『オートバイ』
A・ピエール・ド・マンデアルグ 生田耕作 訳
白水Uブックス
素肌に革ツナギを着てハーレーに跨って恋人のもとに向かう。
ルパン三世で峯不二子が同じことをしていましたが、この小説の影響を受けたのでしょう。
『あの胸にもう一度』というタイトルで映画化されました。マリアンヌ・フェイスフルが可愛かった!
『彼の後輪が滑った』
片岡義男 著 太田出版
「左300R、逆光」など名作のオン・パレード。
今や絶版なので、なかなか手に入りません。
(短編集)
『黄色いドゥカと彼女の手』
文・原田 宗典 絵・沢田 としき 角川文庫
好きな女の子が、いかした紳士の運転するドゥカティのリア・シートに座っていた。彼女は両腕を紳士の腰に回している。そんな場面を見たら、やっぱりショックだと思う。
『重金属青年団』
花村 萬月 著 角川文庫
実にヘビーメタルな小説です。
ナナハン・カタナに乗る人々と元レディースの頭で東大文学部に通いながらホステスをしている女性とが北海道を目指す。薬中の男はやがて禁断症状になる。
『ぼくとバイクの二人ごと』
擦本 好作 グランプリ出版
BMW R80GSで日本一周したときの様子がスケッチで描かれています。文も味わいがありますが、スケッチが最高です。ツーリングに持って行って夜眺めていたこともあります。
『彼のオートバイ、彼女の島』
片岡義男 著 角川文庫
コーとミーヨ。ミーヨはW3を駆って島に帰ります。コーはミーヨを追ってヨンフォアで島に向かいます。
二人が出会ったのは夏の近づいた信州の高原でした。
いいなー、こういうの。現実にありえないけど。
『ときには星の下で眠る』
片岡義男 著 角川文庫
W3が出てきます。晩秋、故郷に帰った主人公は高校時代の友達に会います。高校時代の出来事が明瞭に思い出されるのです。まさに青春の蹉跌。
『幸せは白いTシャツ』
片岡義男 著 角川文庫
表紙と中の写真は三好(山村)礼子さんです。CB450と白いTシャツ、そして夏雲は絵になります。この小説を読んだ後、タンク車に自分の走る姿を写しながら走ることが多くなりました。
『長距離ライダーの憂鬱』
片岡義男 著 角川文庫
この本はなぜか御茶ノ水の「檸檬」と結びついています。
丸善で買った後、「檸檬」でコーヒーを飲みながら読んだのだと思います。どうということはない思い出です。でも、この本、やっと探し出したんです。
『バイクが楽しくなる』
堀 ひろ子 著 ダイワアート
「生き方シリーズ」に堀ひろ子さんのバイク術が披露されています。スズキDR500Sでサハラを縦断したのです。
『たびを』
花村 萬月 著 実業之日本社
浪人生の虹児はスーパーカブを駆って日本一周のたびに出ます。その彼と一緒に様々な事を経験していろいろ物を考えます。
すぐに読むのがもったいないので、半分ほどで止めています。
『いつか風が見ていた』
佐々木 穣 著 CBS・ソニー出版
『振り返れば地平線』の続編です。
ツーリングで出会った彼女を忘れる事の出来ない主人公久志はCB400F(ヨンフォア)を駆って美幌峠を目指すのです。
彼女を見かけたという目撃情報だけをたよりに道内を探すのですが・・・
『振り返れば地平線』
佐々木 穣 著 CBS・ソニー出版
一夏の北海道ツーリングがモチーフになっています。満月を見るために開陽台をめざす二人の友人は、ソロでツーリングをしている女性ライダーと出会います。楽しいはずのツーリングでしたが・・・。こういうツーリングしてみたいよ、と思って若い頃必死になって読みました。
ZUとかXL500とかXJ400Dなんて名車ばかり出て来る。
『時々、風と話す』
文・原田 宗典 絵・沢田 としき 角川文庫
読んでいて、なんだかしみじみしてしまいます。ちょっと切なくて、ほんのりした気持ちになります。
なんとも余韻のあるストーリーばかりです。
沢田としき氏のイラストも最高。
『クルクルワールド』
渡辺 和博 著 CBS・ソニー出版
バイク・ブーム全盛の世に登場した名著。当時のバイク乗りの実態を余すところなく伝えています。
