演劇の舞台音響
= 音出しアイテム考 =
演劇など舞台音響の送り出しは現在のところ、MDが主体でサンプラーが補助的に使われるようだ。しかし、少し他のものにも目を向けてみよう。
上記はMDを標準(○)として比較した。 ◎=優れてる、 △=劣る、 ○=MDとほぼ同等、 ▲=ちょっと厳しい、 ×=ほとんどダメ ※ 操作性には編集の容易さ・難しさも含む ・オープン・リール 昔はイベントの音出しの定番だった。何千回使ったことか…。演劇の音響効果では、6mm(1/4")
7号リールでテープ速度は 19cm(7.5")/sec. 2トラック・モノラルもしくはステレオが標準。当初、自宅ではアカイの "DELUXE"
や TEAC Aシリーズを、所属していた劇団では、SONY の TC-365 を使ってたと思う。今のMDデッキ同様2台(以上)並べて使った。我が劇団の大御所はいまだに「音はテープですから 融通が利きません。この場面では役者が音に合わせてください」なんて平気でのたまうぞ。(笑) 磁気テープだから強力な磁気に遭うと消えたり音ムラが出来たりするはずだが、そんな経験をしたことは一度もなかった。みんな気をつけてたんかなぁ…。むしろ、バルク・イレーサー(消磁器)での消え残り、消去不完全を何度か経験した。 音と音、磁気テープとリーダー・テープとを継ぎ合わせるスプライシング・テープが剥がれたりすることが希にあった。だけど、当時の音響効果担当者は、非磁性体で出来た/あるいは消磁したハサミとスプライシング・テープを常に持ち歩いたいたので、事故があってもすぐに修復可能だった。デッキのモータさえ回ってりゃ、たとえテープがちぎれててもなんとか音は出せたぞ。今のデジタル機器なんざ足元にも及ばないほどの信頼性がある。確実に音が出るって点では、アナログのオープン・リール・テープに勝るものはないと今でも信じてる。でも、間違えて録音ボタンを押してしまったヤツがどっかにいた。 白のリーダー・テープに音や場面の名前が書けるので、頭出しは楽なんだけどシーケンシャルにしか扱えないんで、次の音まですぐに飛べない。早送りするしかないんだね。油断してると通り過ぎてしまうし…。^^; テープのイナーシャー(質量)が大きいので起動は速くない。また、90分テープを使っても最大45分だ。音質はS/N比、周波数特性はMDに劣るかも知れないけど、拙者の感覚ではMDのような不快感はない。非圧縮だもんね。(笑) 場合によっては、聴覚上CDをも上回る。 中にはノイズだらけの鮮度の悪い音を平気で使ってる劇団もあったけど(笑) も一度使ってみたいかって?(笑) やだよ。だって編集が面倒だもん。(笑) だから「操作性」のところで▲にした。それにしても、今となっては、デッキ、テープ共にほとんど入手不能だろうな。 ・カセット(コンパクト・カセット) 拙者はカセットで舞台音響をやったことはないし、やるつもりもない。まあ、せいぜい客入れ・客出しの音楽の送り出し程度にしか使えないと思う。けど、ボランティア・グループの奥様方のイベントでは、ラジカセで音出しをやっておられたりする。音の頭とお尻に「ガシャ!」ってメカニカル音と「ボツッ!」って電気音とが伴奏として入ることがある。(笑) 致命的なのが頭出しだね。アテにならないカウンターを頼りに次の音の頭を探るしかない。もちろんやって出来ないことはないけど、まともにやろうって思ったらかなりの精神的ストレスを伴うだろう。 そう言えば、以前、カセット・テープ用のスプライシング・キットが発売されてたなあ。やってみたけど、オープン・リールの編集はお手の物だった拙者でもあまりうまく行かなかった。うまく行ったとしても、デッキに装填してしまうとリーダー・テープの位置を見つけるのはかなり難しいだろう。 容量を△にしたのは、テープは C-90 以下で途中で裏返さないってことを前提にしたからだ。確かに C-120 や規格上は C-180 なんてのもあるが、恐くて使えないだろう。 カセットの音をMDより劣るの△にしたが、これはS/N比など測定データを考慮した結果だ。音の素直さという点では、カセットはMDに勝る。 おそらくカセット・テープの信頼性はMDより高いだろう。拙者の属する朗読ボランティア・グループではほぼ毎日誰かが C60 あるいは C90 テープ両面に録音し、それをデュープリケータで数本から数十本コピーして視覚障害者の方に録音図書として届けてる。ごくごく希にリーダー・テープと磁気テープとの接合が外れたというトラブルがある程度。またリスナーからのクレームも数年に一度あるかないかだそうだ。 ・DAT 何よりも互換性が問題だ。録ったデッキで再生するんだったらあまり問題はないが、別のデッキで再生すると大きなビット落ちが発生するのか、「バサッ!」っていうドロップ・アウトを何度か経験した。 