Kimagure-koma2
 

 
 
 
免許証をなくしたら
 
 
 
 

私は4年前に一度免許証をなくしました。
原因はただ一つ、その頃私の母親が亡くなり、遺品の整理を兼ねて自宅の大掃除やった頃から見つからないのです。
それがわかったのは、SSLという私が所属しているリーグで使う秋ヶ瀬公園のグランド利用者カードを作った時です。
幸いに健康保険書(いつも持ち歩いている)があったので助かりましたが、どうやらその頃に死んだお袋があの世に持っていってしまったのでしょうか。
捜したけれど、見つかりません。
しかしないと困るし・・・。

免許を紛失してしまったら、このエッセイを思い出してください。
免許再発行のやり方が書いてあります。

12月1日、会社を休んで、朝起きてまずは近所の出張所へ
住民票を取りに行くためです(埼玉県はいらないらしい)。
その足で品川の先にある鮫洲まで行きます。
東京都民なら別に府中でも、江東でもいいのですが、運転免許センターじゃないと再発行が駄目らしいです。

JRで品川まで行って、京急で鮫洲まで行きます。
私は前日に、電車キ○ガイのパラダイスのオーバクサンさんと賭けしてました。
それは「鮫洲までの各駅停車、電車の型番は何?」というものです。

京急は結構乗る機会が多いので、電車マニアでなくても注意してればすぐ覚えます。
飛行機乗るのに「B747-400」とか「A300」「DC-10」と覚えるでしょうが、あんな感覚です。

オー「いやあ、あのですねえ、絶対に800系ですよ」
おれ「じゃあ、俺は700系!」
オー「いや、いいですねえ。しぶいですねえ。でも絶対ないですよ」
おれ「1500系なんて来たら乗らないからな!」
やっぱり京急は「窓が大きい電車」でなければいけません。

しかし品川駅1番ホームに入って来たのは800系。
オーバクサンの勝ちでした。
京急の各駅停車はみ〜んな800系でやんの。
やっぱり鉄道マニアには勝てません。

さっき飛行機の話題をチラっと触れましたが、皆さん「YS-11」の読み方って「わいえすじゅういち」なのか「わいえすいれぶん」なのか気になりませんか?
たぶん「わいえすじゅういち」って呼ぶんでしょうが、おかしくないですかね?
「わいえす」は英語で、「じゅういち」って思いっ切り日本語ですよね。
「B747」は「ボーイングセブンフォーセブン」って言うのにね・・・

そんな事で私を乗せた800系4両編成はゴトゴトと10分そこら走り鮫洲駅に着きます。ベイスターズの佐々木や谷繁のルトランカードが目に入り、ベイファンの私は心揺れましたが、スルーしました。だってしょっちゅう乗らないもんなあ・・・
鮫洲駅の雰囲気は普通の駅と違います。
普通の駅前なら必ずある様な「八百屋」「肉屋」「花屋」「コンビニ」なんてものはありません。
軒を並べるのは免許の書類をタイプで打ってくれたり写真を撮ってくれる「代書屋」さんだけです。

自分の写真は取ってなかったし、書くのも面倒なので代書屋にお願いします。
「免許紛失?この季節はさあ、多いんだ!ところでカードとか現金とか大丈夫だった?」
代書屋さんは俺がてっきり「財布落としたかすられた」と思ってる様です。
まあ現像があがってくる間に、代書屋さんは和文タイプを打ちながら
「こないだウチに来たお客さんで、アメックスのカードスラれて300万引き出されたっていう人いたよ、ガハハハ・・・」
いいから早くタイプ打てよ。

言うことは達者だがタイプを打つ手が妙にヨボヨボしている親父の仕事ぶりを見ていると、一抹の不安がよぎりました。
写真込みで金1000円也。自分で書いてもよかったが、まあいいや。
こうやって「ハイリスクハイリターン」制の日本経済は成り立っていくのです。

そしてあの安室奈美恵が自動車免許のインチキ講習受けたらしい教習所を眺めつつ、鮫洲の運転試験場へ・・・。
まず受付で3,500円の証紙を買います(え〜ん)。
窓口へ行き、再交付の為の理由書を書かされます。
何月何日まであったと思うとか、何処でなくしたとか(知るか!) そして住民票と一緒に全部の書類を提出するのですが、ここでさっきの不安が的中しました。

「これ、代書屋さんが作ったの?ここと、ここ、足りないよ。」

ガーン。 良く見ると本来書かなければならない箇所に記入漏れがあったのです。
代書屋の親父のバカ・・・

入口に戻って「書類のかきかた」みながら不足分を書いていきます。
そして、やっとこさ出来上がって持っていくと・・・
「あれ、あなたの誕生日は昭和43年の4月16日だよね?」
「は?」と思いましたが、どうやらあの代書屋の親父は4月18日とタイプで打ちやがったらしいのです。

代書屋の親父も親父ですが、警察もはよう気付けって感じです。
しかも4月16日って汚い字でチェック入れてパス。
今度こんな機会があったら自分で書こう。馬鹿らしい・・・。 いい授業料でした。

なんで代書屋に拘ったのかというのも、昔高校の時に原付取った頃に
「達筆じゃないと、書類は受け付けてくれないらしいぜ」
という噂が流布されて、それを10年間以上信じ込んでたバカな私。
「だから代書屋さんっていうのが、あんなにあるんだ!」
と納得してたバカな私。

「まあ、いいや。じゃ16番行って!」

あの代書屋のクソ親父!と思いながら16番受付で写真撮影〜3階34番の部屋で交付があります。

代書屋の親父は「1時間もかからない」と言ってたのに、朝っぱらに着いてなんだかんだ言って再交付して貰ったのはもう昼でした。
みんなあの親父のせいだ・・・。

かかった費用
代書屋に1,000円(写真込み)しかも自分でやればよかった・・・。
再交付に3,500円 しめて4,500円
しかもしっかりと「来年の誕生日まで有効」とクレジット!
たった半年足らずに4,500円で免許買ったわたし・・・。

まあ失効でもし教習所通いをしなくちゃならん(そんな事はないかもしれませんが)手間と費用を考えたら・・・と理由にならない理由で自分をなぐさめる私。
もし今、教習所へ通え!と言われたらマニュアルを運転する自信ありません。
あ、でも教習所だから習えばいいのか?(笑)
私の時はAT免許なんてありませんでしたから、みんなマニュアルで免許を取るのです。路上での坂道発進、半クラッチをうまく使いこなしながらのクランク走行など苦労しましたねえ。
こないだ若者と話をしてたら
「へえ〜、そんな時代もあったんですねえ」
と言われました。
私から見たら、「クルマの免許を取ると中型バイクも乗れる大昔の免許」
みたいな感覚でしょうか?

代書屋のミスにふてくされた私は、帰りに代書屋に文句を言いに行こうと思いましたが、代書屋の営業時間は昼までで、もう営業が終わってました。

皆さん、免許証と仕事の信用だけはなくさないようにしてくださいね。

 
 


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