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生き馬の目を抜くヴェネチア そしてマッターホルンで一息 目次 早朝出発。高速を順調に走り、車はアルプスの山の中に入っていく。そろそろイタリアへの国境が近づいてきたので、車と人に燃料補給。サンドイッチを買って外のベンチで食べる。険しい山々に囲まれてちょっとしたピクニック気分だけど、寒い。娘はサンドイッチはいらないそうだ。 再び車は走り出し、すぐに国境。トンネル手前のゲートは誰もおらず、トンネルの料金所のみ。超長〜いトンネルを走り続けると、県境の印のようにイタリアとの国境が書いてあった。この真上は高い山の尾根なんだろう。12.870kmもあるトンネルを抜けるとイタリア側。あっさりと入国。 まずはトリノ(Trino)方面に進む。しかし、工事だらけでしょっちゅう車線が無くなったり、反対方面の道路で対面通行をしたりと忙しい。この辺りのイタリア人の運転は比較的穏やかそうで安心した。とんでもないのかと思っていたから...しょっちゅう車線は増えたり減ったりしているけど、順調にトリノを通り抜け、ミラノ(Milano)方面へ。 相変わらず右端や左端の車線が増えたり減ったりしているが、車は順調に流れる。日曜日ということで、トラックが少ないのだろう。なかなか順調なドライブ。ミラノを通過する頃にはそろそろ疲れてきたけど、まあ、そのまま走り続ける。 そして、ヴェネチア(Venezia)への入口の街メストレ(Mestre)へ。インターチェンジを通り、一般道に降りる。駅の近くという情報を頼りに走ると無事ホテル・トリトーネ(Hotel Tritone - Venice Mestre)☆☆☆☆の前へ。 しかし、車の進入口はない。仕方なくそのまま走り、ぐるーっとまわって再びホテル前。やはり入るところもなく、駐車場もない。そういえば、予約のとき、駐車場は近所にあるとあったような... 急遽反転、隣にある駐車場からホテル前への進入を試みる、と、入り口で「こっちこい」をされる。ホテルに泊まるんだというとここの7階に止めろと言う。取りあえず言われたとおりに7階に上がると、なんとそこは屋上。 そこからホテルに電話してみる。どうもこの駐車場のようなので、あきらめて荷物を担いでチェックイン。ホテルの外観はちょっとぼろそうだったけど、ロビーは綺麗。そして部屋に入る。トリプルルームとツインルームに分かれる。内装も悪くない。激安だったけど、☆4つだけはある。 早速荷物を置いて目の前のメストレ駅に。チケット売り場には人がたくさん並んでいるので自動販売機に並ぶ。自動販売機にはヴェネチア(Venezia)まで1ユーロと書いてある。順番が来たので、行き先にヴェネチア・サンタルチア駅(Sta. Lucia)を選択すると、窓口で買うようにというメッセージ。 おいおい、ということで並ぶ。「ヴェネチアまで往復4枚」、「9ユーロ」 片道1ユーロの往復を4枚買うと、ふつう1×2×4=8では? 窓口の手数料?まあ1ユーロくらい、と思って「2」と書いてある往復切符4枚を購入。 忘れずに刻印を入れて乗り込む。電車は順調に走り出し、しばらくすると橋になる。遠くにヴェネチアが見える。
ヴェネチア・サンタルチア駅に到着! 早速駅の外に出る。目の前は大運河。さすがヴェネチアだね〜。
今日はムラノ島(Murano)に行く予定。42番のヴァポレット(Vaporetti 船)の乗り場に行くと、チケット売り場は駅前の乗り場の前だそうだ。1時間に3本なので、父走って切符を買いに戻る。その間に娘と息子は、おもちゃのビデオカメラとカメラを買ってもらう。ちょうど、ムラノ島への直行船に間に合い、出発。
ヴァポレットは大運河からすぐに脇の細い運河に。いくつかの橋をくぐったりしながら、島の外に出る。そして島の脇をぐるっと回り、ムラノ島に到着。1番の目的はガラスの博物館で、そこは別の船停のようだけど、「まあいっか」ということで船を下りる。 怪しい兄ちゃんがこっちに博物館があるよと人気のない方に手招きしているが、それを無視して他の人と同じ方向に歩く。ここが島のメインストリート(運河)のようだ。色とりどりのガラス製品の店が並ぶ。
