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音楽とオーディオって不可分のものだと思うんだけど、どうも音楽ファンとオーディオ・ファンって、はっきりと別れてしまっている傾向があって、その辺が残念だなと、常日頃から思っているわけです。
立派なオーディオ装置なんていらない、ラジカセやミニコンポで十分、という音楽ファンも多いと思います。ラジカセやミニコンポでも確かに音楽の感動は得られるでしょう。けれども、きちんとセッティングされたオーディオで聴けば、その感動は更に増していくのです。システムの精度が上がるほど音楽が生き生きと再現されるのですから。
問題は、そうした音に実際に触れる機会が少ないということなんだと思います。オーディオ専門店も数が減りましたし、マニアを相手に商売している雰囲気が強くて、なかなか入りづらい。20年前は、普通の街の電気屋さんにアンプやスピーカーが置いてあったものなんですが。
いまは、せいぜいカメラ量販店に行って、低域を適当に持ち上げて胡麻化したミニコンポの音を聴いて、CDに入っているのはこういう音なんだと思ってしまう程度でしょう。せっかく音楽を聴くのに、それではちょっと悲しい。
確かに、オーディオは安いものではありませんし、高額なものというイメージも強いでしょう。それでも、そこそこの予算でも(曖昧な表現ですが^^;;)、うまくシステムを組むことは可能なはず。問題は、スポンサーの力が相当強い日本のオーディオ雑誌を読んでも、その辺のところがよくわからないところなんですね。親身になって的確なアドヴァイスが出来るショップの人と巡り合えればベストですが、それもなかなか難しい話です。
でも、いい音で聴きたいという強い気持ちさえあれば、結局は何とかなると思います。あせらないで、自分に合った機器を探して欲しいものです。オーディオをマニアの手から開放して、音楽ファンの手の届くところに、というのが私のささやかな夢だったりするのですが(笑)。
2000/12/9
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