しかし、音が全く出ないとかストップしてしまうってトラブルはあまりないみたいだ。ただし、寝起きが悪いしするから、頻繁にストップ・スタートを繰り返す演劇の音出しには不向きだ。 以前、あるバレー団から公演のオペを頼まれて、何度かDATを使ったことがある。バレーの先生、「音が止まるのが絶対にイヤだ」ってDATを選ばれた。そりゃそうだよね。バレーやミュージカルの公演で音がストップしたらどーしよーもないもんね。先生の評価では信頼性は◎なんだ。 テープはバックアップ用のと2組渡された。デッキはバレー団所有のもの。たぶん、そのテープの録音に使われたものだろう。あまりよく覚えてないが、目立った音飛びやドロップアウトもなかったようだ。 けど、2005年11月25日、ソニーが DAT レコーダの国内出荷を12月初旬をもって終了することを発表しちゃったよな。いよいよテープって記憶媒体(メディア)が終焉を迎えたってことだね。 ・CD-R 音の変更に対応出来ないのが厳しい。ま、CD-RW なんてのもあるけど…。変更があったら最初っから焼き直しで、以前のは捨てなきゃなんないってのがなんとももったいない。 信頼性はだいぶんマシになった。以前はドライブやメディアの相性の問題で、使い物にならないとまで言われた。けど、ここ数年は読み出せないとか途中で止まるってトラブルは経験してない。しかしメディアがむき出しってのが恐いな。ちょっとした取り扱いのミスで再生不能になったりノイズが入ったり、音飛びすることがあるもんね。我輩の経験からすると、近ごろでは、CD-R のトラブルの大半は取り扱いの粗雑さに起因する。記録面を手でベターっと触ったり、ほこりだらけの机の上に無神経に置いたり、陽の光の入る窓際に放置してたり…。読めなくなって当たり前だ。 CDプレーヤならどこにでも転がってる、ってのがメリットだ。我輩、昨年(2004年)からサンプル提出には CD-R を使うことにしてるが、「音が出ませんでした」ってクレームは今のところ無い。 操作性を△にしたのは、CD TEXT に対応したデッキやドライブが少なく、普通はMDのように曲名なんかを自由に書き込んだり表示したり出来ないからだ。 家庭用CDデッキ1台で朗読イベントの音出しを2〜3度やったことがある。MDデッキを持ってなかったから仕方なく CD-R にした。しかし、ホールの音響さんのところに CD-R を持ち込んだりしたら、「音が止まっても責任持ちませんよ」ってイヤな顔されること請け合いだ。けど、ちゃんとしたドライブで ちゃんとしたメディアに ちゃんと焼けばそれほどヒドいことにはならない。 学校公演に CD-R を持ち歩き、デッキは行った先の備品を使うって話を聞いたことがある。そこの音響オペさんは今までトラブルを経験したことがないと言ってる。 また、2007年9月の「夜の向日葵」と同年11月の「煙が目にしみる」のオペをお願いしM氏は、いつも2連CDデッキ DENON DN-2000F をお使いだそうだが、「まったく問題ない」とのこと。 ・MD 現在、舞台音響送り出しの王道はこのMDだ。音の順番の入れ替えも容易だしある程度の編集も可能だ。しかも実績もある。機器のトラブルがあっても、MDなら言い訳出来るかも知れない。(笑) けど、油断は禁物だ。現場で音が読み出せなかった(再生出来ない)ってトラブルは一度ならず聞いたことがある。バックアップのディスクは必ず用意すべき。 デッキは“メカもの”だから運搬時などは充分に気をつけなければならない。また、MDデッキの寿命は思ったより短いようだ。頻繁に録音すると1年か2年ほどでダメになったりするそうだ。 えらそうに書いてるけど、拙者はMDでオペをやった経験はない。けど、拙者に言わせれば、パソコンとの連携が不自由なMDはもう既に過去の遺物って感じがする。そう言えば近ごろ、Hi-MD ってのがある。1GB のメディアが使えリニア PCM が扱える。もしかしたらこれが本命かな?って思う。・・けど、デッキがねぇ…。2005年8月現在 Hi-MD 対応のデッキはオンキョーからしか出てないみたいだ。 それにしても、MDってのはバックアップ(複製)を作るのが不便この上ないのが欠点だな。パソコン環境に慣れきってて、大切なデータはバックアップを取るのが当たり前の拙者には、このMDの仕組みってのがなんとも不満だ。 しかし、ホールの音響さんに音出しをお願いするんなら、MDに入れてお渡しするのが一番無難だろう。 ・MO