昼食がまだなので、ちょっと遅めの昼食を取ろうと、レストランにはいるが、既にランチは終了していると言われる。とっても残念そうな顔をすると「店を出て左手の対岸に白いパラソルのレストランがあって、そこはこの時間でもやっている。味も良い。」と教えてくれる。早速そのレストランでランチ。みんなでパスタを食べ、ハウスワインを飲む。味は結構良く、値段も良心的だった。朝食なしの娘は父とほぼ同じ量食べる。 食後は、運河沿いのヴェネチアングラスの店を眺めながら博物館を目指す。すると娘MI腹痛。食べ過ぎ。娘は母におんぶをねだって、おんぶしてもらう。お昼寝息子は父の背に。レストランで道を聞いたとおり、運河の対岸を進み、突き当たりにある大きな橋を渡ると、博物館の案内標識がある。案内標識に沿って博物館を発見、中にはいる。 熟睡息子は、抱っこに切り替える。母の背には甘えんぼ娘がまだしがみついている。博物館の中は紀元1世紀頃のガラス製品などが並んでいたが、まあ、これといって感動するようなモノはなかった。娘はガラス越しにできた虹色の影に大喜び。なんのこっちゃ。しかし、歩き始めてくれたからよしとしよう。 また土産物屋を覗きながら散歩。大人達も疲れてきたのでカフェで一服し、来た道を戻ることに。カフェで息子が目を覚まし、息子も歩き出す。あっちこっち眺めながらもとの船停に戻り、今度は41番のヴァポレットに乗って各駅停船でサンタルチア駅に戻る。 もう夕方。しかも、快晴でみんな体力を消耗しているので、駅前に案内表示があった中華レストランに向かう。ちょっと早かったがもう食べれるそうで、ガラガラの店内にはいる。料金は安めで味もまあまあ。途中から客も増えてきた。娘も息子も暴れるので、途中からダッシュで皿を空け、駅へ。 駅に着くと、帰りの電車はどれに乗ればよいのか分からない。案内係のような窓口があっておねえさんがぽつんと立っているので、聞いてみると、REGと書いてある電車かもう一種類(記号は忘れた)の電車に乗ればよいと教えてもらう。 そして、電車で来た道を戻る、行きはあっという間だったけど、帰りは長く感じ、駅を通り過ぎているような気がして不安になるが、無事メストレ駅に停車。そして、テレビでオリンピックの閉会式を見ながら就寝。 今日は、サンマルコ広場(Piazza San Marco)の鐘楼に登るため、ホテルで朝一番に朝食をとり、再び電車でヴェネチアへ。 今日も駅で「ヴェネチアまで往復4枚」、「8ユーロ」。あれ?きのうは9ユーロだったけど... 休日割り増しとかでもあるのかなと思っていると、なんと昨日と同じ切符を今日は8枚くれる。 つまり、昨日の駅員は、片道4枚4ユーロ分に9ユーロ払わせて5ユーロをポケットに入れたということ? よく考えれば、切符にある「2」の数字は2等ってことだ。 結局昨日の帰りは往復だと信じて切符を買ってなかったので、実質1ユーロの損失だったけど... イタリア恐るべし。 とにかく4枚分刻印して、電車に乗る。 そして、昨日と同じサンタルチア駅に到着。船の切符売り場でサンマルコ広場に行きたいというと右の82番のヴァポレットに乗るように言われる。念のためヴァポレットに乗り込むときサンマルコ広場に行くか確認して、82番に乗る。 が、どう見ても反対に進んでいる。そして駐車場のあるローマ広場(Piazzle Roma)に着く。さてはここでUターンか? との淡い期待むなしく、ヴァポレットはどんどん反対に進んでいく。そして、大運河の外に出ていってしまった。 つまり、反対周りでサンマルコ広場に行くのだ。 かなりの大回りをしてようやくサンマルコ広場の船停に到着。
大勢の観光客とともにサンマルコ広場に向かって歩く。
途中嘆きの橋(Il Ponte dei Sospiri)や、狭い運河を進むゴンドラを眺めながら、広場に到着。早速、鐘楼(Campanile di San Marco)に登る。エレベータの列はまだ短く、すぐに順番がくる。そしててっぺんに登る。そこからは、ヴェネチアが一望できる。