絵も、いいなー。
『マシンの見る夢』
山川 健一 著 講談社
人里はなれた峠道でバイクのエンジンが止まってしまう場面から始まります。
氏の作品は今や滅多に見られなくなりました。ストーリー自体も面白いのですが、それ以上に伝説的。
『旅たてバイクツーリング』
堀 ひろ子 著 CBS・ソニー出版
この本を読んでツーリングに旅立ったライダーは多いはず。そして道中堀ひろ子さんのようなライダーに出会う夢を見たのです。
女性ライダーの第一人者。彼女の影響を受けてバイクに乗った女性も多いのです。
『走れ、いい女』
三好 礼子 著 晶文社
本当にねー。ただため息しか出ないです。この本を本屋で見つけたときには呑みに行くのを断ったのを覚えています。
三好礼子さんは、片岡義男さんの『幸せは白いTシャツ』の表紙と中の写真に登場しています。
『恋ごころ旅ごころ』
山村 礼子 著 晶文社
高校を卒業直後ハスラー250を駆って日本一周したという話を聞いた当時の僕は羨望と尊敬の念で一杯だった。パリ・ダカールにも出場経験がある鉄人。
今でも彼女のファンなのです。
『自由に至る旅』
花村 萬月 著 集英社新書
若い頃GSX250Eで日本を放浪した時の体験を基にバイクに対する考えを様々な角度から教えてもらえます。
ちょっと手放せない本です。
『永遠(とわ)の島』
花村 萬月 著 角川文庫
洋子はZUを駆って日本海に浮かぶ匂い島を目指す。その海域で多発する不可解な事件を調査するためだった。ミステリー仕立ての、すごく面白いストーリーは時間の経過を忘れてしまいます。
『ヘビィ・ゲージ』
花村 萬月 著 角川文庫
これ程までにアンダーグラウンドな小説を一気に読ませてしまうんですから、その感性の鋭さは凄いです。薬漬けのキターリストの話なんか最高です。
もちろんバイクもちゃんと登場します。
(短編集)
『風と旅とオートバイ』
斎藤 純 著 廣済堂出版(文庫)
『七番目の方角』の文庫版。
バイクに乗って日常生活から離れると心が解放されるのは自分でも経験済みなので、一遍一遍に説得力があります。
(短編集)
『二人の夏』
斎藤 純 著 廣済堂出版(文庫)
オートバイ、ジャズをモチーフに書かれた若者の心情。
それぞれの話が現実を予感させるようで、つい引き込まれてしまった。
(短編集)
『オートバイ・ライフ』
斎藤 純 著 文春新書
オートバイに乗ることは楽しい。その楽しさをより奥の深いものにするため少しだけ頭を使いましょう、という提案がなされています。
スピードに狂うのは誰にもできること。心に少し余裕を持てば世界は無限の広がりを持つのかも。
『オートバイの旅は、いつも少し寂しい。』
斎藤 純 著 朝日新聞社(単行本)
エッセイ
斎藤純氏のファンになっていた僕はツーリングに出かける前に氏の作品を読もうとこの本を急遽購入しました。
読んでいるうちに自分もブナ林の中を歩いているような気持ちになりました。
氏はジャズにも造詣が深く、随所に名曲の秘話が語られています。
『ツーリング・ライフ』
斎藤 純 著 廣済堂出版(単行本)
エッセイ
ツーリングを通して氏のバイクに対する考え方や物の見方、自然に対する思想などが語られています。
とりわけ森林への関心は高く氏の造詣の深さを物語っています。バイク乗りといえども、常に意識を高く持っていないといけないと思いました。
『暁のキックスタート』
斎藤 純 著 廣済堂出版(単行本)
表紙はBOWさんの描いたSRです。主人公の乗るバイクはSRで、圧縮上死点をさぐって一気にキックアームを踏み抜く描写は何度読んでも楽しい。
著者も書いているように実験的な小説で、虚構と事実の間を行ったり来たりしながらストーリーが進んでいきます。バイク乗りの習性も見事に描かれています。
バイクの本
斎藤 純 氏






花村 萬月 氏





山村 礼子 氏
















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