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「旅日記」

マレーシア(2001年2月)

まわったところはクアラルンプール近辺
大した観光名所はまわってなくて、バス移動の時にえんえんとゴム園が続いて
たのを覚えてる。他にくっきり覚えてるのは廃墟と化したマンションの数々。
アジア通貨危機の名残だろうか。少しだけ庶民と思われる人の営みをバスや
鉄道の窓から、また歩いてる時にも見たが、生活水準の低さを感じた。
文章の知識で世界先進国と発展途上国があるというのはもちろん
わかっていたけども、自分の目で見るとかなりインパクトがあった。
コンビニや音楽ビデオショップなどに立ち寄ったが、そこらでは物価は日本の
1/2〜1/5だろうか。しかし、日本からの輸入品は逆に割高。
発展途上国になるということがどういう事なのかほんの少しだけわかったような気がする。

タイ(2001年6月)

まわったところはバンコクとアユタヤ。
バンコクでは寺を10カ所ほどひたすら歩いてまわった。同行者から疲れて
タクシーで帰ろうと言われたくらいひたすら歩いた。
そのおかげで街並みなどはかなり見られたような気がする。
本当に寺だらけで独特の屋根があちこちでみられる。
やはり、マレーシアと同じくらいの生活水準で日本人の自分の目からすると
ひくものがあった。傲慢かもしれないがそう思ってしまうのを止められない。
日本人町とアユタヤの遺跡は廃墟といっていいだろう。
無常観にはひたれるけども、見所はほとんどないかもしれない。
物価はマレーシアと同じくらい。海賊版がたくさんあった。
マレーシアと同じだが、都会の洗練された人たちと田舎にすんでいる人たちは
本当に同じ国にすんでいるのかと思ってしまった。貧富の差を感じる。

中国(2003年2月)

まわったところは上海。
観光名所の中で見るべきところは上海博物院くらいだろうか。
丸一日かけたけども、きちんとみるならもう一日は必要だろうか。
その中でおすすめは青銅器に玉器かな。呉の夫差が用いていた青銅器などが
あると歴史おたくの自分としてはかなり興味をひくわけで。
上海は成長している都市というのがよくわかる。高層マンションのたちっぷりが
半端でなく、本当にすべてできあがって人が住むようになるのか疑問に思えるくらい。
物価は上記二国と似ている。しかし、安いものの下限はさらに下だろうか。
貧富の差があるのも同じ。ただ、同じ都市の中でそれを見せつけられるために
より印象が強くなっている。卑近な例でいうと女の子。
ひげをのばしっぱなしで磨けば光るような子がいると思えば、日本の女の子と
同じくらいきめている子もいる。
五年後くらいに海外にいける余裕があれば、もう一度見てみたい都市だった。

北海道(2003年10月)

函館は五稜郭、中島三郎助戦死の地、土方歳三戦死の地、稚内、札幌とみた。
函館ではもう函館戦争を思い浮かべながらの散策となったから、
傍目から見ると変な人だったかもしれない。
稚内ではロシア語の案内があり、ひと味違うと感じ入った。
納沙布岬は寂しかった。風雪の門にはなんともいえない風格を感じた。
札幌のすすきのではぱっと見かわいい女の子の客引きに声をかけられた。

イギリス(2003年11月)

まわったところはロンドン。
もう、すべては大英博物館だろう。二日半くらいかけて展示品を見てきた。
個人的におすすめベスト5(上下をつけず)は
・ニムルド神殿の壁画
・アステカのテスカトリポカのマスク
・マヤの石板
・歴代ローマ皇帝の像
・くさび型文字が刻まれた人面ライオンの像
だろうか。ミイラはインパクトあったし、人もたくさんいたけども、
個人的にはそれほどひかれなかった。
セントポール大聖堂の地下にある墓の山には圧倒された。雰囲気がすごい。
その中で特別扱いをうけるウェリントンとネルソン。
ちなみに奥の床には「第二次世界大戦で我々のためにアメリカの人々は死んだ」
みたいな事が書いてあった。それを戦後50年以上たってから日本人である私がみた。
ロンドン塔ではマスケット銃の山やナポレオン戦争の時に使われた大砲などを見た。
ファンタジーもので名前だけ知ってるプレートアーマーの実物もみる。
感慨深かったけどもその中で特に感じるものがあったのは徳川秀忠が
当時のイングランド王に贈った日本式の鎧。それらを見比べて文化の違いを思う。
物価はかなり高かった。地下鉄初乗りが約320円。500mlペットボトルが
約200円。日本より物価が高い地域があるとは。最も、安いのもあるかもしれないけど。
ゴミ掃除、ファーストフードやコンビニの店員など、いわゆる誰でも簡単にできる
職業は有色人種の割合が多かった。バンクにもよったけど、金融街などでは白人の
割合が多かった。やはり、二層にわかれているのだろう。
直行便ですら飛行機に12時間缶詰にされることがなければ、大英博物館は
もう一度行ってみたい。おそらく行くことはないだろうが……