すぐ下の広場では人や鳩が点のようになっている。そしてサンマルコ寺院の5つのドームも。次はサンマルコ寺院(Basilica di San Marco)と思ったが長蛇の列なので、あきらめて鳩と戯れることに。鐘楼への列もかなり長くなっている。 1ユーロで鳩の餌を買って、ねえね、娘、息子で餌をやる。マミーちゃん写真撮影、父ビデオ撮影、母は鳩が怖い。餌はやるが寄ってこられると困るという矛盾を抱えながら、鳩と楽しいひととき?を。ねえねの白いブラウスには鳩からのありがたくないお土産が。 近くでは手のひらに餌をのせ、体中に鳩を乗せている人もいる。 ここからは、マミーちゃんとねえねは別行動で買い物タイム。父と娘は再び鳩と遊ぶ。母と息子は鳩怖い。娘も怖がりながらも手から直接餌をやる。楽しんでいる父と姉を見た見た息子も寄ってきた。 でもやっぱり怖いみたいで、餌をほうり投げてたり鳩を踏んだりしていた。鳩こそ、息子が怖い。 待ち合わせの時刻となり、ランチタイム。広場の裏の方に向けて歩く。運河を渡ったところにパスタ1皿13.2ユーロのちいさな店を発見。中に入り、みんなでパスタを注文する。飲み物は水を頼む。すると、500ccのペットボトルの水が6本出てきた。1本頼んだつもりだったけど、既にふたが開いているし、まあもって帰ればいいか。 パスタについているというサラダが出てきて、次にパスタが出てきた。味は昨日の方が格段においしい。娘、半分以上残す。食べ終わって会計を頼むと110.01ユーロと書いたレシートを持ってくる。13.2×5=66でしょ。いっぱい料金が書いてあるので説明してもらうと、席料もチャージされ、さっきの水は1本3.5ユーロもしている。しかも、反対側の壁の下のほうにサービス料15%と書いてある。 全員激怒。 今更仕方がないので、金額ぴったり+1セント(この店へのサービス料はこれで十分だ)を置く。横で息子がさっきのペットボトルを床に着けてぴちゃぴちゃやっている。床が大きな水たまりになっていて汚い。 わが家のイタリアの印象はこれで最悪となったのであった。めでたし、めでたし。 違う!
再び広場に戻り、サンマルコ寺院に向かう。が、さっきの長蛇の列が消え、その場所に大きな水たまりができている。 あまりの暑さにみんな溶けた? と思ったら横の方に列が移動していた。その後ろに並ぶ。息子はお昼寝タイム。順番が近づいてくると、バックパックや大きな鞄を持った人たちは、入り口で荷物を預けてくるよう追い出されている。 わが家の荷物は微妙だ。こそこそとごまかしながら入る。おとがめなしだった。中はあちこちに有料の場所が設定されていたが、イタリアにお金を払いたくないので無料の所だけ見学して外に出る。 そして、娘がまた鳩に餌をやるというので、休憩。息子ようやく起きる。 次は、リヤルト橋(Ponte di Rialto)に向かう。娘は抱っこって言っている。遊び終わったらすぐに退屈モードにはいるようだ。さっきの船停に戻る途中にゴンドラ(Gondola)が並んでいる。
料金を聞くと1人30ユーロだそうだ。さすがに180ユーロは高い。あきらめて歩いているとゴンドリエーレ(Gondoliere)が寄ってきて、「100ユーロでどうだ」と言う。料金を聞きに来た父母+息子の料金のようだ。 それならさっきの方が安いと思いつつ「全部で6人なんだけど」と言うと、それでもOKだそうだ。さっきの店でかなり腹が立っていたので、「さっきのぼったくりレストランで金を使い果たした」と言ってやった。 すると、「食事は食べれば無くなるけど、ゴンドラは記憶に残る。金ならおろしてくればいいじゃないか」だそうだ。ゴンドラも乗れば終わりだと思いつつ、気のあるような気の無いような態度で適当に話をする。 ゴニョゴニョ言っていると、90ユーロに下がった。「80ユーロなら考えてもいいけど」と言うと「さっき金がないって言ったのに」と鋭いつっこみ。 そしてあきらめていった。みんなにやりとりを話し、船停に向かって進み出すと、すかさず次のゴンドリエーレが。「いくらなら払えるのか」と聞いてくるから、適当に相手をしていたらとっとと帰っていった。もう結構です。 ヴァポレットに乗って大運河を進む。そしてリヤルト橋で降りる。 汗をかいた娘の着替えにゴンドリエーレのシャツを買ってその場で着せる。息子がチッチが出るというので、売店でトイレを貸してもらえるか聞いたがだめだとあっさり断られる。けち! 近くのカフェでトイレ休憩。そして橋を渡って歩いて駅に戻ることに。 駅と駐車場への案内表示があるので特に迷わず進む。
