岡山・広島両県をまたぐ高梁川水系の広島県側の最大の支流です。
そして、何を隠そうミサゴのホームリバーです。
瀬戸内水系ですので全域アマゴのみで、県境にある新成羽川ダムまでがメインのフィールドです。
(近年ダムは、バス釣り場になりましたが・・・)
このダムの流れ込み付近は、数年前まで有志で集まりアマゴの自主放流を行っていました。
この自主放流のアマゴが春先にギンケ(シラメ)となり、ミッジフライでのライズの釣りが楽しめました。

(ダムにバスが増えてしまったので、最近は放流を見合わせていますが・・・。)
東城川は、源流部の道後山近辺までアマゴがいますが、
近年の情報では全般にかなり魚影が薄いようです。
実はミサゴもこう言った状況なので、ここ何年か満足に入っていません。
漁協の放流が無いわけではないのですが、どうもいわゆる歩留まりが悪いようです。
一説にはアユで有名な冷水病だとかいった話も聞いています。
また、4月を過ぎるとかなり水の透明度が落ちてきて、
川の石がコケコケ、ヌルヌルになって水質の悪化が目立ちます。
特に流域での開発が進んだようにも思えないし、
ましてやこの辺の人口が増えたわけでも無いのですが、
ここ数年来、急激に悪化した感があります。
しかしその一方で、ダムの流れ込みでバスマンがルアーで
40cm近い大アマゴを釣った話も聞きました。
私達が自主放流をしていた頃ならともかく、今の東城川ではちょっと??なのですが、
信頼できる筋からの話なので、
数は少ないけれど確実に育っているしたたかなアマゴ達がいるのは確かのようです。
実を言うと、こんな東城川をここで紹介したのは、
ややこの川に見切りをつけつつあるかも知れない私・ミサゴ自身に対し、
「いやまだ見捨てちゃいかん!」
と言い聞かせる意味もあります。
最初にミサゴに渓流やアマゴの美しさを教えてくれた川です。
思い入れが強い分、ひどい姿は見たくないという気持ちもあります。
しかし、最近ある雑誌で渡良瀬川がホームリバーである
島崎憲司郎さんについてのこんな記事を目にしました。
「・・・まあ僕だって、川に対しては加害者のひとりだから偉そうなことはいえないですけど、
こうなったらダメになっていくの見届けてやろうと思う。悲しいことですけどね。・・・」
他の釣りをする人に比べて自然に対しての感受性が豊かだと勘違いしているFFマンは多い。
しかし地元の身近な川ひとつにさえ関心をもてない、
あるいは釣れなくなった川を次々に平気で見捨てるような人に
自然うんぬんを口にする資格があるのだろうか。
一本の川を見つづけ、見届けようとしているひとりの人間の気概を
最後まで感じながらの数時間だった。
(フライロッダーズVol.2 川に魅せられた男 島崎憲司郎 から抜粋)
ミサゴにとって、この川は最後まで看取ってあげなくてはならない川かもしれません。
合掌・・・(オイオイ)
このコンテンツの本旨から外れた内容であることをお許しください。 2001年1月記
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