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道路は続くよブダペストまで 途中の停車駅は、プラハ、ウイーン他
(前編)

目次
 前編
  第1話 1日目 ローテンブルクへの道は遠い
  第2話 2日目 プラハへの道(正確にはプラハ市内からホテルまでの道)も遠かった
  第3話 3日目 ウイーンへの道はとんでもなく遠かった
  第4話 4日目 ハンガリーは近かったがウイーンはやっぱり遠い
 後編
  第5話 5日目 ザルツブルグは近い
  第6話 6日目 ザルツブルグ&ザルツカンマーグート最高! でもインスブルックはね...
  第7話 7日目 スイス突入! やっぱり大自然はいいね
  第8話 8日目 アルプスは朝が一番?

第1話 1日目 ローテンブルクへの道は遠い?

快調に車を走らせ、ドイツに突入。ここまでは、去年のアルザス旅行のルート。

そのまま、アウトバーン(Autobahn)を走り続ける。速度制限のない区間では、軽く200km/hは出ていそうな車が追い越し車線をかっとんで行く。

突然渋滞。さっきまで順調に流れていたのに、突然のろのろ。渋滞の警告もなく突然。そういえば、アウトバーンにはほとんど電光掲示板がない。何の情報もなく渋滞が続く(多分、ハイウエイラジオでは何か言っているんだろうけど)。

30分以上時間をロスしたが、再び順調に流れ出す。遅れを取り戻しながらスイスイと走っていくと、どうも方向が違うようだ。ニュルンベルグ方向に走っていたつもりが、知らない間にミュンヘン方向になっている。

分岐を通り越して30km以上走っているようだ。まあ、無料だからいいけど、日本でこれだけ行きすぎたら引き返す気力がなくなりそう。

予定よりも遅れたけど、無事ロマンティック街道の中心ローテンブルグ(Rothenburg ob der Tauber)に到着。おとぎの国のテーマパークという感じ。


Rothenburg ob der Tauber

ガイドブックにも出ていたホテルGlockeにチェックイン。これまた、おとぎの国のホテル。プレーンライン(Plonlein)の目の前で街の中心のマルクト広場(Marktpl)まで徒歩3分。☆☆だけど、部屋は綺麗でなかなかグッド。荷物を置いて早速マルクト広場へ。

アルザスにもあった、一年中クリスマスグッズを売る店ケーテ・ヴォルファルト(Kathe Wohlfahrt)に入り、子供達盛り上がる。それから息子の提案でアイスクリーム屋で休憩。

広場に戻ると馬車のおじいさんが乗っていけと言う。大人2人で12ユーロだそうだ。席はほぼいっぱいでおじいさんは、隣に乗るように言うが、藁が散乱していたりしてちょっと汚そう。ということで、ちょっと詰めてもらって後ろに乗る。おじいさんは、まだ客引きを続け、ずっと待っていたと思われる乗客が「早く出発しろ〜」というようなドイツ語をしゃべっている。

ついに新たな親子連れを隣に乗せることに成功して出発。街一周の旅に出発。思っていたよりも広い街で1周するのに30分以上かかった。途中の説明は全然分からなかったけど、城壁沿いを進んだり、塔の下をくぐったりと楽しい旅だった。

その後、ホテルに戻り、父一人で城壁の外まで散歩。6時数分前にホテルのレストランに何時から開くか聞きに行くと、今すぐ開くという。ということで、ドイツ料理にドイツビール。うまいっ!

本日の走行距離850km

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第2話 2日目 プラハへの道(正確にはプラハ市内からホテルまでの道)も遠かった

ホテルで朝一番の朝食。

チェックアウトして、アウトバーンをひたすら走る。高速が終わる前に給油しておこうとするが、ガソリンスタンドがなかなか見つからない。燃料計もかなり寂しくなり、経済運転に突入。高速を降りようにも周りはドイツの森。

何もなさそう。かなり心細くなったところで、サービスエリアの表示。給油して再び出発。

チェコへの国境までは高速がないので一般道に突入。チェコ方面に進む。所々高速道路の工事をしているので、そのうち高速で一直線になるのだろう。

国境直前で再び高速道路。そして、国境のゲート。今回の旅、最初の検問付きの国境。パスポートを見ただけで無事通過。高速道路のチケットをどこで買えるか聞くと、目の前の両替屋の脇だと教えてくれる。

車を止め、チェコ・コルナに両替して高速道路のチケットを購入。高速道路のステッカーをフロントガラスに貼って準備万端。プラハ(Prague)を目指して出発。

順調に高速を走る。途中、ケンタッキーやマクドナルドの案内があったりする。プラハの直前で、マクドナルドに。店員はみんな金髪に青い目。店内も綺麗。子供達は風船を貰い御機嫌。