去年(2004年)だっけ、目の不自由な方に録音図書を提供している日本ライトハウスで使われてたのを見た。話によると、かなり信頼性も高いそうだ。 ちょっと触らせてもらったが、なかなか良くできた機械だ。編集機能もオープン・リール並みのことが出来る。たぶん、オープン・リールからの乗り換えを強く意識して作られてるんだろう。スピーカ内蔵だからそのまんま稽古にも使える。けど、値段が50万円ほどだって言うし、入手が難しいだろうな。今でも現行品かな? DX-5050 の弟分だか妹分だか知らないけど、簡易版の DX-5 ってのもある。こちらのサンプリング周波数は 22KHz 固定だと聞いたが、それ以上の詳しいことは知らない。 USBメモリがポピュラーになって以来、MOってのは流行らなくなったようだ。MO自身いつまで生産が続けられるんだろう?オリンパスイメージング株式会社がMO分野から事業撤退だし…。我輩はMOはドライブも持ってないし、一度も使ったことがない。ZIPもJAZもPDも…。 一応、ラジオCM素材搬入等のための BWF-J という 3.5" MOの共通フォーマットが存在するとか、BWF-J フォーマットを、Windows PC上で閲覧、編集、作成出来る BE-100/BE200 ってソフトが存在するけどいずれも価格は十数万円だってこととか、オタリテックの BWF-J 対応レコーダ DR-10N が \1,800,000 ほどするってことは耳にしている。 ・小容量サンプラー (BOSS SP-303 など メイン・メモリ 128MB 以下) サンプラーなくして乱闘場面・戦闘場面のSE送り出しはほとんど不可能だろう。ナマ音でやるって手はあるけど…。シビアなタイミングを要求される音、繰り返し使われる音の送り出しには最適だ。音楽やDJのライブでも使われることを想定しているから、信頼性もあるはず。またメカ部分を持たないのも安心。 モノラルでそれほど高音質を要求しなければ、つまり、昔のモノラル普及型テレコなみ以上を要求しないんだったら、メモリ 64MB のもので、スペック上は、30分以上の音が蓄えられる。 ただ、BOSS SP-303 の場合は、パソコンからの転送はサンプリング周波数 44.1KHz のものしか取り込めない。容量のところが▲になってるが、これはにステレオCDに近いクォリティーを要求する場合だ。(最大モノラル約33分。ステレオだとその半分) サンプラーはパッド数が8個から16個なんで、バンク切り替えが必要だ。もっとも MIDI キーボードを使えばバンク切り替えは不要だけどね。あと、誤操作によりメモリの音が消えてしまうのが恐ろしい。メモリには必ずプロテクトを! ハード・サンプラーの場合、パッドの割付シートが必須だ。でも、系統立てて割り付ければ10個やそこいらだと簡単に覚えられる。「ホテル・ボルティモア」とその次の朗読イベントのとき、パッドへの割付は拙者がやった。で、割り付けシートをオペ君に渡したけど、彼女は本番ではそんなの見なかったそうだ。そう言えば稽古中、我輩が代わりにオペやったときもシートなんて見なかったなぁ…。 BOSS SP-303 以外で適当な小容量を探すと AKAI の MPC1000 が目につく。かなりよさそうだ。でも、これを買うんだったら、SP-303 を2台買う方が安上がりだ。(注 2005年 8月上旬現在) ・大容量サンプラー (AKAI Z4/Z8 メイン・メモリ max 512MB ) 演劇などの音響効果送り出し用大容量サンプラーってことで考えると、メイン・メモリは 512MB 以上は欲しいんだよね。あるいはHDDからのストリーミング再生が出来るとか。そういう目で探すと、現行品では AKAI のZ4 あるいはその上位機種のZ8 と次の Roland SP-404 しか見つからなかった。←2005年夏現在 メモリ 512MB のは他にもあるけど、シーケンサー機能がついてたりして高いんだね。CDやMDに比べて、録再容量があまり大きくないのは、サンプラーはMDやCDみたいな音楽鑑賞用の機器じゃないからだ。 しかしながら 512MB あると 44.1KHz 16bit ステレオ音が48分ほど扱える。モノラルあるいは 22KHz 16bit だとその倍の1時間半ほど。セリフ・バックに音を流しまくるなんて演出じゃない限り、まあ充分だろう。 最大の欠点は、再生中、経過時間が判らないとか、ポーズ機能がない、途中から再生出来ない、どのパッドの音が出てるか目で確認出来ないことだ。これらの問題があるので操作性は△にした。最初の3つはハード・サンプラー共通の問題点だ。 上記の内、経過時間が判らない点はオープン・リールを使っていた拙者は全く気にならない。ポーズ機能や途中からの再生は本番中はマズ必要になることがないだろう。 また、パッドってのも問題だね。アカイの MPD-16 など、普通サンプラー用パッドは16パッドなんで音を割り当てて行くと足らなくなる可能性がある。その場合はバンクを切り換えて使う。それでも一つの公演で2バンク32個でも足らないこともあり得る。もっとも、88鍵キーボードをなんか繋げば一挙に解決だ。