王墓山古墳群(1)
おうぼさんこふんぐん(1)
左から大池上古墳群9号墳、真宮神社、王墓山古墳の石棺
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王墓の丘史跡公園
王墓山地区は、南から東谷古墳群、真宮古墳群、大池上古墳群、赤井西古墳群の四つの古墳群
からなっており、公園内には現在25基の古墳が残されている。
なかでも北端に位置する王墓山古墳(県指定史跡)は、家形石棺を伴い、豊富な副葬品を
出土するなど、この地域においてかなり傑出した存在であったことをうかがわせる。
他の古墳については、ほとんどが未調査のため詳しいことは明らかではないが、いずれも
横穴式石室を有しており、おおむね古墳時代後期(6世紀後半頃)に築造されたものと
思われる。
倉敷市教育委員会
大池上古墳群9号墳
尾根上に築かれた古墳で、南西方向に開口する横穴式石室を有している。
石室は現存で全長約5.5m、幅約1.7mを測るが、墳丘と天井石はすでに失われている。
未調査であるため明らかではないが、おおむね6世紀後半頃に築造された径15m程度の円墳
と思われる。
倉敷市教育委員会
県指定史跡 王墓山古墳
古墳時代後期(6世紀後半頃)につくられた古墳である。かつての開墾や宅地造成などにより
墳丘はかなり変形を受けているが、もともとは25m程度の規模をもつ円墳ないしは方墳と
考えられる。
内部主体には横穴式石室を有していたが、石室は明治末頃に石材として切り出されといわれ、
今は見ることができない。
墳丘南東側に安置されている石棺は、この時に多量の副葬品とともに石室内から持ち出された
ものである。
石棺は七枚の石を組み合わせた家形石棺で、石材には井原市浪形に産する貝殻石灰岩を
用いている。
同種の石棺を有する古墳は、総社市こうもり塚古墳など数例しか知られておらず、しかも
有力な古墳に限られている。
出土遺物には、四仏四獣鏡をはじめ金銅装馬具・鉄製武具・装身具類・須恵器など多種多量
の副葬品が知られており、それらは現在東京国立博物館に収蔵されている。
これらの豊富な副葬品や家形石棺の存在などから、王墓山古墳は、この地方においてかなり
傑出した存在であったことがうかがえる。
倉敷市教育委員会
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アクセス
楯築遺跡の近くです。
案内板がありますので比較的わかりやすいと思います。
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ワンポイント
総社の三輪山古墳群とよく似ています。
公園になっていて散策路もついています。
ここでもやはり古墳と神社がセットになっています。
概略図
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