津別ホーストレッキング研究会/川湯パーク牧場/
鶴居どさんこ牧場 【北海道】
(2003.9.5〜2003.9.7)
〜 初秋の道東で外乗三昧 〜
| 今回はクラブの仲間5名で、道東の3ヶ所での外乗です。それぞれ違った魅力のあるところでの外乗なので、とても楽しみなツアーです。 ・9月5日(金) 朝、羽田を経ち空路にて一路女満別へ。到着後、レンタカーにてR39を南下します。途中、美幌に入ったところでちょっと早めの昼食。美幌からはR240を南下し、津別を目指します。津別の市街地を抜けしばらく行くと、「チミケップ湖」へ行く道があります。そこを右折し約5分で、今回最初の目的地「津別ホーストレッキング研究会」に到着です。(途中で曲がる道を間違えて、20分程のロスタイムがありましたが・・・) 到着が少し遅れてしまったため、着くとすぐに出発の準備です。さくさくと着替えて、馬装のしてある馬のトコロへ・・・。 今回は私達5名+馬方(西村氏)さん+女性会員さんの7名+7頭で、20kmコースの外乗に行きます。今日の私のパートナーは、アラブの「ジャスミン」です。みんなそれぞれ各パートナーに跨り、馬方さんを先頭にいよいよ出発します。 ![]() 準備はできたかな・・・? 牧場を出て道路沿いを少し行き、道路を渡ったトコロに鹿柵があります。ここを開けて山の中へ入って、しばらく山道を速歩、駈歩を混ぜながら進みます。 しばらく行ったトコロで・・・、私が馬を乗り換わり。(何故かは、直接本人に…(笑)) 会員さんの乗っていた、どさんこの「なな」に乗ることになりました。 途中からは草の生い茂っているところを行きます。木々の間をガンガン駆け抜けます。急な沢を下って、そして上って・・・、とにかく起伏のある楽しいコースです。みんな自然と「おぉぉ〜」と声が出ているぞぉ。(笑) ![]() 山道を行きます しばらく行くと目の前がパッと開けて、広〜い牧草地の丘に出ました。軽〜く上り斜面になっています。ここで丘の上の白樺林の手前まで、みんなで競走をするようです。馬方さんの掛け声と共にスタート。(と言うか、馬はわかっているので数頭はフライング) ドワァーっと、7頭が一気に駆け上ります。爽快〜!! 上に到着して振り向くと、な・な・なんと素晴らしい景色が・・・、まさしく絶景。遠くには阿寒の山々も望めます。雄大な北海道らしい風景ですねぇ。 ここでしばらく休憩を取ります。皆、飲み物を飲みながら、しばしこの景色に見惚れていました。 ![]() 丘の上から・・・、絶景です 休憩も終わり、今来た道を引き返します。 まずは丘を軽く走りながら下ります。あの景色を見ながら下りるのもイイねぇ〜。そして、林の中に・・・。帰りということは馬もわかっているので、どんどん進んで行きます。帰りも駈歩でガンガン走ります。 たしか・・・、予約時に「2日後のエンデュランス(鶴居大会)で使う馬も数頭行くので、あまりガンガン走らせないかも・・・」って言ってたのに、けっこうガンガン走ってるじゃん、いいのかなぁ〜。(笑) そうこうしているうちに、牧場へ到着しました。パートナーを労い、本日の外乗は終了です。本来はこの後ここで、焼肉を食べて、地酒を飲んで・・・というプラン(ホテルに宿泊プラン)もあったのですが、残念ながら私達はこの後「川湯」に移動するため断念。 馬方さんと、一緒に行った会員さんに挨拶(「明後日、鶴居で会いましょう」なんてコトも・・・)をして、牧場を後にしました。 う〜ん、次回来たら、今度はもっと長いコースにも行ってみたい。違う季節もイイだろうなぁ〜。 ![]() 丘を下っていきます 牧場を後にしてR240を少し北上し、屈斜路湖に行く道を右折します。そこをしばらく走り、津別峠を越えると屈斜路湖畔に出ます。ここからR243、R391を経由し、明日外乗をする「川湯パーク牧場」に到着です。早速、牧場内にある温泉民宿にチェックインをします。 夕食まで少し時間があったので、周辺を観光することにしました。まずは川湯温泉街にある「足湯」(無料)に浸かることに・・・。これがまた、とっても気持ちイイ〜。その後、屈斜路湖畔、硫黄山と見て回り、民宿に戻りました。 民宿での夕食は、ジンギスカン食べ放題です。夕食中に、オーナー(長谷川氏)がやってきて、トレッキングや外乗コース等、いろいろと語ってくれました。 とにかく語りますよ・・・、川湯で外乗される方は、是非ここに前泊してオーナーの語りを聞きましょう。(笑) 夕食後は、民宿の風呂(温泉)に入り、明日の外乗に備えて就寝・・・。 ・9月6日(土) 朝起きると・・・、外は雨。(外乗、行けるのかなぁ・・・) 朝食を取っているとオーナーがやって来て、「しばらく様子をみて、行けるようなら行きましょ…」とのコト。