元和年間(1615〜1623)

1615(慶長20/元和元)

1月
豊臣秀次家臣・山彦三郎太郎、徳川家康に大坂城秘図と密書を献上し、家康、秀次が一子・一郎丸に二十万石を約す<妖棋伝>
  2日
支倉常長、スペイン国王フェリぺ3世と会見する
  3日
徳川家康、二条城を発して駿府へ戻る
  6日
鴻池屋新右衛門、真田丸を訪れ清酒を献上する<柴錬立川文庫 清酒日本之助>
  8日
高山右近(64)マニラで病没
  11日
家康、豊臣との戦いに備え、国友村に鉄砲製造を命じる
  15日
柳生宗矩、大坂城で兵法者望月周七郎(柳生十左衛門)と決闘、敗れる<柴錬立川文庫 柳生但馬守>
  16日
淀君、柳生十左衛門により二条城へ拉致され、家康の閨房に送られる<柴錬立川文庫 柳生但馬守>
2月
夕月村から、大坂城の抜け穴を記した絵図面が奪われる<忍法十番勝負>
  7日
笹谷に赤い雪が降る
3月7日
山彦三郎太郎、上州大利根水源の地に身を隠す<妖棋伝>
  15日
家康、醍醐寺で花見を開催。最上義太郎、その席で家康を襲うも果たせず<柴錬立川文庫 抜刀義太郎>
竹中半兵衛配下の忍者波賀彦太郎、塙団右衛門の元から国松を奪う<柴錬立川文庫 竹中半兵衛>
霧隠才蔵、駿府に徳川家康を襲うも、影武者の小野次郎右衛門に片腕を奪われる<柴錬立川文庫 伊藤一刀斎>
4月
猿飛佐助、篠山の土中から数十振の正宗を掘り出す<柴錬立川文庫 曾呂利新左衛門>
真田幸村、老いた曾呂利新左衛門を訪ね、正宗の来歴を聞く<柴錬立川文庫 曾呂利新左衛門>
風魔鬼太郎、大坂城に出現。淀君を襲う<柴錬立川文庫 風魔鬼太郎>
  3日
三条河原で、徳川家康の影武者・仙振五左衛門が晒し者とされる<柴錬立川文庫 徳川家康>
  6日
家康、再び大坂征討を命じ、大坂夏の陣始まる
  16日
真田大助ら、亀山城に家康を襲うも果たせず、壮絶な戦死を遂げる<柴錬立川文庫 大坂夏の陣>
  26日
大坂夏の陣開戦。豊臣方の軍勢が郡山城を包囲し、落城させる
  27日
塙団右衛門、和歌山を攻めるも敗れて自決<柴錬立川文庫 大坂夏の陣>
5月6日
後藤又兵衛(56)、薄田兼相、木村重成ら戦死
猿飛佐助、甲賀忍者頭領・村雲天童を討つ<真田十勇士>
疋田文五郎の弟子・島千四郎、豊臣秀頼と淀殿の助命嘆願を柳生宗矩に届ける<風水>
  7日
柳生宗矩、徳川秀忠の前で敵兵6人をたちどころに斬る
茶乙女留主水之介景範、放屁で真田幸村を撃退<旗本花咲男>
真田幸村(49)戦死
真田幸村、断末魔ノ術法で復活<妖説五三ノ桐>
千姫、大坂城を脱出
九曜ラゴウ丸、大坂城にてラーフラに敗れ、宝珠を奪われる<斬魔剣伝>
  8日
大坂城落城。豊臣秀頼(23)、淀君(49)自刃
甲斐の六郎ら、秀頼救出に向かうも、秀頼これを拒否<影武者徳川家康>
猿飛佐助、秀頼の首を家康の元に運ぶ<柴錬立川文庫 大坂夏の陣>
猿飛佐助と海野六郎、秀頼を連れて大坂城より落ち延びる<真田十勇士>
猿飛佐助、大坂城で小幡勘兵衛を斬る<真田十勇士>
柳生宗矩、配下を率いて世良田二郎三郎暗殺を狙うも失敗<影武者徳川家康>
  12日
豊臣秀頼の娘、徳川方に発見される
  15日
長宗我部盛親(41)、幕府に誅殺される
  23日
豊臣国松、京中引き回しの上、六条河原で斬首される
  27日
片桐且元、本多佐渡守に毒殺される<忍者からす>
  28日
片桐且元(60)没
6月5日
島津家久、二条城で徳川家康に謁見する
阿久根の烈ら琉球衆、家久を襲撃。丸目蔵人これを撃退<妖説五三ノ桐>
  11日
古田織部(72)、豊臣方に内通した罪を問われ、伏見の自邸で切腹する
  中旬
真田幸村、西念居士と相討ちとなって消える<妖説五三ノ桐>
豊臣秀頼、呂宋助左衛門の船で南蛮に渡る<妖説五三ノ桐>
  27日
幕府、大野治胤を堺に引き渡して処刑させる
伊原新三郎なる浪人、三方ヶ原の茶店で危ういところで蛇酒を飲ませる妖の手から逃れる[狗張子]
松平忠直の元に夢殿虹之介が現れる<神州魔風伝>
日本全土にマグニチュード6の地震<虚無戦史MIROKU>
真田幸村復活<虚無戦史MIROKU>
大滝庄兵衛、お冬と共に江戸に出る<一本足の女>
鬼刃一族の紫炎、時幻王の封印を解く力を持つ真田の少女・飛鳥と出会う<時空忍者紫炎>
服部半蔵、時幻王配下の修羅入道に敗れて死亡<時空忍者紫炎>
7月
服部忍群、阿蘇隠れ谷の忍者衆を殲滅<ジパング>
  3日
猿飛佐助、二条城に忍んだ際に討たれる<猿飛佐助の死>
  7日
幕府、武家諸法度を制定する
  9日
家康、秀吉の廟のある豊国神社の破却を命じる
  13日
元和に改元
  17日
家康、禁中並公家諸法度を布告
8月4日
石田三成の遺児木実、太閤遺金を運ぶ行列を襲い果てる<忍者からす>
地獄極楽丸とその一党、「真の日本国」を発見<ジパング>
富士山、小爆発<ジパング>
真田幸村が九女、圓誕生<修羅の刻 陸奥天斗の章>
服部半蔵、「若影」と木曾谷の忍びの手を借り「風盗」族を壊滅させる<赤い影法師>
  10日
家康、松平忠輝の越後70万石を没収し、武蔵の深谷に屏居させる
  12日
支倉常長、ローマ教皇パウロ5世に謁見する
11月25日
柳生宗矩、世良田二郎三郎一行を船橋で襲うも、島左近らの救援にあって敗走<影武者徳川家康>
12月16日
風魔衆、駿府城の軍資金200万両を守って何処かへ消える<影武者徳川家康>

