中波ウルトラループ MIZUHO
UZ-8DX オールキットの製作
一辺が70センチの大型ループに、プリアンプからなる中波専用のループアンテナです。あくまでも室内アンテナで、屋外に設置することを想定した作りにはなっていません。
ソニーのSW55との組み合わせでは、大方の国内中波放送は良好に受信できます(受信地:東京都練馬区)。特にフェージングを伴ったDX局には、プリアンプの効果が大きく、安定して聞きやすくなります。また、混変調などの「おばけ」も出ません。韓国、中国、ロシアの中波放送も激しい混信の中で受信できています。
2004.6.6現在、東南アジア、オーストラリア、アメリカ等の海外中波DX局は、このシステムで受信できていません。また、1669KHzの灯台放送もまだ1局も受信できていません。
キット 製作は、木枠を木工用ボンドで接着し、エレメントを巻いていくだけの簡単なものでした。30分もあれば完成します。プリアンプはすでに完成しており、出来上がったループアンテナのコードをつなぐだけで完成です。使用する工具は、ニッパとドライバーがあれば十分で、半田付けは必要ありません。
アンテナ
同調コイルは11回のスペース巻き、ピックアップコイルは1回巻きです。531KHzから1620KHzまで中波帯をカバーしています。
ラジオとの接続 ラジオとの接続は、付属のカップラーをラジオの周辺に近づけて一番感度の良いところを探ります。おしゃれなワニのカップラーで、中に結合コイルが入っています。カップラーとラジオのバーアンテナとを電磁誘導結合させる仕組みで、アンテナ端子やアース端子のないラジオやラジカセにも使用できるようになっています。
ステレオチューナーや通信型受信機などアンテナ端子のある受信機との接続は、1.5D-2Vのケーブルが付属されており、これで直接アンテナ端子へ接続します。
回路図 取扱説明書に記載されている回路図です。FETを2個(2SK241,2SK191)使用したプリアンプで、電源スイッチが、スルー回路の切り替えスイッチと兼ねています。そのため、混信が多いときなど、電源スイッチを切ってプリアンプを使わないこともできます。
使い方
ラジオを働かせ、希望の局の周波数に合わせます。UZ-8DXのスイッチを入れると、赤いパイロットランプが点灯します。チューニングダイアルを回して、感度が上昇したポイントを探します。また、アンテナを回して、最良の方向を見つけます。さらにカップラーの位置をいろいろと変えてみて、最良点を求めます。
コントローラーの内部 プリアンプの基盤と電池ボックス、ポリバリコン(350p×2)からなるシンプルな作りです。AC電源が使えない屋外等で使用する場合、単3電池2本で作動するようになっています。(AC電源を使用する場合は、付属の12Vのアダプターで給電します)