しかし、一向にやむ気配なし・・・、たまに小降りにはなるものの降り続いています。とりあえず、午前中いっぱい様子を見ることにしました。 で、お昼までまたまた観光。車で摩周湖へ・・・、走ること約30分で「摩周第一展望台」に到着。こんな雨にもかかわらず、さすがに北海道屈指の観光地だけあって、車、観光バスがわんさか。早速、湖の見える所へ・・・、湖面は見えるが薄っすらと霧がかっています。しっかし、寒〜い。ってことで、早々とレストハウスの中へエスケープ。ここもチョー混みだぁ。中を通り抜け、裏口(湖が見える方)に出てみる。 ご存知の方も多いと思うが、ここには野生のエゾシマリスが生息していて、人間にもよく慣れてます。 チョロチョロと数匹のリスが顔を覗かせています。1袋¥100のエサ(ひまわりの種)を買って手のひらに乗せて差し出すと、手の上に乗ってエサを食べます。ホント、人慣れしていてカワイイ。その後、レストハウス内で各々好きなモノを食べ、一先ず牧場に戻ることに・・・。 ![]() 展望台より摩周湖を望む 牧場に戻ってみると、雨は上がっていました。でも、空はどんより。 オーナーと相談し、強行突破をすることに・・・。(本来は、雨や下がぬかるんでいる時は中止にするそうです。今回は私達の熱意に負けたみたい(笑)) 今回は私達5名+オーナーの6名+6頭で、摩周湖展望トレッキングに行きます。このトレッキングは常歩で行くそうです。 今日の私のパートナーは、半血種(ペルシュロン+サラ)の「恵輝(けいき)」です。さすがに重種の血が入っているので、半血とはいえデカイ。準備ができたら牧場内を一周、そしてオーナーを先頭に出発です。 牧場を出て少し行ったトコロで、釧網本線の踏み切りを渡ります。馬は慣れているので全然平気。電車が来る気配は・・・、まったく無し。(笑) そこからは真っ直ぐな道が続きます。しばらく行くと広い牧草地へ・・・、左手にはビート畑。ここでオーナーがみんなの写真を撮ります。バックには川湯のシンボル「硫黄山」。 ここでは、カメラはオーナーが預かって(没収して(笑))、決まったポイントでの撮影になります。馬に乗るときは、「カメラなど持ってちゃイカン、しっかり手綱を持つ…」だそうです。(笑) ![]() 硫黄山をバックに、パチリ この牧草地を抜けると、いよいよ山の中へ。しばらくは山道を上って行きます。この時期はいろいろな花が咲いていて、見る者を飽きさせません。突然、「プゥゥゥ〜」とオーナーがラッパを吹き出します。熊避けのラッパです。たしかに周りは木々が鬱蒼としていて、熊が出そうな雰囲気だが・・・。 だんだんと傾斜もきつくなってきました・・・。と、そこで皆一時停止、なんと目の前にはとんでもない急斜面の道。「え〜、ここを上るんですかぁ…」って声も。私もいろんなトコロへ行っているが、この急坂は一番かもしれないなぁ。足下もぬかるんでいるので、馬もゆっくりと上ります。よく沢などで急なトコロはあるけど、ここは急坂をしばらく上ります。気が抜けないぞぉ〜。 ![]() 山をどんどん上ります 急斜面を上り終わり、しばらく行くと・・・、急に霧が出てきました。そろそろゴールも近そうです。少し行ったトコロで馬から降りて、ここからは歩いて行くようです。笹を掻き分け、道無き道を進みます。オーナーが「ハイ、ここから摩周湖を見ます」と・・・、しかし目に飛びこんで来たのは真っ白な霧・キリ・きり。いやぁ〜、マイッタねぇ。これぞまさしく「霧の摩周湖」!(笑) ここで本来なら、湖を眺めながらの食事になるはずですが、今日は霧の中での食事です。これも一つの想い出ですねぇ。 ![]() 上の方は霧が出ています ![]() 後ろには・・・「霧の摩周湖」 食事が終ったら馬のトコロへ戻り、牧場を目指します。今度はあの急斜面を下りなければなりません・・・、一歩一歩慎重に下りて、来た道を戻ります。山道も終わり、あの広い牧草地を通り抜け、踏み切りを渡り、間もなく牧場に到着しました。これで本日の外乗も終了です。 スタートが午後からになったことで、本来の時間から大幅に遅れてしまいました。オーナー、スタッフ、馬達にお礼を言って、直ちに鶴居に向けて出発です。 最後にオーナーからお土産があります。何かは・・・、行ってみてください。けっこうコアなモノです。(笑) 牧場を後にしてR391を南下し弟子屈へ、そこから道道、R274、道道と経由して鶴居へ・・・、ここでハプニング 夕暮れの道を走っていると・・・、なんと目の前に3頭のエゾジカが飛び出してきました。おもいっきりフルブレーキング! 間一髪止まった車を、何事も無かったかのごとくシカ達は草むらの中へ消えていきました。突然の急ブレーキで車中は・・・、ご想像にお任せします。(笑) あぁ、ぶつからなくてよかったぁ〜、ホッ。 