(笑) ただし、キーボードは Velocity Off の機能が必須。 メモリ容量が足りない、パッド数が足りないって場合は、幕間とか休憩時間に設定を読み込み直すってことで解決出来る。ただし、メモリ・カードからの設定の読み込みはかなり遅い。正確に時間を計ったことはないけど、フルの 512MB だと10分ほど掛かるだろう。もちろん、MDみたいにZ4を2台使えば容量もパッドの数も2倍になるんだけどね。 Z4はオプションのパラレルアウト・ボードを使えば、音ごとにアウトプット・ジャックが指定出来る。例えば、パッド1の音を標準出力、パッド2の音をオプションの1−2に出力すれば、それをミキサーでクロスフェード出来たりする。また、特定の音だけを客席後ろや天井のスピーカから出すなんて指定も可能だ。つまり、複数台のMDデッキを使うのと同じようなことが出来るだね。 元々ライブやレコーディング用の楽器だから信頼性は充分に高い。メカ部分を持たないし、バックアップもメモリ・カードやHDDに取れるからトラブルの起こる可能性は極めて低いが、電源がクリーンであることが条件。 音はまさに大人の音だ。そこら辺のCDデッキが吹っ飛ぶほどの高音質。クリアーで空気感が感じられ、それでいて足が地に着いた音だ。 MIDI バッドの MPD16 と組み合わせて芝居の本番音出しに使ってみたが、複数の OUTPUT を持つ便利さを実感出来た。 サンプラーは一般に、出てる音をパッドで切っても、MDなどの [ ■ ] ボタンで切ったときのようにブッタ切ったような切れ方をせず、あたかもフェーダーを急速に落としたようなスムースな切れ方をする。 この特徴を利用するとパッド操作だけで急速なクロス・フェードのような効果が出せる。「黒塚」と「道成寺」では、何ヵ所かでこの方法で音切り替えをした。 上記公演のとき MIDI パッドの MPD16 の動作がおかしくなり電源を再投入して復帰ってトラブルと、Z4メモリ上のデータが消失するトラブルが発生した。原因は特定出来てないが、同一建物内の大型機器(例えば冷凍庫など)からのサージ、あるいは照明用の調光器からのノイズの可能性が大きい。音響専用電源が使えない場合は、電源のノイズ&サージ対策を怠りなく。 しかし…、Z4 の供給元である AKAI Professional MI は2005年末に倒産してしまったらしい…。残念ながら Z4/Z8 はディスコンになったようだ。今後、ラック・マウントのハードウェア・サンプラーの新製品は手に入らないだろうな。 ・大容量サンプラー(Roland SP-404 メイン・メモリ max 1GB) で、メモリ 1GB の SP-404 だ。メーカ発表値で最大サンプリング時間は STANDARD モノラルで約386分、LO-FI モノラルで約772分になってる。約386分てば約6時間26分だ。ステレオで半分の3時間13分ほど。 44.1KHz 16bit ステレオの WAV ファイルだと 1GB で1時間30分ほどだから、SP-404 では STANDARD モードでも圧縮がかかってるのかも知れない。ま、ともかく容量サンプリング時間/再生時間は充分だ。 パッド数は12だが、バンクがAからJまでの10バンク。つまり、合計パッド数はなんと120にもなる。再生時間とバッド数だけを見ると価格が3倍ほどもする AKAI Z4 に圧勝だ。 パソコンからのファイル転送だが、インポートにより WAV や AIFF が取り込める。インポートにはかなり時間がかかるが、一旦インポートしてしまえば、スイッチONですぐに使えるのが有り難い。 音質はZ4に及ばない。良く言えばシブい音、悪く言えばダルな音だ。しかし、MDよりはいいかも知れない。テーマやエンディング、それにセリフ・バックのME送り出しにも使えるレベルと判断する。くぐもり系の音だから、セリフ・バックのBGMには向いてるかも知れないな。 小型軽量の、この SP-404 1台あれば、そのまんまミキサーに繋いで音響効果送り出しに使えてしまうのがコワい。そう、たとえACアダプタを忘れてもアルカリ単三6本あればその日のマチネーとソワレぐらいは乗り切れるようだ。 Z4より設定などがやりやすいので操作性は○にしたが、ハードウェア・サンプラー共通の欠点である、再生経過時間が判らない、ポーズ機能がない、途中から再生出来ない、って点は SP-404 も例外ではない。 2005年11月、朗読ボランティア・グループのイベントの折、SP-404 に6個の音を入れてふつーの奥さまに操作して貰ったが「カセットよりウンと楽ね」と好評だった。このときのハードは、会場が小さかったのもあって SP-404 に1組の小型パワード・スピーカだけって簡単なもの。(SP-303 でも良かったんだけど、SP-404 をキャリー・ケース付きで持ってるから、運搬のことを考えて 404 にした) ・ソフト・サンプラー パソコン+ソフトウェアで実現できる。