元文〜寛保〜延享〜寛延年間(1736〜1750)

1736(享保21/元文元)

01月
お半の方、徳川宗春の愛妾となる<天守閣の音>
徳川宗春、奇妙なカラクリ使いの香具師と知り合う<天守閣の音>
初夏
加賀藩出頭人・大槻伝蔵、刺客に襲われたところを家士・六兵衛に救われる<虎乱>
六兵衛の子・小市、父に代わって伝蔵に仕える<虎乱>
04月28日
元文に改元
謎の香具師、名古屋城の天守閣に登る<天守閣の音>
雲切仁左衛門、尾張城下で捕らえられる<天守閣の音>
07月02日
荷田春満(68)没
08月12日
大岡忠相、江戸町奉行から寺社奉行となる
11月19日
香林院(大石りく)没
大岡忠相配下の同心・三田村元八郎、将軍宣下に関わる陰謀を追い京へ向かう<竜門の衛>
この年
徳川家治の異母兄・下村左源太誕生<将棋大名>

1737(元文2)

04月11日
中御門上皇(37)、没
05月03日
江戸で大火。寛永寺本坊焼失
   22日
徳川家治誕生
11月07日
各地で煙のようなものが吹き出し、火事のように見える[武江年表]

1738(元文3)

02月01日
江戸で夜5時頃、光り物が飛ぶ[武江年表]
   23日
漁師の網に人魚がかかる
04月07日
幕府、大坂に銅座を設置
栗山定十郎、播州の一揆に関係して故郷を追われる<妖星伝>
10月18日
幕府、大筒役を新設
11月01日
幕府、鎌倉で大砲を試射
12月16日
但馬国生野銀山で打壊し
この年
奥丹波の農家の女が京都参詣の帰途、応声虫の病にかかり、腹でものを言い出す[閑田耕筆]
江戸本所の沼を埋め立てようとしたところ、 沼の蝦蟇が老人の姿で現れ、埋め立て中止を進言する[江戸塵拾]

1739(元文4)

01月12日
幕府、尾張藩主徳川宗春に蟄居を命じる
03月08日
青木昆陽、幕府に仕える
09月21日
玉川上水を開いた玉川庄右衛門、水配分に不正ありとして江戸払となる

1740(元文5)

05月
鳥海山噴火
08月03日
後桜町天皇誕生
09月
幕府、青木昆陽を甲信二州に派遣し古文書を採訪させる
この年
芸州の家士五太夫の元に、様々な妖怪を引き連れた石川悪四郎なる妖怪が現れる[耳嚢]

1741(元文6/寛保元)

02月27日
寛保に改元
03月15日
幕府、青木昆陽を多摩・秩父に派遣し古文書を採訪させる
04月17日
江島(61)没

1742(寛保元)

01月04日
外伝馬町より出火、類焼多し
04月
幕府、公事方御定書を制定
青木昆陽、武蔵・三河等の諸国の古文書を採訪する
06月16日
大名陸尺ら、暴れて場外に出されたのを怨み大挙して葺屋町市村座に押しかけ暴れる
鬼道衆、下野壬生鳥居家の臣・土屋新三郎の妻・園絵を陵辱する<妖星伝>

1743(寛保3)

閏04月16日
幕府、火事装束の華美を禁止する
06月02日
尾形乾山(81)没
09月06日
壬無月斬紅郎誕生<サムライスピリッツ>
10月26日
幕府、治安維持のため覆面の着用を禁止する
初冬
土屋新三郎、妻・園絵を斬り自害<妖星伝>
補陀洛人ナガル、園絵の子の体を借り地上に降り立つ<妖星伝>
11月上旬
西の方に毎夜珍星が出現[武江年表]
この年
生島新五郎(73)没
下村彦右衛門、日本橋大伝馬町に大丸屋江戸店を開く<闇と影の百年戦争>

1744(寛保4/延享元)

02月05日
子の刻、天に嘉瑞の星現れる[武江年表]
   21日
延享に改元
初夏
因陀羅の信三郎、高遠から江島の絵馬を奪う<妖星伝>
冬まで、諸国で風邪流行
07月
海中・生け簀の魚が大量死
   25日
田安宗武の小姓頭・須田一学の弟の須田留之助、徳川家重の調伏を図ったとして斬首刑に処せられる
09月24日
石田梅巌(60)没
12月
幕府、米売買取り締まりのため米吟味所を開設する
この年
江戸神田に天文台を設立

1745(延享2)

