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雪印事件笑えましたね。
本当は笑い事じゃあないんだけど、別にメーカーが可笑しかったのではない。
何が笑えたのかと言うと、街頭インタビューのオバチャンが正義風吹かせて
「もう雪印の製品は買いません!」
と力説する姿、姿、姿・・・・
「お前、本当は乳製品なんて普段買ってないだろう?」 と突っ込み入れたくなりますね。
んでこのオバチャンは来年の今ごろは何食わぬ顔して雪印製品買ってますよ。
おれんちなんか、親父と2人暮らしで1日で1リットルのパック消費していく。 まあ俺の家では雪印の牛乳なんぞ、20年前から「こんなのは水だ!」というぐらいに評判が悪かった。味が薄い、いや味がない。水を飲んでいるようなものでこんな牛乳を作っている事事態が酪農家に大変失礼にあたると思っていたぐらいだ。ぷんぷん
そんな訳でウチでは牛乳屋から牛乳とっていた時期は森永で、その後は農協牛乳オンリーであったが、農協牛乳が数年前に一度回収騒ぎになってから店頭であまり置かなくなり故に買えない→他社へ流れるという構図になっていった。
こうして「おとといは小岩井、きのうはめいらく、今日は雪印しかなかったからしょーがねえや水でも飲むか」という具合に「こまつう家牛乳戦国時代」に突入する。
雪印買ってくるとオヤジが「これマズイんだもんな」と文句を垂れるのである。
そして今は亡きバアちゃんも
「雪印のは牛乳じゃないよ、水!白い水!」
と毒舌モードに入るのであった。
ウチのバアちゃんの嫌いな物にヤマザキのパンもあったのだが、雪印とヤマザキは同時期に問題起こしましたね。これが個人的に一番受けました。
こうして数年続いた戦国時代も「Big-A」というダイエー系のディスカウント食品スーパーで売られている「トモエ特濃4.5牛乳 一本188円」がコク・コストパフォーマンス・お買い得度、全てにおいてこまつう家の冷蔵庫支配戦争に勝ったのである。
「こいつを飲んだら他のが飲めない!」
というオヤジのコメントにもあるように冷蔵庫はしばらく「トモエ特濃4.5牛乳 一本188円」による天下太平が続いていたが、さすがに夏になると濃い牛乳は少しキツイので、最近は「原点に帰ろう」という事でなかなか売っていない森永牛乳にしてた矢先にあの事件だ。
ここで心配なのは風評被害なんだが、日本人は物忘れの激しい民族なので、まあしばらくしたらさっき話に出したオバチャンじゃあないが、みんな雪印の乳製品を買っている気がする。
みんな佐川急便使ってるよね?リクルートの雑誌買ってるよね?俺もリクルートの雑誌にはお世話になった。写真付で取材も受けた。そんなもんだ。
カイワレ大根だってそうだ。俺は良く食ってるよ。トマトとシーチキンと混ぜてマヨネーズで和えるのが好きなのだ。
所沢産のほうれん草のダイオキシン騒ぎだって、あの時近所のスーパーで「特別セール!埼玉産ほうれん草2つで100円!」なんて喜んだもの。
精魂込めて作った野菜がこんな事になってしまったら農家はたまったもんじゃないが、だいたいダイオキシンなんてそりゃ体に悪いだろうが、すでに体にヤバイ物質はみんな口にしている訳じゃない?今さらジローなのである。
それが嫌なら自分で栽培するしかないのである。土も大気も汚染されているだろうが肥料だけは有機で作りましたとか、まあささやかながらも栽培する楽しみと苦しみを知るのは大切である。
自分で育てるわけだから、それが美味しいだろうがマズイだろうが自己責任なのである。
大事なのは自己責任を負うという事、日本人は何かと人を頼りすぎる、なんでも政治家の先生やお役所がやってくれるもんだと信じている、大きな会社だから安心できると言う、でも政治家の先生やお役所は腐ってしまったし、大きな会社だってカンタンに潰れる時代だ。全ての物事から意識だけでも独立せねばならない。
ああ、なんかアジってますね。やだなあ・・・俺。
結果はともかくとして「自分でやりました!」と思えば納得できるのである。
俺は環境保護団体が嫌いである。偉そうな言葉を並べ、またパフォーマンスには余念がないが、じゃあ自分達が代替手段を取れますか?と言うと大抵できないのである。
一度、知り合いによって勝手に環境保護団体のMLに加入させられてしまい、なんかなんとかの自治体のゴミ処分場問題がどうたらこうたらとか、無農薬野菜を売っている店のリストですとか、偉そうな事をMLで流してくるので「ああ、オマエらは全員学級委員か?」と思ったのであるが、ある日知り合いが畑を貸してくれるので私がMLで「一緒に無農薬野菜を作りませんか?」と投げたらレスが全然ないのである(笑)
全部が全部そうではないだろうが、まあ環境保護団体なんちゅうものは大抵ええかっこしいの正義とかかれたTシャツを心に着た市民団体か政治家のパフォーマンスの場として使われているのがオチなので、そこに大抵誠意はないのである。
まあ偉そうな事を言うだけなのは嫌いなので、引っ越ししてからベランダにプランターを置いて幾つか植えてみた。
小さい芽はいつしか花が咲きその姿に感動した。
そして実になったものを取って夕飯のおかずにする。
太陽と風と土と水の恵みを口にする感動はたまらないよ。 理由もわからず作ったから実はスカスカなんだけど、まあこれから学んでいけばいいなあと思った。
自分でできる事を自分の手ではじめる事が大切なのだ。 精魂こめて気長に育てれば、小さい芽は、やがて大きくなって、花になるのだから。21世紀にコメンテーターはいらないのだ。
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