AYUMI'S エッセイ


あんころもちころころ  その1(1998.10.7)

5日は十五夜だった。数日前から少しづつまんまるになりつつあるお月さんを眺め
ていると、毎月の事ながら不思議な気分になってくる。といっても狼人間になるわ
けでもないし、かぐや姫となって月に戻るわけでもない。しかし、このぞくぞくす
る気持ちは一体何なのか。じーっと見つめていると、ふーっと光に吸い込まれて我
に返った瞬間、手が毛むくじゃだらけだったり、牙が生えているかもしれないと思
うとまともに月を見ることができない。そんなこともあって十五夜は月見饅頭を食
べることに専念した。もしかすると、明日起きたら豚饅頭に変身しているかもしれ
ない・・・。


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