そして、車はプラハ(世界遺産)に突入。今日のホテルは、☆☆☆☆のRenaissance Prague Hotel。プラハは車の盗難が多いらしいので、屋内駐車場完備の高級ホテル。

何とかホテル近くに来るが、一方通行ばかりでホテル方向に曲がれない。町中をグルグルしても近づけないので、一度街の外に出て入り直す。すると、ホテルの脇を通り抜けてしまい、また、さっきの所へ。ということで再び街の外からぐる〜っと廻ってホテルへ。

子供用にエキストラベッドとベビーベットを入れてくれるという。取りあえず荷物を置いて、市内観光へ出発!

ホテルで地下鉄の乗り方を聞いたけど、目の前に路面電車が走っているので、路面電車に変更。駅近くの売店で1時間券を購入。路面電車を待っていると雨が降り出す。プラハの街には雨が似合う。といっても雨は大変。子供達は雨合羽、母は4次元バックから傘を出す。父、何もない。

乗り継ぎ駅では、店の軒先で雨宿りし、プラハ城の最寄り駅に到着。駅からプラハ城への道を進むうち、父はかなり濡れる。ということで、「Praha」と書かれた傘を購入。書いてない方が帰ってからも使えるんだけど店員はそのことを強調。

傘を差して再出発。そして、丘の上のプラハ城(Prazsky hrad)に到着。どんよりした街を写真に収める。


Prague

城内の聖ヴィート大聖堂(Katedrala sv. Vita)を見学。外に出る頃には雨も止む。中で見たときも大きく見えたが、外から見ると更に大きく見える。記念撮影をして、街に向かって下る。


Katedrale sv. Vita

途中抱っこ攻撃の息子と娘を肩車。

ヴルタヴァ川(Vltava モルダウ川)に架かるカレル橋(Karluv most)を渡る。橋の両脇には聖者の像が並び、露店も並ぶ。カレル橋から眺める景色は格別。途中、願い事が叶うというプレートをさわったり、宣教師ザビエルを支えるちょんまげ頭の像を眺めたり。「ねんね、じったったー(抱っこして下さい)」攻撃の息子に苦しめられる。


Karluv Most

カレル橋を渡ると旧市街に突入。旧市街広場(Staromestske namesti)まで歩くが、息子はほとんど引っ張られている状態。

旧市街広場でプラハ料理に挑戦。写真付きメニューがありがたい。娘は料理を選び、息子はアイスクリームの写真を指さす。当然、息子は無視される。親たちはプラハビール付き。こりゃ、うまいっ!

目の前の時計塔の仕掛け時計が動く前に食事を済ませ、仕掛け時計を待つ。どこから出てくるかワクワクしていると、小さな窓が2つ開き、像が順番に顔を出す。仕掛けはかなり小さめだった。

そのまま、火薬塔(Prasna brana)まで歩く。途中、薬用酒ベヘロフカ(Becherovka)を探すが、小瓶にグラスの抱き合わせ販売でかなり高かった。ということで、スーパーマーケットに入る。ベヘロフカは大瓶だけ。店内をぐるっと回るが、薄暗くて棚に並ぶ商品もまばら。日曜日だからだろうか。何も買わずにホテルに戻る。

娘はお絵かき帳に火薬塔の絵を描く。寝る前に、ベビーベット争奪、兄弟げんか勃発。5歳児、大泣きして欲しがる。娘、数年ぶりに、ベビーベットで寝る。

本日の走行距離400km

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第3話 3日目 ウイーンへの道はとんでもなく遠かった

高級ホテルということでホテルの朝食も、豪華。

チェックアウトして、出発。高速に乗る。と、高速道路上にヒッチハイカーが! なんでもありだ。

今日は、途中から一般道を走る。出口は112番。まだ、出口の番号が一桁だけど...1km毎に出口がある計算になる? 今まで気づかなかったけど、何キロ出口という番号の付け方のようだ。

112番出口から一般道へ。バイパスのようだ。順調に走ると突然、道路が無くなり出口から追い出される。

それはいいんだけど、迂回路の標識が何もない。全く想定外で65万分の1地図しかないので、街はただの点。適当に進むと道路の番号38番を発見。再び順調に走る。

と、この道も突然閉鎖。ウイーンこちらの標識を右折するが、そこは、中央線もない道。ホントにこれでウイーンまで行けるのか? 

