朗読の舞台音響
= 2008年 7月31日 「スクール生 ミニ発表会」 =
| 今回はスクール生のミニ発表会だ。 ここの劇団は、ドラマ・スクール、演技教室と二つの初心者コースがある。ドラマ・スクールは毎週木曜日の夜に開講され、どちらかと言えば若い人中心で、スクールを卒業すると研究生→劇団員という道がある。 演技教室の方は日曜日隔週のコースで、ちょっと芝居を体験してみようかってコース。こちらはだいたい子育てを終えられた奥様方中心。 今回は3月に入校したスクール生たちの発表会プラス研究生二人による短いドラマの二本立てで、もちろん無料公演。 スクール生たちが演るのは「貧乏神」という江戸小話を脚色したもの。 ある夫婦が貧乏で困ってる。どうやら貧乏神が住み着いているのではないかと追い出しにかかる。 煙でいぶしたり畳を叩いたりして追い出したはいいが、子供を残していった。 その子供を追い出そうとすると、この貧乏神の子供「社を建ててそこに祀ってくれればお宅を大繁盛させる」と約束する。で、社を建てると… ってお話。 落語仕立てなので、オープニングは出囃子(でばやし)にした。出囃子ってのはこれは「誰それの出囃子」とか、だいたい決まってるのだ。 で、そういう色のない「前座の出囃子」を使わせてもらうことにした。そのままでは長すぎるので、15〜6秒にカットした。あとの音楽も歌舞伎の下座音楽中心。 今回、作成した効果音は「付け板」の音だ。歌舞伎で見得を切るとき舞台ソデから「パパ〜ンパ〜ン!」とか鳴る、あの音だ。 残念ながら、拙宅はもちろん、劇団にも「付け板」なんてありゃしない。作らなければ…。 本物そっくりにはならないけど、作ったのはこの音だ。玄関のタタキで下駄を打ち鳴らした。そのままでは鈍すぎるので若干ピッチ(音程)を上げ、リバーブを掛けた。 この音をサンプラーのキーを叩くことによって「パパ〜ン パ〜ン!」と出す。最初から作り込むより、演技に合わせてオペが叩く方がいい。 さて、そのオペなんだけど、今回のオペさんはまったくの新人のM子さん。 「女優としての幅を広げたい」と自ら志願して音響オペレーターを買って出てくれた。 彼女、音楽好き、特にクラシック音楽に詳しいし、シンセなんかも弾くそうだ。、音響オペに向いてる。 けど、「芝居の方がメインで音響は余技としたい」と言ってる。まあ、この劇団の美人女優の一人だし、あったりまえと言えるな。 |
![]() スクール生たちの「貧乏神」の一場面 ![]() 研究生二人+αの「喜びの孤独な衝動」 今回の音響オペ席 新人オペレーターが緊張して座ってる。ww ![]() 新人オペさん、本番中はもう必死! |