この年
風魔太郎、土佐で暗夜軒を倒す<真田剣流>
呂宋助左衛門、豊臣秀頼・真田幸村らをマカオに運ぶ<西海水滸伝>

1616(元和2)

1月12日
駿河一色村の豪農・良知惣右衛門、傷を負った老武士を拾う<影武者徳川家康>
  21日
南光坊天海、江戸から家康の駿府での発病を透視
柳生の刺客・野本典膳、火術で一色村に世良田二郎三郎を襲い、死傷者多数<影武者徳川家康>
  22日
徳川家康発病。茶屋四郎次郎が勧めた鯛の天麩羅にあたったとの説も
2月
松山主水、徳川家の見回り衆を秘剣「心の一」で翻弄
  29日
リチャード・コックス、伊達政宗が松平忠輝と組んで謀反を起こさんとしているとの記録を残す
3月
最上義太郎、山形城主最上家親を襲い、これを斬る<柴錬立川文庫 抜刀義太郎>
世良田二郎三郎、島左近らと最後の花見の酒宴を行う<影武者徳川家康>
4月17日
徳川家康(75)、駿府城で没
6月7日
本多正信(79)没
7月5日
徳川秀忠、弟の忠輝を主従関係を犯したとして伊勢に配流
  26日
南光坊天海、大僧正になる
9月11日
坂崎出羽守直盛没
柳生十兵衛、坂崎出羽守を討つも片目を奪われる<柳生武芸帳>
  13日
徳川忠長、甲斐に封じられる
12月
大滝庄兵衛、辻斬りを働き、お冬、その刀についた血をねぶるようになる<一本足の女>
猿飛佐助、信濃国鹿沢でオシラサマと出会いヒの口碑を知る<産霊山秘録>

この年
柳生十兵衛出仕する
笠間又兵衛、前田利常の臣となる<柳生武芸帳>

1617(元和3)

2月4日
日本人キリスト教信徒ルイスに、試し斬りの刑が執行される
  21日
徳川家康、東照大権現の神号を受ける
目黒不動尊で火事。霊像がひとりでに飛び出して難を避けると
3月
幕府、吉原に遊郭を許可する
日光東照宮造営される
二世阿国、京都四条中島で歌舞伎を興行する
  6日
最上家親(36)、鷹狩りから帰邸した夜に急死。詳細が極秘にされたため、暗殺説や毒殺説が流布される
4月8日
幕府、家康を日光山に改葬する
豊臣秀頼と淀君、霧島山中で藤堂家の忍びに殺害される<産霊山秘録>
6月
大滝庄兵衛、辻斬りの罪で捕らわれる。妻お冬、捕方に追われるもいずこかへ逃亡<一本足の女>
  14日
徳川秀忠、上洛のために江戸を出発する
7月14日
支倉常長一行、スペインを離れる
  16日
前田利家の妻・芳春院(まつ)(71)没
  21日
秀忠、参内する
8月26日
後陽成上皇(47)没