パソコンがあれば、あとはソフトを手に入れれば簡単に出来てしまうんだね。けど、けど、けど、だ。言っとくけど、自分の愛機を音響効果送り出しに使おうなんて考えない方がいい。 音響効果送り出し用にパソコンを使おうってのなら、必ずそれ専用にすること。よけいなアプリは極力削除だ。常駐アプリは必要最小限にすること。音効送り出し用のパソコンでメールの送受信なんてことは考えない方が身のためだ。あれば便利そうなアプリも涙を飲んでアンインストール。その分、サウンド・ファイルの倉庫が広くなるしね。 また、バリバリのニューモデルより、枯れたパソコンの方がいい。出たての新製品はほとんど例外なく、まだバグが出尽くしてないんだね。で、パソコンを手に入れたらメーカのサイトなどにアクセスして BIOS やグラフィック・ドライバなんかを最新にアップデートすることだな。 自分で環境の構築やアプリの削除が出来ないレベルの人はパソコンで音を出そうなんて考えない方がいいかな??ある程度パソコンに精通してることが条件かも知れない。それでもパソコンのHDDが本番中に飛んだら、手の施しようがない。とは言うものの、この我輩、HDD付きパソコンとの付き合いは20年ほどになるが、実は今まで一度もHDDのクラッシュに遭遇したことがない。よほど幸運なのだろう。 音は内蔵オーディオ・カードのライン・アウトから取り出せるが、USB か FireWire のオーディオ・インターフェースを使おう。ステレオ・ミニジャックじゃ頼りないし、第一ノイズ・レベルや音質が改善されるはずだ。(中には中途半端な外付きオーディオ・インターフェースより優秀なのを内蔵してるパソコンもあるかも知れない) 音響効果送り出し用のソフトは色々あるみたいだけど、それほどまじめに検討していない。拙者は Sound Producer Professional って税込み 1,050円のシェアウェアを使っててほぼ満足してる。画面上のパッドに音の名前が書けるのでオペレーションが楽ちんだ。 何よりも音の変更が簡単にできるのが有り難い。場合によってはその場で音の加工が出来るもんね。転送なんて手続きなしに編集した音がそのまま使える快適さ。この軽快さ、楽ちんさ加減を一旦知ってしまうと他の機械が使えなくなるぞ。^^;; ソフト・サンプラーで一番恐いのがパソコンのハングアップと音の途切れ・中断などのトラブルだ。それとレイテンシー(発音遅れ)の問題もある。 まずレイテンシーだけど、ちょっと前の外付きオーディオ・インターフェースは 0.5秒ものレイテンシーがあったそうだ。ここまで遅れがあると使い物にならない。拙者の Celeron 2.7GHz のノート・パソコン+EDIROL UA-25 の組み合わせでは問題になるほどの発音遅れはないようだ。ただ、我輩自身はほとんどオペをやらなかったし、タイミングが重要な音はハードウェア・サンプラーを使ったんで、気が付かなかっただけかも知れない。 [追記] その後、別の公演で拙者が使ってみたところ、妙な遅れがある。幕開きの音楽を再生しようとしたら、かなりの遅れがあるんだ。200mSほどかな?でも、2回目に再生してみるとほとんど遅れがない。どっかにキャッシュするのに時間を食うのかな? しかし、遅れが必ず発生するってわけでもない。で、タイミングが遅れてはまずい音は、直前にフェーダーを絞りきって一度再生しておき、改めて再生するなんてことをやった。 ハングアップや音の中断・ストップなどの不具合は我輩の環境では7回の本番と数十回の稽古中に一度も起こらなかった。トラブルらしいトラブルってば、Sound Pro の設定ファイルが一度壊れたくらいのものかな?※ 2006年 8月までの実績 でも、この程度の実績じゃ安心出来ない。この十倍、百倍使ってみやきゃ大きな事は言えない。パソコンに限った話ではないが、トラブルってのは不思議なもんで、何十回の稽古中、一度も起きなくたって、大事な本番、ここイッパツってときに起きるんだね。マーフィーの法則だな。(笑) 自宅や稽古場より小劇場などの方が電源事情が良くないこともよくある ひとたび致命的なトラブルが起こると「嬉しそうにパソコンなんて使うからだ」とみんなから白い目で見られるぞ。ベテランの音響マンからは非難ごうごうだぞ。^^; と脅しておこう。(笑) ・超小型オーディオ 超小型オーディオってなんだってことなんだけど、要するに iPod とかあの類だ。(笑) これって便利かもって思う。要するに半導体メモリとかHDDに蓄えられた音を出すんだから実績ある技術だ。原理的にはサンプラーの音出しと変わらない技術。しかもちっこいクセして、容量は 1GB とか 40GB とか…。その上、WAV や AIFF なんて非圧縮ファイルも扱える。 