途中全くウイーン方向を指す矢印もない。当然地図にも載っていない。途中から中央線が出てきたが、小さな街を結ぶ小さな道。元の道に戻る気配なんか全然ない。

道の途中にある街の案内標識にある地名はほとんど地図にないもの。もう、ここがどこだか分からない。もう一生チェコで暮らすことになるのだろうか。

ガソリンスタンドに入ってウイーンへの道を聞くが、英語は全く通じないようで、しばらくやりとりをするが、地図のページをめくるだけでなにも教えてくれない。残りわずかのコルナで地図を買うことも考えたが、地図を手にとっても現在地が分からないし、店員も買っていけと言うでもなく、その地図で教えてくれるでもなく、きっと買っても無駄だろうとあきらめて、ガソリンを注いでいたおじさんが途中で指さした方向を頼りに走り出すことにする。

何台か車が走っていたのでそれについていくと、ついに車がすれ違えないような道に入っていく。そしてしばらくすると、前後を走っていた車は家に入っていった。

もう、どこにたどり着くのかも分からない。チェコが私たちを帰さない。

途方に暮れながら走ると中央線のある道路にたどり着き、右Slavoniceという案内。この町は地図に載っている。通過する予定の国境から100km近く離れているが国境の町だ。ここから予定の国境までは地図にも道がないのであきらめてこの町に向かう。

スーパーがあったので、残ったコルナでベヘロフカの大瓶を買って、コルナを使い果たす。

すると、無事、国境を通過。そうか、「ベヘロフカを買って帰れー」ということだったのか。


道路

国境で、オーストリアへの入国スタンプが押された。いつもの何の味わいもないスタンプだが、車の絵がついている。これで、飛行機、汽車に続いて3種類目になった。

国境ゲートで高速道路のチケットのことを聞くが、ドイツ語で教えてくれたのでよく分からなかった。またどこかで買うことにして、ウイーンに向けて走り出す。オーストリアにはいると景色も明るくなったような気がする。道路は整備されていて一般道でも100km/hで順調に流れている。

途中またまたマクドナルドランチをする。高速の入り口までついたので、給油+高速チケット購入。店員は英語ぺらぺら。ありがたい。

高速道路でウイーン(Vienna、世界遺産)に突入。高速を降りてしばらくすると、ホテルへの案内標識発見。そのまま、標識に沿っていくとホテルに到着。らくちんだ。

今日のホテルは、Mercure Europaplatz。外には、☆☆☆☆とあったけど、見た感じは☆☆くらいかな。チェックインを済ませて、シェーンブルン宮殿(Schloss Schonbrunn、世界遺産)に向かう。

ハプスブルク家の夏の離宮だそうだ。地下鉄を降りてしばらく歩くと入り口にたどり着く。コンサートがあるようで、正面はステージに隠れてしまっている。残念。

オーディオガイドで中を見学するが、残念ながら早送り機能がなく、数部屋前の説明を聞きながらの旅となった。フランツ・ヨーゼフ一世の部屋やエリーザベトの部屋を見る。「会議は踊る」のウイーン会議で使われたギャラリーを通り抜けると、安いチケットの人はそのまま外に追い出されてしまった。

ということで、駅に戻り、地下鉄で町の中心まで行き、オペラ(Staatsoper)の前を通ってホテルザッハー(Sacher)で本場のザッハートルテを。チョコ嫌いの母も記念に食べる。


Stephansdom

そして、スワロフスキーの店内で走り回る子供を抱っこして、シュテファン寺院(Stephansdom)に行く。かなり大きい。

その後、地下鉄でホテルまで戻る。レストランを探すが、レストランらしきモノが無く、ピザ屋でピザとパスタの夕食。

そして就寝。

本日の走行距離300km

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第4話 4日目 ハンガリーは近かったがウイーンはやっぱり遠い

今日は、ハンガリーに突入し、今回の旅の折り返し地点、ブダペストへ。

早朝に出発して車内で朝食。高速を通ってハンガリーへの国境へ。国境審査を無事通過し、国境のすぐ先のレストランで両替し、高速道路のチケットを購入。ここでは、チケットを利用する車のナンバーを登録している。

ブダペストまでは高速で一本。ハンガリーにはいるとヨーロッパの地図も200万分の1になるので、チェコのような迷子になると完全にお手上げ。心配するまでもなく無事ブダペスト(Budapest、世界遺産)に到着。

ドナウ川(Duna)に架かるくさり橋(Szechenyi Lanchid)を渡り、ブダ王宮(Budavari Palota)のある丘へ登る。途中で駐車場のチケットを受け取って入場。値段は450フォリントと書いてあるが、1時間か1日かよく分からない。丘の上全体が駐車場を兼ねているようだ。

