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一瞬イケそう系の店構えだが、布の後ろ側の
ガラスにはヒビが入ってました(爆)
  
上からねぎラーメン、ゆきラーメン、
にんにくラーメン。ネギラーメンはスープに
焦がしネギが、ゆきらーめんは背油で白いのが
おわかりであろうか?

思わず謝ってしまうハカセであった

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今年最初の活動であった八麺六飛がまずまずで、こないだの幌屯が久々のブレイクだった「三匹」。
しかし我々はここで安易に「正統派」を狙うのではなく、冒険の旅 に出た。
というのもアクセルが人間関係のことでブルー入っている事もあって、ハカセが「今 日はムチャしよう!」と宣言、ピックアップリストから「ラーメン山手」を選んだ。
「ラーメン山手」と言えば、あの「のんきラーメン」の後に店の前まで行って「これは美味そうな店を装ったクソな店だろう」と勝手に解釈して「怪しい店」に仕立ててしまった事がある(のんきラーメンの巻参照)。
もう無茶苦茶やりたい暴走気味のアクセルは「なんでもやっちゃうよ!」とか「不味 かったらわざと残して、二軒目もやばそうな店行きましょうよ!」と豪語。
山手通りへ入る道を間違えたハカセは凄く遠回り(どうみても奴が家に帰るルートだ ぞ?)をして山手通りに入る。卓越した知識と機転の利く話術が売りのハカセもハンドル握らせたらまるでアルツハイマー。
クルマはどんどん南下していく。高速道路の工事の関係上クネクネとした通りを走ること20分位かな?ようやく「ラーメン山手」へ到着。
「のんき」の後は散々な事を言いたい放題だった我々だが、店の前に来たときにそれは大きな間違いであることを予感し始めていた。
店内にはカップルが1組、そして奥のテーブル席に数名。東大が近いせいか学生なのだろう。カップルも学生風であった。
まさに日本一の大学生対埼玉の三流バカ大学卒業「人生はずしまくり」トリオの対決だ!(どこが対決なんだ?)
客は少ない、しかしハカセは
「あのなあ、どんなに客が少ない店でも若いねえちゃんがいるっていうのはポイントなのさ!」と語り始める。
店に入る、いつものように特攻役のアクセルが店の扉を開けようとした瞬間
「この、 匂いはもしかしたら…」
と察知した。
我々は、「ゆきラーメン(ハカセ)」「にんにくラーメン(ゴッド)麺固め」「ねぎ ラーメン(アクセル)麺固め、味濃い目」をオーダー、ハカセは海鮮ラーメンにも心曳かれたが、まずは基本メニューであろうこのメニューで行くことにする。
調理場は至って普通だが、整理整頓された食器類や調理器具、こまめにスープの灰汁をすくい、仕事自体は非常に丁寧な様子。
そして出来上がってきたラーメンを見て
「俺達、またやっちまうのかぁ?」
と苦笑いしたが、それはすぐに至福感を持った沈黙へと変わった。
ラーメンは至って普通の「しょうゆとんこつ系」の味がするのだが、実に繊細で丁寧 な味がする。
麺は桂花ラーメンを彷彿させる様な固めの麺。それもあったのか思いの他早く出てきたのには意味があった様だ。
途中で各々のスープを飲み比べる。ベースとなるスープは一緒なのだろうが、ゆきラーメンにはゆきラーメンの、にんにくラーメンにはにんにくラーメン、ねぎラーメ
ンにはねぎラーメンの主張がある。
池袋の「ラーメン弁慶」の様に、これでもか!というニンニクの乗せ方はしない。
焦がしニンニク、ねぎラーメンも焦がしネギと調理法にこだ わる。
まあメニューが違うんだから味も違うはずだよなという「ラーメンショップにおける ラーメンとねぎラーメンの違い」の様ないい加減な解釈ではなく、スープと調和した美しいアンサンブルを奏でてくれる。
我々は前回に続いて「完食」を果たし、三匹は店を満足げに出た。
そしてハカセは
「…ごめんなさい」
と店の前で頭を垂れた。
「まずいかな?と思って入ってみたら、美味かった。疑ってごめんなさい」
三匹の趣旨を書いたHPの一文通りのままの活動が出来た夜だった。
夜の山手通り、車のヘッドライトも揺れていた、そして三匹の心も揺れていた。
道路工事で一面に張られた鉄板の上を走るたび「カタンカタン」となり響く音に合わせて…
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