途中いくつか運河を越え、くねくね曲がりながら進むと映画の撮影をやっていた。みんな暑そうな格好をしている。駅の前の橋を渡って駅に到着。 帰りは既に買ってある切符にきちんと刻印し、電車に乗ってホテルに戻り、夕食まで休憩。 すっかりゴンドリエーレ気分の娘はベッドをゴンドラにして懸命に漕ぐ。隣のベッドでは息子が電車の運転手。母、ゴンドラに乗ったり電車に乗ったり。 父はホテルの近くのレストランを探して歩く。時間が早く店が開いていないため、結局駅のマックに決定。 マックで夕食。そして、部屋に戻ってUSオープンを見ながら就寝。 今日もホテルで朝一番の朝食。そしてチェックアウトして駐車場へ行き、湖水地方に向けて出発。 今日は平日ということもあり、トラックがたくさん走り疲れる運転が続く。 ひたすら走ってミラノ。そのままA8に入り湖水地方に向けて進む。しばらくすると右も左もA8の分岐。左はジェノバ(Genova)、右は・・・(Varese)。 ジェノバは方向が違うので右に進む。しばらくすると左に湖が、そして高速が終わった... 早速Uターン。分岐まで戻ってジェノバ方面へ。 しばらくしてアローナ(Arona)方面との分岐。今度こそアローナ方面に進み、アローナの出口でマジョーレ湖(Lago Maggiore)に向かう。ひたすら山を下るとアローナの街。そして湖沿いにドライブしてストレーザ(Stresa)に到着。 ここは、島への船が発着する港がある。港の前の駐車場に車を入れると、水兵さんの格好をしたおじさんたちがこっちこっちと空いているスペースに誘導してくれる。なかなか親切だなぁ。 車から降りると、そのおじさんが寄ってきて「島に行くのか?島ならこっちだ」と港の建物の横に数台並んでいるモーターボートを指さす。あきらかにぼったくり。「この辺りを散歩するだけで、島には行かない」と答えると、「チケットはそこの機械で買うんだよ」と親切に教えてくれた。まあ、しつこくもないので害はないか。湖のそばまで行って記念撮影。沖に島が浮かんでいる。
土産物屋をのぞいて、湖の畔のレストランでランチ。かなり安め。ピザやピザトースト、パスタを注文する。値段の分だけの味だが、昨日のランチよりはかなりよい。費用対効果は100倍くらい違う。 スイスに向けて出発。だんだん山が険しくなり、道も細くなってくる。そして山の中に寂れた街があり、その先に国境のゲートがあった。 さあスイスに突入。国境ではパスポートチェックを受ける。そして走り出す。 と思ったら、再び国境のゲート... さっきのはイタリア出国? イタリアって入国より出国に厳しいんだ。いずれにしてもゲートを無事通過し、今度こそスイスに突入!! そしてだんだん標高が高くなり、山の上の方には雪が見える。そしてシンプロンパス(Simplonpass)という峠にさしかかる。 ここは標高2005m。マミーちゃんの写真撮影のリクエストで駐車場に車を止める。
そして、原っぱにみんなで駆け出す。みんなアルプスの少女ハイジになったようだ。「ペーター!」。 ここからはひたすら下り。そして今度は上り。 テーシュ(Tasch)に到着。駅前の駐車場に車を止めて、電車でツェルマット(Zermatt)へ。 テーシュ駅でホテルに迎えを頼むと、やっていないとあっさり言われ、「荷物が少ないなら歩ける距離だ、道順は...」と始まったので、前に泊まったことがあるからと説明を断る。この間は迎えに着てくれたのに... ツェルマットの駅前に到着し、荷物を抱えて前回と同じホテル・パルナス(Hotel Parnass)に向かう。あまりの荷物の重さに、ねえねは口が利けなくなる。 街の中心を流れる川にさしかかるとマッターホルン(Matterhorn)がうっすらと見える。半分雲に隠れている。明日はどうなるかちょっと不安になりながらホテルでチェックイン。前回と同じ部屋を頼んでいたが、6人は無理だといわれる。6人で問題ないと言っても「そっちが問題なくてもこっちは問題だ」と言われる。既に6人だということは予約の時に説明しているし、部屋のベッドは、ソファベットを使えば十分足りると言ってOKをもらう。 早速スネガ(Sunegga)へのケーブルカー乗り場に行くが、最終便が出た直後だった。前回と一緒! そのまま駅前まで歩き、お土産タイム。カウベルなど大量に買い込む。そしてレストランを探しに行く。メインストリートを歩き、ガイドブックに載っているレストランに入る。 日本語メニューあります。日本人多いからね。 チーズフォンデュ(2人前)を2個にフォンデュシノワ(2人前)、そしてハウスワインを頼む。どちらもグッド。チーズフォンデュは2個頼んだはずだけど1つしか出てこない。店員に聞くと、人数を考えて1つにしたとのことで、もう1つ必要なら持ってくると言われる。 スイスいいね〜。 これがイタリアだったら、チーズフォンデュが4個にフォンデュシノワが2個出てきたところだ。 そしてホテルに戻ってUSオープンを見ながら就寝。 午前5時30分。 月明かりにマッターホルンが浮かんでいる。 雲一つない。 満月とマッターホルン。 ナイトショットで撮影を試みる。
