中野/九州とんこつ



春の陽気に誘われて、ノーミソもトロトロの三匹。
今回はゲストにソフトボールチーム「パラダイス」先発三本柱を支える女性エース「ゆきねえ」を招いての三匹だ。
三人ともゆきねえの知り合いなので共通の知人・友人の話題で盛り上がる。
さて何処へ行こうかと2軒まで絞り、ゆきねえに選ばせる事にした。

ハカセ「手こねラーメンと中野にある佐世保ラーメン、どっちがいい?」
ゆきねえ「う〜ん、手こねがいい。でもその店は美味しいんだよね」
ハカセ「それは知らないな」
ゆきねえ「だって美味しい店に行くんでしょ?」
ハカセ「あのな〜、三匹の趣旨わかってないな?」
ゆきねえ「美味しい店行きた〜い」
アクセル「そろそろヤバイ店に当たりそうっすよね」
ゆきねえ「お腹空いてるんだから美味しいみせがいい〜」
ゴッド「まあ2連勝中だから大丈夫だよ」
ゆきねえ「二度ある事は三度あるとは思えないよぉ」
ハカセ「さ、行こうか。そろそろヤバそうだぞ」
ゆきねえ「美味しいラーメンがたべた〜い」

「手こねラーメン」のある明治通りへレッツゴーとなったのだが、またハカセが相変わらずの「アルツハイマードライビング」で遠回りをしてしまう。
しかもやっと着いた「手こねラーメン」は休み。
仕方がないので早稲田通りから中野方面へ右折
「がんこ〜がぁ〜」
「ティヌ〜ゥゥゥン」
「味ぃ源ぇ〜ん」
「えぞぉ菊ぅ〜」
「一風堂〜っ」
「なぁ〜、この辺で停めれば美味しいラーメン屋がいっぱいあるのぃなあ」と笑うハカセ、不安な気持ちを抱く「ゆきねえ」を乗せたクルマは一路中野方面へ・・・

道中、やばそうな店が数多くある。

アクセル「あの”ジュンちゃんラーメン”って相当ヤバそうですよね〜」
ハカセ「ゴッド!ストック、ストック!」

ゴッドは店の場所、名前をメモに記すのが仕事だ。これを「ストック」と呼ぶ。当初は行き当たりばったりの思い付きで行動していた我々も道中にある「三匹的」な店があればストックし、次の活動に生かすのだ。

アクセル「あの”始皇帝”って店は?」
ハカセ「ゴッド!ストック、ストック!」
アクセル「ハカセさん、あれいいですよ。あれ、がんてつラーメン」
ハカセ「ゴッド!ストック、ストック!」

そうこうしているうちに、クルマは中野にやってきた。
「あおばがぁぁああああああ〜っ」と絶叫するゴッド
そう青葉はゴッドのお気に入りの店なのだ。
「山頭火」もあるし「中野大勝軒」もあるのに・・・
「なぁ〜、この辺で停めれば美味しいラーメン屋がいっぱいあるのぃなあ」と笑うハカセ、さらに不安な気持ちを抱く「ゆきねえ」を乗せたクルマは中野郵便局の近くで停まった。

通りを挟んで向かい側にあるトレーニングジムの怪しい看板を横目に見つつ、やって来たぜ「佐世保ラーメン 港」、お世辞にも綺麗な店ではないが、まずは定石通りアクセルを先頭に店内へ・・・
カウンターが8つか9つ位だろうか?親父さんが1人で切り盛りしている。
そして我々は「みなとラーメン(600円)」をオーダーする。 いわゆる「九州系とんこつラーメン」なのだが、一口目に感じたのは「味が薄い」 その時、ゴッドはとある話を思い出した。 ゴッドの知り合いの女性が九州出身で、その女性曰く「東京でのれんを出しているとんこつラーメンというのは、どれもみな味が濃くて口に合わない。九州地区限定で作っていたインスタントラーメンまで、全国規模で販売される様になったら、内地向けに味が濃くなってしまった」という話だ・・・ 我々東京の人間には薄く感じたのかもしれないが、もしかしたら九州出身の人なら喜んでもらえるかもしれないと思った。

ハカセとゴッドが完食、帰りの車中で・・・
アクセル「味、薄かったですよね」
ゆきねえ「薄味の好きな私でさえ、薄く感じたもの・・・」 ハカセ「あのねえ、やっぱり九州のラーメンって味なのよ」
アクセル「九州のとんこつってなんか濃いイメージがあるんですけど」
ハカセ「いや味の薄い濃いで言えば本当のとんこつラーメンは薄いんだな。これは東京人の味覚で言えばの話で、あのねえ動物の脊髄から出た味のラーメンを久しぶりにに食ったって感じでいいね」
アクセル「熊本、博多と地域性もありますよね」
ハカセ「そうねえ、若干はあるね。ただ東京にあるとんこつラーメンってえのは、ゴッドの知り合いの話じゃないが、味が濃いんだよな」

アジトに戻った我々は、ハカセが持ってきたサンドイッチを食べながら「大恋愛相談大会」を始めてしまった。
大恋愛相談大会だったはずが、気がつくと三匹故に「深夜のエロ話大会」に変わり、そして宴は続いた。
次回三匹は日程の都合上で中1日という強行日程。
まずいラーメン屋2連発だったら最低だな・・・ ハカセがクルマでゆきねえを自宅へ送り届け、ゴッドが家に付く頃にはすでに、午前1時をまわっていた。AMラジオしか付いていない「三匹カー」車中に、ビタースゥイートサンバだけが鳴り響いていた。

62点
久しぶりに魁華テイストな本格的九州ラーメンに出会えた。おそらく動物の脊髄からのスープが確実に出ているだろう。中盤飽きさせるなどウィークポイントが残っているが、まだ伸びる可能性は秘めている。完食
57点
麺が伸び気味だし、チャーシューがいまいちだったが、スープは悪くないと思う。みんなの話を照らし合わせると、この店は九州出身の人が故郷の味を懐かしむ為に来るラーメン屋なのかもしれない。完食
40点
麺が伸びている。スープにコクがない。つまらない。もう行かない。
ゲスト ゆきねえ
50点
なんかお母さんの田舎が九州なんで、九州のラーメンって感じで懐かしい味がした。九州の人にはいいかもしれない。でも関東で成功するには、味が濃い方が受けるのではないか?


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