そうこうしているうちに、明日外乗をする「鶴居どさんこ牧場」に到着しました。牧場内にあるセンターハウスにチェックインをし、すぐに夕食です。 その後、街中にある温泉「TAITO」へ行って汗を流し、一日の疲れを癒しました。センターハウスに戻り、少しの間馬談義・・・、そして就寝となりました。 ・9月7日(日) 今日はこの牧場を会場に、エンデュランス大会が開催されています。一昨日外乗してきた「津別ホーストレッキング研究会」の方々も参加しています。 朝起きると、外ではすでにエンデュランスのスタートが始まっていました。いつもはどさんこだけの馬場に、いろんな種類の馬達がいます。ここには何度も来てますが、こんな光景は初めて見るなぁ・・・。私は部屋から見てましたが、他のメンバーはスタート地点で見学していたようです。(津別の馬方さんにも会ったそうです) 午前8時になったら朝食を取り、その後、繋ぎ場に集合します。 まずはチーフガイド(牧場長)の川崎さんから説明を受け、出発の準備をします。 今日の私のパートナーは、どさんこの「北斗(ほくと)」です。今回は私達5名+他の常連さん3名+ガイドの川崎さん・佐藤さんの10名+10頭で、釧路湿原の秘境「宮島岬」への一日トレッキングをします。 「宮島岬」は国立公園、天然記念物、特別保護区になっているため、普段は一般の人は立入り禁止になっています。もう一つの秘境「キラコタン岬」も同様です。 各自パートナーに跨ったら、インドア馬場で軽く足慣らし。そしていよいよ、佐藤さんを先頭に出発です。 牧場を出たら道路を渡り、牛舎(黒毛和牛)の横を通り、牧草地を行きます。しばらくして牧草地を通り抜けたトコロを右に曲り、山道に入って行きます。 ![]() 宮島岬に向けて、Let’s go! カラマツ、白樺といった木々の間を通り抜け、奥へ奥へと入って行きます。少し下ったトコロに木道があります。(この辺の下は湿地帯) ここを渡り、今度はどんどん上ります。この辺はまだまだ緑が濃く、雰囲気がイイですねぇ。 少し行ったトコロで休憩になりました。今日は気温も暖かく、外乗日和になりました。(なんか7月の時より、暖かいかも・・・) ![]() 途中で木道を渡ります 休憩が終わったら再び出発、緑のトンネルを駆け抜けます。しばらく行くと宮島岬の手前に到着したようです。ここから先は天然記念物のため、馬では入れないので降りて歩いて行きます。(馬達はここでお留守番…) 5分ほど歩いて行くと、秘境「宮島岬」に到着しました。 ここでシートを敷いて昼食となります。皆、持ってきたおにぎりを食べ、飲み物を飲み、至福の一時を過ごしています。双眼鏡で湿原を覗いてみると、遠くの方にエゾジカの姿も見えます。上空にはトンビの姿も・・・。宮島岬に来ると湿原を一望できるだけでなく、こういった野生動物を見ることもできます。素晴らしい〜! ![]() みんなでおにぎりを食べてます ![]() 釧路湿原をバックに・・・(宮島岬より) 食事が終わったら、牧場に向けて帰路につきます。馬のトコロに戻り再び騎乗し、来た道を戻って行きます。帰りは川崎さんが先頭で、どうやら往路とは違ったルートを通るようです。木々の間をしばらく行ったトコロで・・・、「う〜ん、戻りましょう…」と。(笑) 次回は「新ルート開拓」、ヨロシクです。 ちなみに、今回はリピーターだけだったので冒険をしたようです。通常はきちんとしたルートを通るそうなので、問題ありません。 帰りは下りが続くので慎重に行きます。木道を渡ったトコロで、少し休憩。そして牧草地に出るまで速歩、駈歩で戻ります。牧草地の横はゆっくりとクールダウン。間もなく牧場に到着です。 ![]() 帰り道は下りが続きます 牧場に着いたら、お世話になったパートナーを労い、外乗もこれにて終了です。 既にエンデュランスも終了したようです。参加した馬達も帰る準備をしています。途中でエンデュランス中の方々に会うかもしれなかったのですが、どうやら時間がずれたようで遭遇することはありませんでした。 今日はこの後東京へ帰るので、お世話になったスタッフの方々やどさんこ達にお礼を言って、牧場を後にしました。 空港に行く前に少し時間があったので、昨日行った温泉「TAITO」に行って汗を流し、その足で釧路空港に・・・。そして夜、東京行きの便に乗り帰路につきました。 今回は3日間で3ヶ所と、移動を含め少々ハードな旅でしたが、それぞれ違った趣でとても楽しく外乗ができました。津別では牧草地を競走し、あの景色を望む。川湯では急斜面を上り、摩周湖を展望する。(今回は見られなかったが…(笑)) 鶴居では雄大な湿原に行き、そこでおにぎりを頬張る。何処も魅力たっぷりの外乗だったなぁ〜。 ホント、「外乗三昧」という言葉がピッタシの3日間でした。 |







