槽のライトを消し、ポンプを止めて、水流を停止させる。部屋の明かりを消灯.。
水槽を新聞紙などで光が入らないようにするとよりよい。
2 約60分後、稚魚が泳いでいるか、懐中電灯(ペンライト)をチラッと照らして確認し、泳いでいたら、すくい出す。
☆間違っても卵のところを直接照らさないこと。もし、孵化していない場合、孵化しなくなってしまいます。
孵化したら 1 水槽に1点だけ懐中電灯(ペンライト)を照らし、稚魚を集める。(魚は光に近づく習性があるので、その習性を利用する)
2 集まった稚魚をペットボトルの底をを切ったものですくい出す。
 500mlのペットボトルの底を3cmの深さで切ったものを使用。(これは本に載っていた) ※ アミですくうと稚魚が死んでしまいます。
3 すくった稚魚を稚魚用の水槽にそっと移す。これを何度か繰り返す。(稚魚は全てすくえるわけではないので、ごめんなさいしています・・・)
稚魚用の水槽・・・20〜30cm(30リットル用)の水槽を二重保温し、水温を一定(親の水槽の水温と同じ)にする。
☆二重保温・・・ヒーターを直接稚魚水槽に入れると、触って死んでしまう事があるので、間接的に保温する必要があります。
(我が家の場合、蓋・照明付一体型の小型水槽を二重保温しています。)
 半分くらい新しい海水(濃度は薄め)を入れたものに、ワムシをいれておく。
ろ過はせず、エアレーション(ごくごく弱め)のみ。
照明は、つけっ放しにしておく。※稚魚は照明の入切でショック死してしまいます。
ワムシ・・・動物プランクトンの一種で、ブラインシュリンプより小さく、稚魚用の餌としては最適です。クロレラを食べて増殖します。(ワムシとクロレラは日海センターから通信販売で取り寄せました) ☆日海センターのHPアドレスはインデックス画面のリンクに記載してあります。
ブラインシュリンプ・・・稚魚用の餌としてはメジャーなもので、市販されています。孵化4日目くらいから与えています。
※ ワムシとブラインシュリンプは濾して与えます。(濾し器や孵化器・培養ケースなども日海センターで販売しています。
※ 日海センターでは、稚魚の飼育方法や器具・餌などなど、説明書付で通信販売してくれます。
孵化当日の作業について 
日数 卵の色・様子
1〜2日目 卵は綺麗なオレンジ色。
3〜4日目 卵の先端に黒い点々(稚魚の目)が見え、色は赤茶になり、卵の外から透明感がでてきます。
5〜6日目 卵はほぼ透明になり、稚魚の目がはっきりと確認できるようになります。(魚の目そのもの)
7〜8日目 稚魚の目が光に反射してキラキラと光ります。完全と言っていいほど、卵は透明になります。(この日に孵化します)
主にオスのクマノミがひれをあおり、卵に新鮮な海水を送って刺激します。孵化当日になると、あおり方が一層激しくなるので、孵化日がわかりますよ。
☆ 冬になって水温が下がると、孵化までの日数が1日〜3日余分にかかっています。
我が家では2組のペアが繁殖活動をしていますが・・・。

クマノミのペア・・・クマノミは比較的大きいですが、ハマクマノミは普通より小さいくらいかもしれません。始めは大きければ繁殖活動をしやすい?と思っていたのですが、そうでもないようです。
よく「ペアて売っているのを購入すると確率が高い」と言われますが、我が家の場合はバラバラで購入したものがペアになっています。ようするに、気が合えば良いようです。

クマノミとイソギンチャク・・・それぞれのペアはイソギンチャクの近くの岩に産卵しています。イソギンチャクは必要というわけではないらしいですが、我が家の場合、クマノミ・イソギンチャク以外にも魚がいる為、産卵時と卵を守るため?イソギンチャクはあった方が、他の魚に邪魔されず、クマノミ達は安心して産卵するように思えます。
稚魚は、とってもとってもデリケートです。
1つの水槽に稚魚を沢山入れすぎたら、稚魚同士がぶつかったりして死んでしまいます。
・稚魚は常に餌を食べているので、餌不足はもってのほか。あっという間に死んでしまいます。
水温の上下のし過ぎも良くないようです。
できれば、静かな環境がいいのかもしれません。
照明は2ヶ月くらいまではつけっ放しの方がショックは小さいようです。
 ☆数週間したら、少しずつ光によるショックに慣れさせるのも必要。
・また、テレビなどの光も影響するとのことです。