イタリア(2003年12月)

いった都市はアッシジ、ピサ、シエナ、ヴェローナ、ミラノ、
フィレンツェ、ローマ、ヴェネツィアだったかな。
どの都市にも教会があり、たいてい絵が飾ってあるけれども、それがすごい。
どうすごいか? とにかくすごい。
アッシジのフランチェスコ修道院、ピサの斜塔とドゥオーモ、
ミラノのドゥオーモ、フィレンツェのドゥオーモ、ウフィッツィ美術館
パラツィーノ美術館、アカデミア美術館、ヴェネツィアのドゥオーモ、
元首の館、ローマのバチカン大聖堂、フォロロマーノ、コンスタンツィヌスの
凱旋門、コロシアムなどが見所だろうか。いちいちコメントつけるのが
面倒になってきたので詳細は割愛。割愛すると意味がない気もするけど。
教会めぐりをして15カ所くらい見たけども、往時の教会権力の強大さがよくわかる。
見ただけで民衆から金を巻き上げてるのがよくわかるほど派手だ。
真作と贋作の違いもわからない私が好きな画家はラファエロ、ボッティチェリ、ルーベンス。
好きなモチーフは剣を持ち悪魔と戦う大天使ミカエル。
このあたりの好みは漫画とかに影響されてるんだろう。たぶん。
ミカエルの中で印象に残ってるのはフィレンツェのアカデミア美術館にあったのかな。
ちなみにヴェネツィアのアカデミア美術館でフランス人?と言われた。
そんなわけないだろう。
機会があれば、もう一度行ってみたい。というか、行く可能性がある。

東京国立博物館(2003年12月)

一番の見所は日本刀だろう。少なくとも私にとっては。
四天王寺所蔵の丙子椒林剣(聖徳太子所持といわれる)には見入ってしまった。
安直に言えば、ほしくなった。

奈良、飛鳥、京都、大阪など古寺めぐり(2004年)(11月現在)

とある人に国内で見逃してるところがあるのではないかと言われた。
確かに海外の教会や寺院は見たけども、国内の寺院は小学生の時にみた東大寺とかしかなかった。
そこで、2004年は比較的いきやすい奈良、飛鳥、京都、大阪などの
古寺というか仏像めぐりをすることにした。
行った名所:
四天王寺、東大寺、興福寺、薬師寺、新薬師寺、唐招提寺、西大寺、当麻寺、室生寺、元興寺、奈良国立博物館、
法隆寺、中宮寺、法輪寺、法起寺、岡寺、飛鳥寺、平等院鳳凰堂、葛井寺、道明寺、石上神宮、春日大社、
広隆寺、神護寺、西明寺、東福寺、伏見稲荷大社、東寺、大覚寺、清涼寺、鞍馬寺、長谷寺、金峯山寺蔵王堂
不退寺、法華寺、海龍王寺、円成寺、浄瑠璃寺、大安寺、正暦寺、霊山寺、聖林寺、談山神社
特に心に残った物:
東大寺三月堂、法隆寺の七星剣、薬師寺の薬師如来、石上神宮の七支剣、東寺金堂、蔵王堂の蔵王権現

もう、奈良は見てない神社仏閣の方が少なくなってしまった。来年、いくとしても一回くらいだろう。

北海道(2005年1月)

札幌、小樽、余市、旭川といった。北海道の名所を見に行ったというよりも雪を見に行ったという感じだ。
それと、トワイライトエクスプレスからの車窓も目当てだった。
車窓から見る雪景色、歩き回ってみる雪景色、どちらもよかった。住むのはしんどいだろうけども。

北海道(2005年3月)

札幌、網走、釧路とみた。北海道の名所を見に行ったというよりも流氷を見に行ったという感じだ。
それと、日本海からの車窓も目当てだった。
車窓から見る雪景色、砕氷船から見る景色、どちらもよかった。住むのはしんどいだろうけども。
と、1月の旅日記のコピーペーストですむような旅をしてきた。

メキシコ(2005年5月)

遺跡:チチェンイツァー、パレンケ、ウシュマル、モンテ・アルバン、ミトラ、テオティワカン、トゥールなど
名所:サントドミンゴ教会、メトロポリタンカテドラル、テンプロマヨール、国立人類文化学博物館など
死ぬまでに一度は見ておきたかったマヤ、アステカ、インカの各遺跡のうち、前二者をある程度みることができた。
各遺跡はかなり修復されていて、完全な古代遺跡とはいえないかもしれない。
しかし、歴史をふまえながら見ていくと感銘をうけた。
各教会は先住民の古神殿を破壊し、その上に築き上られた物だ。その教会を先住民の子孫が礼拝していく。
そういう光景を見ると言葉であらわしにくい感情にとらわれてしまう。
偉大な古文明の遺跡、それを崩壊させた上で築かれた現在。それらを見ることが出来たのはとてもよかった。