私たちが見た英国(イギリス)
英国の文化・生活・自然などの違いをまとめました
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英国の四季(春・夏・秋・冬)
 グレートブリテン島は、北緯49度から北緯58度にあり、東京の北緯35度から比べると大変北に位置します。北海道の最北端でも北緯46度位です。

 このように緯度から考えると、とても寒い国のように思いますが、暖かい北大西洋海流(暖流)が島の周りを流れているため、冬でもそれほどさむくなりません。ロンドンの冬の気温は4℃くらいで、ほぼ東京と同じです。また、夏の気温は18℃位で、これは札幌とほぼ同じですので、気温の差は日本よりはるかに小さく、その点では、とても暮らしやすい国と言えます。

 イギリスは「西岸海洋性」という気候に属します。これは、日本よりもう少し高緯度の、ヨーロッパや北アメリカ大陸の西側の地域に見られる気候です。北に位置するにもかかわらず夏は涼しく、冬は暖かいという特徴があります。
一面に広がる菜の花畑  3月から4月になると、昼が急に長くなり、それと同時に町全体が明るく感じられるようになります。

 冬の間、立ちこめていた黒い雲はなくなり、青空が戻ってきます。日に日に、昼が長くなるのを感じることができます。
 それに合わせたかのように、たくさんの木や草がいっせいに花をさかせます。

 ロンドン中のすべての生き物が、この季節を待っていたのを実感できます。
一面に広がるチューリップ畑→
満開のアーモンド・チェリー→

日本の桜と同じように見えますが、
花の咲いている期間は、日本のも
のより長いのが特徴です。

↑芝生から顔を出したクロッカス
少し見にくいですが、3月になるとクロッカスが芝生の中から顔を出し、愛らしい花を咲かせます。


 5月中旬から夏が始まりますが、日によって天気や気温が目まぐるしく変化し、汗ばむような日があったかと思うと、コートを着た方がよいような日もあります。

 最高気温が30℃を越える日も数日ありますが、湿度が低いために、日の当たる所では暑くても、日陰に入るとひんやりと涼しく感じます。

 天気は6月・7月がもっとも安定し、空一面、まったく雲が見られないという日が続きます。しかし、8月になると雲の広がる日が多くなり、小雨もよく降るようになり、肌寒い日も多くなります。7月中に夏が終わってしまうような年もあります。

 太陽が顔を出していれば、公園では、多くの日光浴をする人々の姿が見られます。
 冬の間、光を浴びていないため、日光浴はとても大切にされます。

 またカフェやパブの前にはテーブルと椅子が並べてあり、日光を浴びながら食事をしたり、ビールを飲んだりしています。

 サマータイムの関係もあり、7月初旬は10時半ごろまで、外で活動することができます。 

                

←南の海岸(英国の南の海岸)
←雲一つない空
雨が降っても、すぐにやみ、後はこのような青空が広がることがよくあります。


日本では、天気のくずれる前にみられる飛行機雲ですが、ロンドンでは天気のよい日にはよく見ることができます。

日光を浴びながら

夏は湿度が低いために、直射日光の当たるところでは暑くても、木陰に入ると涼しく感じます。
↓ウィンブルドン・テニスは、昼が一番長い時期に行われます。
 この時期(6月末)は、夜の10時半まで屋外でスポーツができます。あまり明るすぎて寝られず、体調を崩してしまうぐらいです。就寝時間になれば、カーテンを閉め部屋を暗くして眠ります。
(サマータイムがなければ、夜の10時半は9時半となります)
←セント・ジェームズ・パーク

チェアーは、1日200円程度で借りることができます。
←ハンギングバスケット

春から秋にかけては、町中が花で飾られます。

 森が少なく、芝生は一年中緑色をしているために、日本のように秋を実感できません。

 日本でしたら、10月頃に気温がグッと下がるために、木々が鮮やかに紅葉します。しかし、英国では8月から次第に寒くなり出しますので、きれいな紅葉は見られません。

 春の反対で、一日一日、日の暮れるのが早くなります。

←湖水地方の紅葉
←ケンブリッジの秋
↑刈り取られた麦束 ↑ピークディストリクトの秋
ロンドンのトラファルガー広場→

噴水が凍りついています。


 この広場には、大晦日の夜に人々が集まり、新年になると同時に祝い合います。

どのようにして祝うのかというと・・・・

 集まっている人同士がでキスをし合います。このときは、広場に集まっている誰にキスをしても許されるんです。楽しいですね。
 低い雲でおおわれた暗い日が続きます。 そして、時々小雨が降ってきます。

 気温は、0℃以下になることもありますが、平均すると東京とほぼ同じで、緯度の割にはそれほど厳しい寒さではありません。(東京は北緯35度、ロンドンは北緯51度)

 また、湿度が高いために、気温以上に暖かく感じられます。雪はめったに降りませんので、スキー場はスコットランドに数ヶ所あるに過ぎません。

 日本よりも北にあるために昼の時間はとても短く、朝は8時すぎに夜が明け、夕方は3時半には日没をむかえます。

 子ども達は、真っ暗な中を登校し、真っ暗な中を下校します。(クリスマスの頃には、朝の出勤時にもイルミネーションを楽しむことができます。)
 冬至の太陽の南中高度は、約15度しかありません。
 家には、セントラルヒーティングがついています。
 この暖房を、厳冬期は旅行などで家を空ける時も、切ってはいけません。
 家の中で水道管が凍りつき、破裂して、水浸しになるからです。
↑ロンドンの中心
リージュエント・ストリートのクリスマス前
↑ヘイドリアンズ・ウォールの冬
英国版の万里の長城です。