・餌のやり方・・・濾した餌を海水入りのプラスチックケースに移し(濾した水を一緒に入れないように。稚魚水槽の水が汚れます。)そこからスポイトでいれてやります。(この方が、稚魚が傷つく事もなく、蓋の開け閉めによるショックは少なくてすむのでは?と思います)

・水替え・掃除・・・
ザバーッとするとショック死します。エアーチューブで少しずつぬいて、補給する時もエアーチューブでゆっくり入れてやります。底にたまった稚魚の死骸などを掃除する時も同様。(エアーチューブの先端にストローをくっつけてやると、くねくねせずに、やりやすいです)
☆稚魚の死骸等の汚れはは毎日掃除した方が良いです。
稚魚について(注意事項・育て方のポイント)
次の産卵・・・産卵から次の産卵まで、通常2週間間隔という事です。
(我が家の場合、早ければ10日、長ければ15日間隔です)
ですが、次の産卵がなかなか行われない時があります。
  その原因として(あくまでも我が家の場合ですが・・・)
   ・レイアウト変更をしたり、掃除などやたら手を入れたり・・・。
    ☆妻が掃除をしていたらメスに手をつつかれました。
   ・水温差、水質の悪化なども影響があります。
   ・あまり覗いてばかりいても気が散ってしまうようです。
というわけで、ストレスを与えず、静かに見守ってあげるのが一番。
もし、レイアウトを変えてしまっても、自分で場所を探して産みます。
一度産卵したのだから、次の産卵を気長に待ちましょう。

産卵したのに・・・無事産卵したのにもかかわらず、卵がなくなる!!
なんて事もあります。その原因として・・・。
   ・上記と同じく、レイアウト変更・掃除・覗きすぎなどのストレス。
   ・場所が気に入らない。
というわけです。始めは、目が点になりましたが、まだまだ産んでくれるので、また次か・・・。と、思うようになりました。

追記・・・ちょっとした気配りとして、産卵後は特に体力消耗状態なので、餌を通常よりも多めに与えるようにしています。
産卵を続けさせるのに良い条件なのでしょうか・・・?
次の産卵&産卵したのに・・・
この写真は、産卵直前のもので、卵を産み付ける場所をせっせと掃除しているところです。
卵のそばにいるイソギンチャク。これが産卵床に触らないように、クマノミはイソギンチャクのイボを噛んで縮ませているようです。
(このしぐさが頻繁になると、産卵が近いとわかります。このペアの産卵場所は毎回同じです)
これが産卵シーンです。
メスが産卵管(輪卵管)を出し、お腹をこするようにして卵を産み付け、その後を追うようにオスが輪精管を出し、精子をかけていく。
それを、約1時間〜2時間繰り返します。
これは産卵完了直後の卵です。
綺麗なオレンジ(まるでイクラのようです)をしています。早速、オスが卵の面倒を見ています。
よく見ると、卵の先端に白い点がついています。受精した証拠なのでしょうか?
クマノミの産卵

産卵の様子をデジカメで写真を撮る事ができたので、紹介したいと思います。
産卵は日中(12時〜17頃までの間)に行われます。
写真はクマノミのペアです。
我が家のクマノミ(2番水槽クマノミ・4番水槽ハマクマノミ)2ペアが繁殖活動をしています。(今現在(H15/1)はハマクマノミペアのみですが・・・)
まだまだ海水魚の繁殖は一般的とは言えず、情報が少ない中、悪戦苦闘していますが、いろいろ試行錯誤をしながら少しずつ育て方が分かってきたように思います。繁殖のベテランにとってはあたりまえの事ばかりかもしれませんが、これから繁殖にチャレンジする人、うまく育てられない人に良いヒントになれば幸いです。
まずは・・・我が家のクマノミペアの紹介
これが今は亡きクマノミペアです。
★H15/1相次ぎお亡くなりに・・・。
しかし、1年半繁殖活動をし、私達にとてもよい経験をさせてくれました。
これが4番水槽に設置してあるハマクマノミペアです。
左がメス(6cm)右がオス(4cm)、共生しているタマイタダキイソギンチャク。
クマノミの繁殖
クマノミのペアリングと環境
クマノミの卵の様子と孵化について