宝永〜正徳年間(1704〜1715)

1704(元禄17/宝永元)

02月19日
初代市川団十郎(45)、上演中に楽屋で役者・生島半六と口論となり刺殺される
03月13日
宝永に改元
04月14日
庄三郎、自源流道場の範士の称号を得る<新吾十番勝負>
05月07日
渋川伴五郎(53)没
諸国で洪水。江戸で連日地震
07月12日
松平頼方の長子・美女丸(後の葵新吾)誕生<新吾十番勝負>
09月10日
向井去来(54)没
10月
梅井多門、武田一真に決闘を挑むも敗れる<新吾十番勝負>
11月
祐天、江戸小石川伝通院の住職に命じられる
12月
真崎庄三郎、美女丸を鯖江城から奪い去る<新吾十番勝負>
   05日
徳川綱吉、綱豊を養嗣子とする
   09日
綱豊、家宣と改名
   21日
柳沢吉保、甲府に封じられる

1705(宝永2)

01月20日
真崎庄三郎、美女丸を連れて秩父の自源流道場に戻る<新吾十番勝負>
03月15日
天一坊誕生
閏04月01日
増上寺焼失
05月14日
紀伊第3代藩主・徳川綱教(41)没
   28日
徳川頼方、越前鯖江を離れ紀州の本家に戻る
06月07日
鳥取藩士大蔵彦九郎、妻を寝取った宮井伝右衛門を下立売堀川で討つ
   21日
桂昌院(79)没
09月08日
紀伊第4代藩主・徳川頼職(26)、江戸から和歌山に向かう途中で急死
10月06日
徳川頼方(吉宗)、徳川頼職の死により、第5代紀州藩主となる。
11月
竹田出雲、竹本座の座元になる
12月
件が出現し、翌年から豊作が続く

1706(宝永3)

01月
「御伽百物語」刊行
   01日
徳川吉宗、お長と再会する<新吾十番勝負>
   11日
柳沢吉保、大老に就任
   20日
吉良義周、信州高島城で没
06月
赤穂事件を扱った初の舞台、近松門左衛門「碁盤太平記」初演
08月
55年前に土中入定したはずの大和国の妙通山清閑寺の僧・恵達が、往生せずに土中にいるのが発見される[老媼茶話]

1707(宝永4)

02月25日
護持院隆光、幕府から隠居を命じられる
   30日
宝井其角(47)没
10月04日
遠州・紀州灘で大地震(宝永の大地震)
   13日
服部嵐雪(54)没
11月23日
富士山噴火。山腹に宝永山が誕生
この年
天竺徳兵衛(96?)没

1708(宝永5)

03月11日
京都で大火。皇居・仙洞御所罹災に天皇下賀茂に行幸する
08月28日
イタリア人宣教師シドッチ、屋久島に潜入上陸し薩摩藩の役人に捕らわれる
10月24日
関孝和(67)没

1709(宝永6)

01月10日
徳川綱吉(64)、はしかの不養生により没。正室に刺殺されたとの説も
   20日
幕府、生類憐れみの令を廃止
02月16日
上野寛永寺での綱吉の葬儀中、加賀大聖寺新田藩主前田利昌が大和柳本藩主織田秀親を刺殺
   29日
幕府、流罪となった赤穂浪士の遺族たちを赦免
03月21日
東大寺大仏殿再建なり、この日供養する
04月11日
かんば沢のみどう一族を幕府の捕り手が急襲する<山彦乙女>
05月01日
徳川家宣、将軍就任
06月03日
柳沢吉保、致仕して隠居する
07月03日
徳川家継誕生
08月
隆光、護持院住職の任を免ぜられ、事実上の蟄居閉門を命ぜられる
11月01日
初代坂田藤十郎(63)没
この年
常磐津文字太夫誕生
元・武尊流の千塚三郎、木挽町の大火で消息を絶つ<妖棋伝>

1710(宝永7)

01月02日
岡山藩の塩見平右衛門、幼女お市を拾う<柴錬立川文庫 側妾三代・お市篇>
07月
京都の家々の屋根裏にジュコウ虫なる怪虫が発生し、人々を悩ませる[新補倭年代紀]
08月20日
綱吉死去により大赦令が行われ、浅野大学ら赦免される
09月16日
浅野大学、寄合旗本に列し浅野家が再興される
12月05日
飛脚屋主人・亀屋忠兵衛(25)、封印切りの咎により死刑となる(「冥土の飛脚」のモデル)

