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あれっ?ハカセってタバコ吸わないのに・・・
と思ったらポッキーで「マネ」したらだけ。
小学生じゃないんだから(爆)

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その週、ゴッドは昔、河田町にあった「魁華」という九州ラーメンの店の事で頭がいっぱいだった。
角煮が美味しいトンコツラーメンの店だった・・・
そしてゴッドはクルマで流していたとき早稲田通りに「魁華」とかかれたラーメン屋を発見したのだ!
「今日はどのエリア流す?」という話になった時に
「魁華!魁華!あれがホンモノかどうか調べてみようよ!」
と言い張るので、魁華に行くことになった。
魁華を知らない若いアクセルに魁華の魅力を説くハカセとゴッド・・・ハカセも「やっていたなんて嬉しいよ・・・」とほくそえんでいる。
クルマは環七を南下し、大和陸橋の所で右折レーンに入る。
左手には昭和軒が性懲りもなく営業を続けている。客の陰がみえるそ!あの店の常連になるのは好き勝手だが、あの味とあの雰囲気が好きなのは、暴力的に言わせてもらうと相当やばいぞ。人生リタイアした方がいい。いますぐ何もかも捨てて山の中で仙人のような生活をするか、仏門に入って修行した方がいい。あ〜すっきりした。もう二度と行かないもんね。
「どの辺?」
「阿佐ヶ谷のあたり」
クルマはどんどん進んで行く、そして右手に赤い屋根の店が見えてきた。
「あ〜、あれ!」
「あの店?」
「そうそう!」
「・・・おいっ!魁華じゃなくて冠華だぞ!」
「え、冠華?」
良く見たら「冠華」と書かれている。
しかも店の雰囲気はもうストライクゾーン外、「美味しくないと思って入ったら本当に美味しくありませんでした!」という典型のオーラが漂っているぞ。
「おいっ!どうなってるんだ」
「やっちまったよ〜」
「すみませ〜〜〜〜ん!」
平謝りするゴッド。 店の名前を間違えるなんて相当やばいぞ。人生リタイアした方がいい。いますぐ何もかも捨てて山の中で仙人のような生活をするか、仏門に入って修行した方がいい・・・とほほ
仕方ないので、大和陸橋のあたりにある「幌屯」という店に行く。凄く小さい店だ。7人位しか入れない。
並ぶまで至らないが、退店時まで客がひっきりなしに出入していた。
主とその奥さんだろうか?2人で切り盛りしている。
我々は味噌ラーメンをオーダーする。
主は背筋をシャンとして堂々と仕事をしている。 その態度は自分のラーメンの味に絶対的な自信を持ちながら、それでいてそれに奢ることなく常にベストを提供しようとする求道者のような面持ちであった。
シャンとしてるのは背筋だけではない。仕事が実に丁寧だ。
どんぶりをお湯で熱し、注文が来てからチャーシューを切る。スープの調合も実に繊細な仕事振り。
主はこまめにアクを取ったスープは味噌臭さを感じさせない。鳥ガラスープと野菜から出た甘味が美しいハーモニーを織り成すとても丁寧な味がするスープだ。
チャーシューもやわらかくて美味しい。
ラーメンを作るにあたって本当はやらなくてはいけない 事を全てきちんとやっている。厨房もきちんと整理されている。
三人が揃ってスープを飲み干す「完食」は凄く久しぶりの様な気がする。
朝から何も食べていないアクセルはともかく、物書きで2時間前に新宿でマックフライドポテトを食った少食のゴッドまで、その味に満足した。
確かに凄く美味しい!という訳ではない。しかし都内のラーメン屋の中では間違いなく上位に来るだけのポテンシャルを秘めている。
その帰りは静かな車内であった。それはまずくてヘコんで静かであったのではない。その充実感に酔い至福感を抱いての帰り道であった。
魁華はなかった。でもケガの功名だった・・・
これからが反撃の時だ!
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