この年
庄司甚右衛門、官許を得て葦屋町の末に遊女屋を一つにまとめる

1618(元和4)

3月5日
幕府、松平忠輝を飛騨国に移し監禁
6月20日
支倉常長、マニラに到着
8月
幕府、外国貿易港を長崎・平戸に限定する
幕府、キリスト教を禁止する
晩夏
秋月六郎太、島原で豊臣秀頼の遺児・秀也を救う<運命峠>
花房無可斎、豊臣の残党の盗賊団を斬る<笹葉>
11月
庄司甚右衛門、葦屋町を吉原町と改め商売を始める

この年
柳生宗崇、柳生宗矩の四男として生まれる<東京魔人學園外法帖>
笠間又兵衛、柳生宗矩より皆伝を受け加賀へ帰る<柳生武芸帳>

1619(元和5)

4月
笠間又兵衛、自らの婚礼の席で富田越後から業前を試される<柳生武芸帳>
冬にかけて毎夜白気が江戸の東南に出る[武江年表]
6月
風の一党弦巻作右衛門、風の城本丸を構築<悪霊の城>
  2日
福島正則、所領の広島49万石を城の無断改修を理由に没収される
7月19日
幕府、大坂城代を設置
  21日
島津義弘(85)没
8月29日
幕府、キリスト教徒60人余りを四条河原で火刑に処す
花房無可斎、宮本武蔵守に挑んで敗れる<笹葉>
12月19日
直江山城守兼続(60)没

この年
原田甲斐誕生
左甚五郎、江戸に出る
陳元贇来日

1620(元和6)

4月24日
三浦按針没(54)
5月8日
花房平左衛門、柳生宗矩の眼前で宮本武蔵守を破る<笹葉>
8月26日
支倉常長帰国
徳川忠長の乳母お綱、謀殺されかかるも九死に一生を得る<悪霊の城>
9月19日
琉球王尚寧(57)没

この年
クリストファ・フェレイラ(後の沢野忠庵)来日

1622(元和8)

秋月秀太郎(豊臣秀也)、柳生一門に捕らわれる<運命峠>
4月19日
徳川秀忠、日光よりの帰路に予定を変更して宇都宮に寄らず江戸に帰る(宇都宮釣天井事件の噂)
秋月六郎太と宮本武蔵、徳川家光の御前で野試合<運命峠>
6月19日
里見忠義(29)、配流先の伯耆国で没。里見家断絶
7月1日
支倉常長(50)没
支倉常長、魔術方奉行・亜星九郎左衛門理令として生まれ変わる<妖術先代萩>
  13日
出雲の阿国(75)没?
8月5日
元和大殉教
  21日
山形藩主最上義俊、不行跡とお家騒動の責を問われて領地を没収される
  22日
本多正純、秀忠への謀反の意思ありとのことで所領を没収、出羽に配流される
9月1日
御用船巴丸、御用金を積んだまま行方不明に<荒海の虹>
  3日
公儀隠密・木暮月之介、長峰峠に到着<まぼろし城>
  4日
福島の宿から赤札馬12頭が盗まれる<まぼろし城>
  10日
木暮月之介、幻の城主を倒し、まぼろし武士一味を壊滅させる<まぼろし城>
  13日
木暮月之介、長峰峠から佐渡へ向かう<まぼろし城>
  16日
渡海船・八潮丸、無人の巴丸を発見<荒海の虹>
  20日
木暮月之介、御用金奪取の一味を一網打尽に捕らえる<荒海の虹>
10月1日
幕府、宇都宮藩主本多正純の封を没収し、出羽国由利に移封する
12月31日
松平忠直、家臣の永見一族を皆殺しにする

この年
幡随院長兵衛誕生
江戸城近くの林の中で五臓六腑が裏返しに露出した死体が発見される<産霊山秘録>

1623(元和9)

富田一放、柳生の隠密草野源兵衛を斬る<面影>
2月22日
松平忠直、不行跡のため改易され豊後国へ流刑となる。
4月
この頃より異常な暑気が襲来、凶変の前兆と言われる<黄金鬼の城>
5月12日
徳川秀忠、上洛のため江戸を出発
6月
南光坊天海、津軽藩江戸家老父子に、三角金字塔の秘を明かす<黄金鬼の城>
  25日
秀忠、参内する
  28日
徳川家光、上洛のため江戸を出発
7月23日
家光、参内する
  27日
家光、征夷大将軍に就任
8月4日
黒田長政(56)没
10月23日
原主水らキリシタン50名、芝で火刑に処される
11月13日
イギリス、平戸の商館を閉鎖

この年
旗本大久保忠春、土井利勝に東照宮所蔵の備前国宗を献上<悪霊の城>

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