音質のところで△にしたのは、拙者が試用したものは、ヘッドフォン・ジャックからしか音が取り出せなくて、しかも結果が芳しくなかったからだ。原理的なものじゃない。優秀なD/Aコンバータと、しっかりしたアナログ回路&電源を備えればMDを上回る高音質が期待出来る。(もちろん mp3 じゃなく wave や aiff を使った場合) その後、wav ファイルで試したがどうやら音質的にMDを上回るように思える。しかし、mp3 や AAC を使う場合もあるだろうから、音質評価は△のまんまとしておく。 ただ、人間とのインターフェースが問題だね。早送りなどの操作系が洗練されてないのが多いみたいだ。おそらく頻繁にボタン類を操作することは想定されてないんだろう。 また、小さければ小さいほどよいってもんじゃない。薄暗いイベントの音出しの現場であの小さいディスプレーやボタンは扱いにくいと思う。電子楽器の MIDI パッドがかなり大きいのは何も立派に見せるためじゃないんだ。人間が快適に操作するにはそれなりの大きさが必要なんだ。 デッキ・タイプで信頼性の高いものがあったら、MDの代わりに使いたい。だけど、そんな製品が出るかな?Hi-MD のデッキですら1社からしか出てないもんね。メーカさん、たいして売れもしない据置型オーディオ機器にはあまり熱心でないようだ。 けど、このコンパクトさを活かして非常用・バックアップ用に便利かも知れない。…マジ、現場に持ち込もうかな? USB メモリとしても使えそうだ。音出しも可能なメモリ…。(^Q^) 信頼性は取り敢えず○にしてあるが、どうだろうね?なんとなくちゃっちい感じはするけど、体温が伝わるような状態で半日以上持ち歩いても別になんともないし、ファイルが消えたのは OTOMO で一回きりなので、MDと同等ってことにした。しかし、スイッチなどの耐久性は…?
2006年 9月Papa I Love Uで iPod nano を使ってみた。SEやMEの送り出しじゃなく、客入れや休憩中の音楽再生用としてだけどね。オペの女の子君の私物だ。ファイルは圧縮ファイルじゃなく wav ファイルだと言ってた。 結果は上々。音質もまったく文句ないし、用途をBGMと限れば操作性も問題なし。これからは客入れ用としてCDプレーヤなんて用意する必要はなさそうだ。 その後、MDウオークマンを使ってみたりしたけど、客入れなどのBGMは iPod nano を使うことに決めた。 ・その他
SPレコードが無声映画の伴奏とかに使われたとか、LPレコードも…、とかの話を聞いたことがある。ちなみに効果音のレコードはSP時代からあったぞ。我輩は知らないけど、芝居の効果音を直接レコードから出したことがあったとしても、それほど不思議じゃない。 そう言えば、運動会とかのイベントの盛り上げ音楽はレコード・プレーヤで音出ししてたなぁ。 この年から拙者はアナウンサーを務めていたので、テープ・デッキとレコード・プレヤーとをどう使い分けてたのか正確には知らない。 テープ・デッキは確かテープ・レコーダー研究会とかのキットを使って可搬型に組み立てたもの。個人的にはレコード・プレーヤについてるグレースのオイル・ダンプ・アームが懐かしい。…フォノ・モータはCEC製だったろう。 ☆
Roland のARシリーズってのがある。これらは業務用のアナウンス・マシンと理解してる。専用のメモリ・カードに音を入れ、それを再生する機械だ。要するにサンプラーとかシリコン・オーディオ機器の一種なんだね。専用メモリだってに嫌気がさしてそれ以上調べてないが、使えそうな気がする。※
2006年 8月に調べたら新型はコンパクト・フラッシュに対応しいるただ、このサイトのどっかのページにも書いたと思うけど、Rolandっ て会社は詳しい仕様ってか、技術情報を公表しないんだね。我輩はその点に引っかかって食いついて行く熱意を失う。 かつて我々があれほど重宝したオープン・リールのテレコは舞台音響の世界から消え去ったに等しい。業界雀はカセットは2010年ごろには生産中止、MDもそのうち危ういってウワサしてる。(真偽のほどは不明) もし、そうだとすると、何年か後には、音楽メディアはシリコン&HDDと、当分生き残るだろうCDが主流になるんだろうか? もしかして、数百ギガ・バイトのフラッシュ・メモリがリーズナブルな価格で出来るようになったら、HDDですらなくなるかも知れない。 ともかく、ソースはなんであれ自分で録音したものを自室で聴くって文化がなくなったように思う。家ではオリジナルを、表ではそのコピーを聴く。コピーはパソコンで、って傾向らしい。それも通勤・通学などお出かけに電車メインにを使う都会型スタイルだそうだ。だから、据置型の家庭用録再機は徐々に姿を消すんじゃないだろうか。 芝居の音出しの現場もこういう流れと無縁じゃないよな。