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吉備路放浪記(4) 取材・更新記録
ハイキングコース 2002/03/24
ある団体から、小学生を対象にした吉備の中山のお勧めコース を考えてほしいとの依頼がありました。
そこで、再度時間の確認などに歩いてみました。ハイキングをされる方は参考にして下さい。
今回は小学生の方が対象だとお聞きしましたので、できるだけゆっくりと歩いてみました。
岡山駅 10:18 の吉備線に乗っていただいて、備前一宮駅着が 10:28 です。

備前一宮駅 備前一宮駅で打ち合わせをして駅を 10:40 分に出発します。


鼻ぐり塚 備前一宮駅から鼻ぐり塚まで約30分です。
11:10鼻ぐり塚到着
ここで鼻ぐり塚とその下にある古墳を見学します。
護摩木料が100円必要です。
ここでの必要時間を約15分とみて、出発は 11:25 となります。


吉備津神社 次ぎの目的地は吉備津神社ですが、見えるくらいの距離で10分もかかりません。
吉備津神社到着が 11:35 分です。
あまりきれいとは言えませんが、一応トイレもありますので見学後昼食とします。
ここで見学するところは、
1)まず、参拝をして
2)本殿を見る
3)如法経塔下古墳を見る
4)お釜殿を見る
5)長い廻廊を見学する
といったことになります。
昼食は休憩所、または馬場あるいは駐車場奥などが考えられます。
少し長い休憩になりますが 13:00 出発とします。

回廊 ここが廻廊の端です。午後の出発はここからになります。

遊歩道 すぐ先に遊歩道の入り口がありますので、そこから山に登ります。

御陵 この石段を登れば御陵です。

御陵 ゆっくり登っても約20分で御陵に着きます。
到着時間 13:20 です。
ここからトイレはありませんので、どうしてもと言われる方は 約300m下の黒住さんのトイレをお借りすることになります。
急な坂道と石段を登ってきましたので、少し休憩をしたほうがいいと思います。
御陵と下の八徳寺の見学を含めて20分の休憩をして、出発は 13:40 です。

御陵 御陵を右に折れていよいよ山頂のハイキングコースです。

穴観音 穴観音を見学します。

吉備中山 ハイキング道は幅約2mと歩くには十分です。

吉備中山 分岐点に着きました。ここまで御陵から約15分です。
到着時間 13:55 です。ここで少し寄り道をして珍しいものを見学します。
ここから先、吉備津彦神社までは道が悪いので注意して下さい。

ダイボーの足跡 ダイボーの足跡です。

福田海へ この道をまっすぐ行くと先ほどの鼻ぐり塚へ出ます。
時期によってはマムシが出るという話を聞きますので、ご注意下さい。 今回はこの道は行かずに、左に曲がって岩を見て引き返します。

磐座 古代に神をお迎えしたと思われる大きな岩がたくさんあります。
ここで約15分見学して、分岐点に戻ります。

あとは先ほどの分岐点に戻って、吉備津彦神社を目指して山をおりていきます。
分岐点の出発時間 14:10 です。

吉備津彦神社 吉備津彦神社まで約30分です。途中、成親供養塔下古墳を見学します。
吉備津彦神社到着は 14:40 です。

吉備津彦神社の見学と休憩を20分として出発は 15:00 です。トイレもここでお借りします。

ここから備前一宮駅までは約10分ですから駅到着は 15:10 です。
備前一宮駅発 15:28 の電車で岡山駅着 15:42 です。


この計画はかなりゆったりとしたペースです。 皆さんはご自分の体力に応じて変化を加えて下さい。

例をあげてみます。
1)頂上へ登ってみる。
2)石舟古墳へ行ってみる。
3)上で紹介した分岐点から鼻ぐり塚への道を加える。(マムシにご注意下さい。)藤原成親のお墓が あります。
4)南の麓をコースに取り入れる。真如院、新宮、正法寺、庚申堂、矢籐冶山古墳、車山古墳など。
5)吉備の中山以外を見学する。鯉喰神社、楯築遺跡、王墓山など。(吉備津神社から約1時間です)
などが考えられます。
体力のある方には、特に4)の王墓山などがお勧めです。

新宮から王墓山へ 2002/03/16
新宮より 新宮から王墓山に向かって行きました。
新宮の鳥居から王墓、楯築を見た写真です。 むこうに見える山の手前に王墓、楯築がある丘があります。

岩倉神社 途中思いがけず「岩倉神社」を見つけました。
岩倉は多分もとは磐座でしょう。古代にはここで神をお迎えして、祭事が 執り行われたのだと思います。磐座について調べてみました。
三省堂大辞林によりますと神の御座所。自然の巨石をさす場合が多い。 と書かれています。また注として依り代(よりしろ)ともあります。 神が地上に降臨されるには何か依り代になるものが必要と考えたのでしょう。 それがこの巨石だったのではないでしょうか?

岩倉神社 岩倉神社 岩倉神社

矢喰宮にも大きな岩がありますが、大きさからいっても、数からいってこちらのほうが 迫力があります。小さな丘全体が岩の集まりです
いままであまり紹介されていませんが、見所の一つです。
中央の写真に大きさを比較するため、自転車を置いてみましたが、おわかりになるでしょうか?

王墓山より 王墓山から見た吉備の中山です。直線距離は多分2-3Kmだと思います。
小さくて見えないと思いますが、赤い丸印の中に鉄塔が立っています。 その下が新宮です。

日畑廃寺 日畑廃寺です。
ここを探すのにずいぶん時間がかかってしまいました。
王墓山のすぐ下だったのですが、標識の方向が悪いのと、地元の方は日畑廃寺とは呼ばずに 赤井堂屋敷と言っているからです。現地の案内板には下のように書かれています。


市指定史跡
日畑廃寺
白鳳時代(七世紀後半頃)に創建された寺院跡である。
東に開く浅い谷間に位置し、赤井堂屋敷の地名が残されている。
伽藍等については明らかにされていないが、現在一部見ることのできる花崗岩製の大形の 礎石群は、七間四面の東向きの建物に伴うものと見られ、周辺の地形などと考え合わせ 王墓山を背に東面する伽藍配置が想定されている。
本廃寺から出土する古代瓦には、単弁蓮華文軒丸瓦と吉備式と呼ばれる華麗な文様を もつ重弁蓮華文軒丸瓦の二種の軒丸瓦が知られており、顎部に波状文や凸帯文をもつ 重弧文軒平瓦を伴う。
なお、これらの瓦はここから約2.5キロメートル南西にある二子御堂奥窯跡で焼かれた ことが判明している。
倉敷市教育委員会

御崎神社跡 帰りにふと立ち寄ったところで、大変なものを見つけました。
御崎神社跡地です。
碑には「元村社御崎神社鎮座跡地」と彫られていました。また背面には
明治四十三年四月十六日
吉備津神社境内本宮社ヘ合祭ス依テ後世ノ記録ニ資ス
と書かれていました。
前にご紹介しました、本宮のところに御崎神社が出てきましたので話が符合します。