車を止めて、三位一体広場(Szentharomsag ter)へ行き、マーチャーシュ教会(Matyas-templom)の脇を通り、漁夫の砦(Halaszbastya)へ。入り口で入場券について聞くと案内所まで戻れと言われる。しかたがないので、案内所まで戻り、脇のチケット売り場でチケットを購入。わかりにくい。


Szechenyi Lanchid

漁夫の砦からは、ブダペストの町が一望できる。ブダ王宮は眺めるだけにして町の散策をすることにする。このままケーブルカーで降りるか車で行くか悩むが、英雄広場まで車を走らせることにする。駐車場は、1時間450フォリントだった。高い。英雄広場の駐車場は無料だったので、車で来て大正解。

といってもブダ川からペスト川への橋を渡るのに大渋滞だったけど。

息子は車内で就寝したので、そのままだっこで地下鉄に乗り、聖イシュトヴァーン大聖堂へ。ブダペストでも最大級だそうだが、とてつもなく大きい上に、中は豪華。奥にはハンガリー建国の父イシュトヴァーンの右手のミイラがあった。係員にお金を渡すと、ライトアップされて見える。節約家族のわが家は、他の人がお金を払うのを待つ。

そして、国会議事堂(Orszaghaz)への地下鉄駅を探す。地下鉄駅の入り口でうろうろしていると通行人が国会議事堂駅は工事で閉鎖されているからトラムに乗るよう教えてくれる。ドナウ川まで歩きトラムに乗って国会議事堂へ。

今日は日本語のガイドツアーはなく、英語のガイドツアーが2時からということで、これからランチでは間に合いそうにない。外を眺めてからトラムでさっきの駅に戻る。


ドナウ川にかかる鎖橋とブダ王宮

そして、川沿いのレストランで王宮を眺めながらハンガリー料理を食べる。なかなかおいしかった。会計時に店員からチップの額を指定され!全財産(ハンガリーのお金)を足してもわずかに足りない。ユーロも受け付けていたので、ユーロで払って店を出る。おいしかったんだけど、チップを指定されるのはちょっとね。たまにあるけど、そういう店にはもう行きたくないね(行くこともないけど)。

ドナウ川からの景色に別れを告げ、駐車場から車を走らせ、来た道を戻る。200万分の1地図は当然何の役にも立たず、町中で道に迷うが、偶然橋の目の前に出て、その道はそのまま高速につながっていた。

高速を順調に走り、ウイーンへの国境の手前で高速を降り、スロバキア方面に向かう。

世界一首都同士の距離が近いと言われるブラチスラバに立ち寄ることに。国境では、ハンガリー出国とスロバキア入国の手続きがあった。

スロバキアのゲートで高速券についてスロバキア語で聞かれるが(多分ね)、よく分からないという顔をしているとそのまま通っていいと言われる(ジェスチャーから想像)。スロバキアでは高速道路を使う予定がないから...と走り出すと、その道は高速道路だった。地図では一般道なんだけど。あきらめて走り出すと、高速道路の真ん中に歩行者が! ここも何でもありのようだ。

雨が降り始めて、薄暗くなってくる。ブラチスラバ(Bratislava)に近づくと丘にブラチスラバ城(Bratislavsky Hrad)が見える。城の近くまで行き、道路脇から写真撮影。両替もしていないので、一歩も歩くことなくそのまま町を出ることに。


Bratislavsky Hrad

ウイーン方面の矢印に沿っていくと、案内板にブダペスト、ウイーンと出てくる。このままでは、さっきの高速でハンガリーに戻ってしまう? それに高速道路のチケットもない。急遽一般道に戻りウイーンの方角に進む。ちょっぴり怖い住宅地を抜け、森の中の一本道を走り続けるが、行き先はオーストリアではない模様。あきらめて引き返す。

そして、さっきの道に戻ると、途中でウイーン方面への分岐が。無事出国。オーストリアへの入国スタンプをまたもらってオーストリアに戻る。

雨が止んで空も明るくなってきた。途中から朝の高速道路に戻りウイーン市内に。ホテルへの道を探すうちに、昨日も来た町の中心のシュテファン寺院の目の前へ。

一方通行で街の反対には行かれそうにないので、街の南をぐるーっと周り、ホテルにもどる。

そして、昨日見つけた日本料理屋(店員は中国人だった)で夕食を食べて就寝。

本日の走行距離600km

後編へ続く

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