出発の準備にも力が入る。大人は出発直前にダウンジャケットを車から降ろした父を除いて重装備、子供は上はダウン、下はウインドブレーカの最強装備。 歩いて駅に向かうと、先方から日本人の団体が。「おはようございます」と挨拶を交わす。せっかく日本人同士なんだから挨拶は重要だよね。 駅前で扉が開くのを待つ。マッターホルンは朝焼けで赤く光っている。切符を買って始発電車に乗り込む。 そして、電車は定刻に出発。だんだん標高が上がり、標高3089mのゴルナグラート(Gornergrat)に到着。前回と違ってごつごつした岩が続く道をピークまで登る。
360°のパノラマ。4000m級の山々はてっぺんが真っ白、そして目の前には氷河が広がる。ちなみにここにいた人々は全て日本人。日本人はスイス好きだね。特に早朝のスイス。 今日のメインイベントは、逆さマッターホルン。一駅下のローテンボーデン(Rotenboden、2815m)まで電車で降りる。 駅のすぐ下にリッフェル湖(Riffelsee)が見える。リッフェル湖に向かって降りていくと既に何組かの日本人が逆さマッターホルンを眺めている。
快晴+無風で絶好の逆さマッターホルン日よりだ。 三脚を岩に置いて集合写真を頑張っていると、そこにいた日本人が親切にもシャッターを押してくれる。 記念撮影を終え、湖の畔まで歩く。 マミーちゃんが水辺の岩の上から小さな魚の群を眺める。娘は水辺に向かって(何も考えずに)歩く。 ぬかるみも乗り越えて(正確には、ぬかるみにはまりながら)岩にたどり着くが、靴はびちゃびちゃになる。明日からの学校に履いていく靴がないと母に怒られる。 気を取り直し、一つ下の駅を目指して山を下り始める。 マッターホルンを眺めながら草原を歩く。足下には高山植物が花を咲かせている。
娘はお疲れモード、息子は抱っこモード。父は息子を励まし、2人で先頭を歩いていく。娘は途中休憩の多いマミーちゃんをパートナーに選ぶ。道は登ったり下ったり。大自然の中のハイキングは気持ちがいい。母とねえねは「ペーター」を呼ぶ。いないけど。 みんな気の向くままに休憩をしながら進む。草原にはバッタがたくさんいて、娘はそれが大嫌いだと不機嫌。すると眼下に駅が見える。息子はそろそろ限界のようで、抱っこ攻撃を繰り返す。父折れる。背中にリュック、そして鞄をたすきがけ、そして息子を抱っこして下る。かなりきつい。途中で重ね着を脱ぐ。汗が噴き出る。なんとか駅前に到着。気絶寸前。 ここは、さっきの駅から300mほど下ったリッフェルベルグ駅(Riffelberg)。ちょうど下りの電車がやってきて、ツェルマットまで戻る。駅前で最後の買い物をしようとするがチェックアウトまで後わずかなので、ホテルに戻る。 今度は母が息子を抱っこ。部屋に戻って荷造り、そしてチェックアウト。ホテルでは「今度は1週間滞在してね」と言われる。そうしたいのは山々だけど、スイスのホテルは高すぎ! 荷物を抱えて駅前へ。マミーちゃんとねえねと娘、最後の買い物。 駅のコインロッカーはいっぱいだったので、母が荷物番、父が息子番。残りの3人で買い物ツアー。父は息子と一緒にランチのレストランを探すが、途中でおんぶに変わり、そのままねんね。そして全員集合して電車でテーシュへ。 駅前のレストランでランチ。巨大ピザに大盛パスタがどんどん目の前に置かれる。味はグッド。父はぺろりと平らげる。そして、車に乗って出発。 高速に出るまでは、遅い車に前を阻まれていたが、高速に乗ると快調に走る。しかし、レマン湖にたどり着くと、工事で渋滞。まあ、この辺りは景色がいいので許す。そしてモントルーを抜ける辺りでドライバーの休憩。そして再び走り出すと、再び工事渋滞。休憩したばかりのドライバーは一気に疲労復活。 そして、フランスに入り、靴がどろどろになった娘の靴の換えを探しに見知らぬ街で高速を降りる。なんと偶然にも靴屋を発見したのであった。 そして、靴を買って、おまけに息子の靴も買って帰ったとさ。めでたし、めでたし。 |
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