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2003/04/03 (木)
▼ 携帯剣豪
iモードとJ-スカイであのチャンバラアクション「剣豪」が登場とのこと。元作品とは全然違う時代RPGのようですが、これはこれで面白そうではあります。
しかしPS2版「剣豪」をプレゼントって、それは単なる在庫処(ry▼ 「暁の剣風 神保鏡四郎事件控」(城駿一郎 廣済堂文庫)
以前に日記でも紹介した「鏡四郎活殺剣」の続編。前作の敵は将軍暗殺を企む謎の忍者集団でしたが、今回は仕事人集団、それも外道仕事人ということで、スケール的にはダウンですが、ストーリー構成や展開がガラッと変えてあるので、前作に比べても見劣りしない面白さでした。敵が素顔を見せない連中ということで、主人公の鏡四郎と京香カップルは孤立無援で追いつめられまくるのですが、それでも不思議と悲壮感がないのは鏡四郎のキャラクターが持つ明るさというか鷹揚さによるものでしょう。
しかし今作のウラ主人公というか真の主人公は、仕事人の一人の浪人・唐木十三郎。絵に描いたような無頼剣客なのですが、物語中の立ち位置はいわばキカイダーに対するハカイダー。つまり単なる敵役ではなく、やがて〜というパターンなのですが、その「〜」の部分が、仕事人集団に夫を殺されて敵討を図る女性と触れあう(というほど優しいものではないですが)うちに…というシチュエーションで、おいしくも説得力あるものになっているのがうまいところ。ラストでは「お前主役かい!」と突っ込みを入れたくなるほどの格好よさで、もしかしてこの作品、十三郎のプロモーションだったんじゃあるまいな、と一瞬思いました。
はっきり言ってエロエロですし(それも無くてもよさそうなサービスシーンが大部分)、人も死にまくり、真面目な時代小説ファンや作品に深みとか風格を求める向きには全くお奨めしませんが、通俗娯楽・大衆小説の王道を行くような作品であって、私は十分楽しむことができました。まあ、相変わらず黒幕の正体はほとんど一瞬でわかってしまうんですが、それはまあご愛敬。
ということで続編を楽しみにしています。