01月
盗賊浜島庄兵衛、日本左衛門一味の跳梁が活発となる<妖星伝>
   11日
伊能忠敬誕生
02月05日
亀戸天満宮全焼
江戸に徳川吉宗の落胤・鰻一坊出現<旗本花咲男>
05月14日
本所で狐の嫁入り行列が人間に化け、渡し守に金を払って対岸に渡る[今昔妖談集]
08月19日
江戸で大風雨、芝の海岸で竜巻発生
09月末
徳川吉宗、鰻一坊と対面<旗本花咲男>
10月09日
幕府、老中松平乗邑を罷免し、翌日その封1万石を没収
11月02日
徳川家重、将軍就任
この年
鬼道衆の夢助、上田城主松平忠愛の夢に忍び遊蕩に導く<妖星伝>
松平徳三郎宅に豆腐を好んで食べる怪虫が出現、珍しいので半月ばかり虫籠で飼われる[姫国山海録]

1746(延享3)

05月
土佐国赤岡の大商人宅に巨大な山伏が出現。商人の老母をさらう[閑窓瑣談後編]
   05日
塙保己一誕生
07月02日
加賀藩、藩の財政改革にあたっていた前藩主の寵臣大槻伝蔵を蟄居・閉門とする(加賀騒動)
   18日
紀伊国屋惣兵衛ら三人、浅草川で空海の名が彫られた不動尊像を拾う[武江年表]
08月
「菅原伝授手習鑑」、大坂竹本座で初演
09月15日
吉宗、田安家と一橋家にそれぞれ十万石を与える
晩秋
鬼道衆の静海、因陀羅の信三郎の軍門に降る<妖星伝>

1747(延享4)

01月
神田一橋邸で鬼道衆日天一派と信三郎一派が激突<妖星伝>
   07日
日本左衛門、京都町奉行所に自首する
02月04日
日本左衛門捕縛される
石川光之介、日本左衛門の配下を皆殺しにする<妖星伝>
03月11日
日本左衛門(30)、遠州の見附で獄門に処される
石川光之介死亡。その体を借りて補陀洛人ムウルが地上に降り立つ<妖星伝>
桜井俊策と栗山定十郎、紀州のカタリを求めて江戸を発つ<妖星伝>
俊策、栗山、お幾、熊野地下で地球の真理の一端を知る<妖星伝>
05月30日
太宰春台(68)没
07月05日
西播磨赤穂郡瓜生村で、池に浮かんだ蛇を捕ろうとした農夫ら3名が毒に当てられ死亡する[西播怪談実記]
08月15日
寄合板倉勝該、熊本藩主細川宗孝を江戸城中で刃傷する
   23日
板倉勝該切腹
10月上旬
諸国で風邪が流行
   06日
寺坂吉右衛門(83)、江戸で没
11月16日
「義経千本桜」大坂竹本座で初演される

1748(延享5/寛延元)

04月
前田家の臣大槻伝蔵、藩主毒殺の嫌疑により越中五箇山の祖山村に流刑となる
07月12日
寛延に改元
08月
「仮名手本忠臣蔵」、大坂竹本座で初演される
   15日
兇國日輪守我旺誕生<サムライスピリッツ零>
09月12日
伝蔵の元家士・小市、虎乱の太刀で番士十余人を斬り、伝蔵に短刀を差し入れる<虎乱>
大槻伝蔵、牢内で自刃<虎乱>
閏10月
幕府、大岡忠相に四千石を加封して大名の列に加える

1749(寛延2)

03月
田沼意知誕生
海賊・赤格子九郎右衛門、大坂で処刑<赤格子九郎右衛門の娘>
   03日
大田南畝誕生
   06日
柳生十兵衛誕生<サムライスピリッツ>
05月末
稲生平太郎と三津井権八、深夜の比熊山で肝試しを行う[稲生物怪録]
06月
西播磨佐用村で毎日どこからともなく太鼓の音が聞こえ、天狗太鼓と噂される[西播怪談実記]
07月01日
稲生平太郎宅で怪事始まる(燃える障子の怪、壁に目の怪、畳の怪)[稲生物怪録]
   17日
西播磨揖東郡広山村の五郎八、一昨年前に亡くなった次郎右衛門の霊に追悼の供養を依頼される[西播怪談実記]
   30日
山本五郎左衛門、稲生平太郎の前に姿を現す[稲生物怪録]
09月上旬
三ツ井権八没[稲生物怪録]
12月24日
会津藩で農民が郡代の罷免を要求して若松城を包囲

1750(寛延3)

03月中旬
西播磨佐用村の常徳寺の住職、簑島で蛤の吐く虹を見る[西播怪談実記]
04月08日
空に3つの月が並ぶ
   23日
桜町上皇(31)没
江戸で大風雨・大霰
京で白光が空を飛ぶのが頻繁に目撃される<妖星伝>
08月26日
二条城天守閣、雷火で焼失
落雷で死亡した乞食の体を借りて3人目の補陀洛人が地上に降り立つ<妖星伝>
10月初旬
保科正容の元側室おもん没<柴錬立川文庫 側妾三代・おもん篇>
この年
陀流磨誕生<剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃>

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