1711(宝永8/正徳元)

04月25日
正徳に改元
07月下旬
東海道で大風雨
12月06日
祐天、増上寺の36代住職、大僧正となる
   21日
徳川家重誕生

1712(正徳2)

02月14日
名古屋城の金鯱の鱗が盗まれる
   27日
新井白石、参府のオランダ人に海外事情を聞く
03月
深川で奇魚が漁師の網にかかり、「万歳楽」と名付けられる[月堂見聞集]
山田奉行大岡忠相、海賊・先生金右衛門の配下・鯨太郎を捕縛<江戸城心中>
大岡忠相、諸国の密貿易の実態を知るための旅に出る<江戸城心中>
09月11日
勘定奉行荻原重秀罷免される
10月14日
徳川家宣(51)没
12月初旬
増上寺の裏山で「矢頭右衛門七」の死体が発見される<妖異忠臣蔵>
薬研堀のお蝶、「大高源吾」殺しを目撃する<妖異忠臣蔵>
鯨太郎、紀州青月村で徳川新之助に片目を潰される<江戸城心中>
諸国遊行中の大岡忠相、海賊に襲われた徳川新之助の難を救う<江戸城心中>
   14日
近藤但馬の義士屋敷で義士念仏行われる<妖異忠臣蔵>
   17日
多賀甚三郎、何者かに狙撃され大川に消える<妖異忠臣蔵>
   22日
多賀甚三郎の死体発見される<妖異忠臣蔵>

1713(正徳3)

初春
紀州有田郷の庄屋の娘・お八重、徳川新之助に見初められて和歌山城に上がる<江戸城心中>
01月02日
伊達騒動を舞台とした初の歌舞伎「太平女今川」上演
   10日
柳橋流花亭で大石内蔵助の仮装競争開催<妖異忠臣蔵>
義士屋敷炎上<妖異忠臣蔵>
04月02日
徳川家継(5)、第7代征夷大将軍に就任
   30日
江戸中に白い花や舎利のようなものが降る
05月
保科正容の元側室おもん、幽閉を解かれる<柴錬立川文庫 側妾三代・おもん篇>
   11日
あらかじめ冷水を流し込まずに古井戸に入った男2人が熱に当たって死亡する[鸚鵡籠中記]
05月19日
夜、江戸の空に蚩尤旗現れる[武江年表]
閏05月11日
伊庭是水軒(65)没
07月26日
尾張藩主徳川吉通(25)、食事を終えた後吐血して急死
09月26日
荻原重秀(56)没
この年
貝原益軒の「養生訓」できる
会津の金山谷で猟師山谷三右衛門、沼の主・沼御前を目撃、発砲
大滝源太郎、赤地家に婿入りする<妖棋伝>

1714(正徳4)

新春
おもん、御使番神尾八兵衛に嫁がされる<柴錬立川文庫 側妾三代・おもん篇>
01月12日
絵島生島事件
伊豆国豊川村の代官の妻が、黄毛人面の異獣に惨殺される[塩尻]
03月05日
絵島の遠島が申し渡される
   12日
絵島、月光院の嘆願により罪を減ぜられて信州高遠送りとされる
05月13日
幕府、元勘定奉行荻原重秀と結んで不正な利益を得たとして銀座年寄10人を処罰
06月03日
瑶泉院(41)没
   13日
初代奈良屋茂左衛門没
08月02日
菱川師宣(77)没
   27日
貝原益軒(85)没
09月10日
初代竹本義太夫(64)没
11月02日
柳沢吉保(57)没
   11日
夜、江戸で雷のような音を発する光物が飛ぶ[武江年表]
この年
諸国で不作

1715(正徳5)

06月25日
上州藤原村の猟師・藤作、誤って谷底に転落し正気を失う<妖棋伝>
07月06日
稲生若水(61)没
10月06日
渋川春海(77)没
11月01日
近松門左衛門「国性爺合戦」、竹本座で初演

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