ま、流れがどうなったところで、今から準備する必要はないだろう。その時になってから慌てても間に合いそうに思う。(笑) …何年か後にはみんなゲーム機で音出ししてたりして。(爆) マジ、サンプリング機能付きキーボード・シンセは生き残るだろうから、それを使うことになりそうな気もする。 昔は演劇や踊りに使いやすいテレコってのがあった。SONY の TC-365 だ。スピーカを内蔵してて稽古にも使いやすかった。今はそういう狭い用途に特化したのがないんだよね。だから、演劇に使う場合は音楽観賞用など、違う用途向けに作られたものか値段の高い業務用を無理矢理使うしかない。 さて、なんでMD以外を舞台音響に使うことを検討したかの本当のところを書いておこう。まず、拙者の関係してる劇団のMDデッキが調子が悪い。その上、この我輩、MDが嫌いなのだ。(笑) 音が良くない上に、MDってのは音楽著作権の関係で、コピーなんかが不自由なんだね。 音が悪いのも、その音楽著作権の関係かも知れない。拙者、MDってのはわざとCDと同等の音にならないようにしてあるんじゃないか、って勘ぐってる。 また、上にも書いたように、何年か後にはMDは消えてなくなるんじゃないかと危惧してる。どっかで「Hi-MD は Net MD 機能を包含しているので最終的には Hi-MD に統合される」との業界関係者の発言を読んだ記憶がある。つーことは Hi-MD の普及に失敗したらMDから撤退? MDはカセットより普及台数が少ないはずだから、消えるんだったらあっという間じゃないだろうか? 2005年1月(だったかな?)HDD/シリコン・オーディオ・プレーヤがポータブルMDプレーヤを販売台数で逆転したよね。社団法人日本記録メディア工業会の2005年11月25日の発表では前年比 26% 減の市場規模縮小、2006年にも 26% 減となる見通しだそうだ。 3年後の2008年にはシリコン・オーディオが完全に主流になり、その何年後かにはMDプレーヤは姿を消すんじゃないか?って占っておく。←ハズレたかな?^^; (2009年5月記) 何十年かぶりに芝居の公演を見に行ったら、どこのもここのも音が悪いんだね。音がざらざらキンキンしてて、壮大なオーケストラ曲が使われてたりしたら、トゥッティ(総奏)で音が崩れるし広がり感がなく余韻が汚い。特にたくさんの音が激しく変化する部分がヒドいみたいだね。 「昔より機材は良くなってるはずなのにどーしてだろ?近ごろの人は無神経な音造りをするのかな?」って思ってた。で、ある時勇気を出して音響卓を覗いてみた。もちろん、懐かしのテレコなんざ見当らない。訊いてみると「近ごろはMDです」って教わった。な〜るほど、だ。 2005年3月チェホフの「桜の園」に出演したとき、急遽音響チーフも任されたんだけど、その時はそこの劇団の慣習通り、音出しはMDとした。 役者としての我輩の役どころは老僕・フィールスだ。第4幕の終わり、みんなが屋敷を引き払ったあとにサクラの樹を伐採する音が悲しげに聞こえてくる。そこへ何も知らないフィールスが入ってくるんだね。拙者が心を込めて創った悲しげな余韻は無惨にもザラザラだ。がっかりしてしまった。 その後、何人かの舞台音響関係の方に話を伺うと、演劇などの公演では例外なく音出しのメインはMDなんですな。我輩はコンサート関係のSRは何度か手がけたことがあるがMDなんて使ったことないぞ。 しかし、ヒドいと思った音の中には明らかにレベル・オーバーの歪(ひずみ)を伴ったものもあった。これなんざMDの責任じゃなく、音を入れた人の責任だな。アナログでコピったときのレベル設定ミスだろう。それにしても無神経な音響マンがいるもんだわい。
MDは自分用のは買わなかった。ウォークマン・タイプのもは mp3 プレーヤより重いし音も mp3 プレーヤより格段に良いとは思わなかったからだ。 いずれにしても、大型スピーカでMDや mp3 の音は聞いたことがなかった。だから、SR(PA)用のスピーカから大音量で流されるMDの音を聞いて愕然としてしまったのだ。MDの音がひどいったって、確かにそりゃ、芝居をぶちこわすほどじゃない。 昔、映画の光学録音の音はひどかったな。俳優のセリフさえ聞き取りにくいことがあったし…。でも、それらの作品の中にも幾つかの第一級の芸術作品があることに間違いない。それに比べりゃ、MDの音は立派なもんだ。その上、便利だもんね。だから、どこの劇団もMD使ってるんだろう。近年、ヨソから頼まれて数回音造りをしたことがあるが、その時は先方の希望でMDに入れて渡したぞ。 それでも、音楽家が楽器やSR装置にこだわるように、音響効果担当者としては音の機器・機材にこだわりたい。音が出ればいい、聞こえればいいってもんじゃないよな。 と、ここまで書いて気が付いたんだけど、MDを使うんだったら、MD向きの音造りがありそうに思う。選曲、アレンジから始まってね。今から考えてみると、上に書いたヨソさまの音を作ったときも、無意識にMDでも綺麗に鳴る音を選んでたなあ。実際にMDに入れて試聴して、ダメな音は差し替えてたよ。 具体的には
