演劇の舞台音響
= 8の字巻き =

タイトルはなんか本格的だけど、中身は地方小劇団の音響担当者の独り言に近いものです(笑)

 マイク・ケーブルやスピーカ・ケーブルは何度も解いたり巻いたりしてると、カールしてしまったり中の線がグズグズになったりするんだね。実は、そうならない巻き方がある。「8の字巻き」って言う。中に「八の字巻き」と書かれる方もいるがこの表記だと巻き方の連想が出来ない

 この巻き方を覚えとくと便利だ。長すぎて余ったケーブルも8の字巻きにしとくと足に引っかかりにくいし、第一綺麗だ。

 また、ACコードやLANケーブルなども8の字巻きにしておくと線がツイストしなくて綺麗に始末できる。

 正→逆→正→逆→正→逆…って巻いてゆく。最初のウチはやりにくいが慣れると手早くできる。

 巻き方なんだけど、いくつかのサイトに写真入りで解説されてる。でも、初心者の方が「どれもこれもプロっぽくて判りにくい」と言うので初心者向けに書いてみる。
 右利き用に書くから左利きの方は左右を読み替えて欲しい。
  1. メスの(キャノン)コネクタを左手で持つ

  2. 普通にくるりと巻き、交点を左手でしっかりと握る
    巻くときに(右手親指と人差し指とで)線のよじれをなおす

  3. 8の字になるよう、線が上に来るように巻く
    よじれがあればなおす

  4. 上になった線を手前に折り畳む

  5. 時々巻き径が均一になるよう調節する
 これの繰り返しをやればいいんだ。下の2枚の写真をご覧頂くとどういうふうに巻くかお判りになると思う。

 最初のウチは上に書いたように偶数回目は線を上に持ってくるが、慣れてきたらわざわざ上に持ってゆかず、手首を返して(逆手に持って)順方向に巻いた線に逆巻きすればいい。
 ってか、上に持ってっても自然に前側に降りてきて折り畳まれるんだけどね。

 また、線を床に置いて試してみると判りやすいかも知れない。実際、PA屋さんも重い線は手で持たずに床に置いて巻いてゆく。

 ポイントは

 ・奇数回目と偶数回目とが逆巻きになる
 ・巻くときによじれをなおしながら巻く
 ・巻き径を揃える

 音響用ケーブルの場合は、メスのコネクタ側から巻き始める習慣になってる。


3. 巻き上がり


本当は線の両端のコネクタが綺麗に揃うように巻く
宙ぶらりんになった端が輪っかをくぐったりしたら
解くときに絡まるぞ


1. 最初は普通に巻き8の字の下を作り、次に8の字の頭を作る
8の字の頭の部分は
最初に巻いた輪(8の字の下側)と重なるように、前に折る




2. 上の作業を繰り返してるとこんな風に巻けて来る



上の写真の中央部アップ




テーブルタップなんかもハチマキにしておく







作業協力:堀田里沙 

April, 2006



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