人事・労務管理

Q1 パートタイマーにも有給休暇は与えなくてはならないのですか
正社員やパートタイマーなどの雇用形態は問いません。雇入れの日から継続して6ヶ月、全労働日の8割以上出勤した労働者には、有給休暇を与えなければなりません。
ただし、所定労働日数が少ない労働者には、「比例付与」といって、少ない日数でもよいことになっています。(比例付与日数については確認してください)

Q2 当社の就業規則には「毎年4月に定期昇給する」と定めていますが、今年は、昇給が困難な状況です。就業規則どおりに定期昇給しないと、違法ですか
就業規則または労働協約に具体的な「額」や「率」が明記されていない限り、定期昇給しないことは、違法ではありません。

Q3 退職予定の社員が「有給休暇の買い上げ」を要求してきました。買い上げないと違法ですか。
退職日までに取得できなかった有給休暇については、法律上、買い上げる義務はありません。
ただし、有給休暇の取得の申し出を拒否できません。
業務に支障がある場合、取得日を変更するように命じることはできます。(時季変更権)

Q4 昼休み(1時間)に電話に出なければならないと社員から苦情がありましが、どのように対応すればいいでしょうか。人数が少なく、交代で休憩は取れません。それどころか、事務所にひとりしかいないこともよくあります。
休憩時間に電話番を命じることはできません。このことで争っても会社のいい分は通りませんので、休憩を取らせるしかありません。

Q5 残業手当が経営を圧迫します。残業手当を支給するのは「月10時間まで」と決めていますが、問題でしょうか。なお、他に、残業に見合った手当などは支給していません。
実際の残業時間に見合った手当が必要です。20時間の残業をしているのに、10時間分しか手当を支給しないというのは、違法ですので、ご注意ください。

Q6 仕事のさばけない社員がいつまでも残って、残業手当を申請します。仕事のできる社員から不満が出ています。よい方法はありますか。
残業が必要な場合は、上司に申請するようにしましょう。必ず、上司の許可のもとに行いましょう。必要がない場合には退勤を促すようにしましょう。日頃からの管理で改善できることもあります。

Q7 年末調整したあとに、103万円を超えてしまったので、なんとかしてほしいというパート従業員が毎年必ずいます。どう対応したらいいでしょうか。
脱税行為にもなりますので、できないことはできないとはっきりした態度でのぞんでください。また、103万円問題については、会社としても、よく説明しておくことが大切です。パートタイマーの多い事業所では、簡単な学習会を開催されるといいでしょう。


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