1と2とは音が詰まり過ぎてて「どこを圧縮すりゃいいんじゃ〜!」と悲鳴を上げてしまう。3は圧縮するような部分が見つからないのに無理矢理圧縮するから更に音が悪くなる。と、こういうことじゃないだろうか? で、もう少し音がマシで使い物になるものはないかと、今、MDに代わる音出し機械を探してるんだ。取り敢えず2005年6月と7月の公演でパソコンのソフト・サンプラーを使ってまずまずの音を実現した。 特に「六条のオバハンの巻」で使ったアップ・テンポのタンゴなんか、MDだとトゲトゲしくて聞くに堪えなかったろう。ソフト・サンプラーはオペレートは楽ちんだし、音だってMDよりいい。けど、上にしつこく書いたように、今の段階では、残念ながらパソコンはあまり信用出来ないんだね。 で、今の段階で注目してるのが大容量サンプラーだ。2005年9月の演技教室発表会と翌月の本公演では AKAI Z4サンプラーが1台でMDデッキ3台分の働きをしてくれた。 「サンプラー?そんな、違う用途に作られたものを何も無理矢理使わなくても…」って声が聞こえてきそうだ。けど、昔使われたオープン・リールのテープレコーダだって、今のMDだって舞台公演の音出し用に作られたもんじゃない。「DENON DN-1100R は別だ」って声がどっかから聞こえてきた ^^; 以前、オープン・テレコの PLAY 用のレバーがよく壊れるんで、メーカに尋ねたところ「レバーの寿命は設計上1万回」って返事をもらった。たった1万回…。そう、業務用じゃないテレコってものは一旦スタートしたらそうメッタヤタラ止めたりスタートさせたりするように出来てないんだね。少なくとも我々の手の届く価格のものはそんな具合だった。それをだましだまし使ってたんだ。 MDだってそうだ。元来、パーソナル・ユースの音楽観賞用の機械だ。音楽著作権保護のため、コピーなどに制限を加えてる。ワザと音を悪くしてるんじゃないかって思えるフシもある。だから、自分で音を作って、それを観客の前で再生するなんて用途には不向きなんだ。その不便さを我慢しながら舞台公演の音出しに使ってるんだね。 一方、サンプラーってのは楽器だ。そう、本来大勢の聴衆に“音”を聞いて貰うための、イベント用アイテムだ。大まかに言って、短い音を頻繁に出すために作られている。だから、タイミングが重要な短いSEを出すには打ってつけなんだね。 もし容量に不満がないならMEを含む舞台音響の送り出しにも便利に使えるんじゃないかって思って使い始めた。もちろんサンプラー以上に使いやすい機器が現れたら乗り換えるにやぶさかではない。 ここまでで音出しには“どれがでオペ現場レートしやすいか”に絞って、結論めいたものを書いておこう。丁寧にお読み頂いた方はお判りだろうけど、我輩はすべての機器を本番で使ったワケじゃない。拙者が芝居/朗読の本番で使ったことがあるのは
MD/CD/テープ系とサンプラー系とで異なるのは、基本的にシーケンシャル・アクセスかランダム・アクセスかってことだ。もちろん、MD/CD だって、リモート・コントローラを使えばランダム・アクセス出来るが、本番では実用的でないだろう 順に流れるオープニングやブリッジ、セリフ・バック、エンディングなどの音楽再生には、原則として [PLAY] ボタンさえ押してればいいMDが楽だろう。順調に行ってさえいたら、音の出し間違いの危険性は極めて少ない。 ただ、ややこしいときに間違えて [STOP] ボタンを押したりして音が最初に戻ってしまったりしたらパニックだろうけどね。(笑) これに対してソフトであれハードであれ、サンプラー系は常にパッドの押し間違えの危険性がある。特にソフト・サンプラーの場合、マウスのポインタ(カーソル)が行方不明になって探し回る、なんてことも起きかねない。 同じ音を何度も何度も出すとか、役者の動きに合わせてタイミング良く効果音を出すにはサンプラー、特にハードウェア・サンプラーが適してる。 つまり、順に流れる音楽をMDに任せ、短い効果音をサンプラーで出すのが現場でのオペレートのしやすさという面からは、ベストと言える。ただし、これはクロス・フェードもほとんどなく、一組のスピーカから音を出す場合だ。 現場でのクロス・フェードやミックス(同時発音)が頻繁にあり、複数のスピーカ・システムを使うような場合は、複数の OUTPUT を持つ(あるいは装備出来る)ハード・サンプラー(例えば AKAI Z4)が俄然、威力を発揮する。 |
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