
貢ぐ(1998.10.19)
ひと昔前、女にひたすら貢ぐみつぐ君というのが話題になった。
今じゃ夢物語になったけれど、銀座や六本木あたりのお姉さまたちだけでなく、
女子大生クラスの女にさえもグッチのバックにエルメスのスカーフ、
百万円クラスのティファニーの指輪なんてもんまでがポンポンと贈られたらしい。
高級なブランド物を貰うには、何よりも美貌が最大の武器となるのは世の常だけど
(美しい蝶々を誘うには、餌も吟味しなくちゃね)、
あたしが感動したのは美貌を保つための努力を彼女たちは続けていたこと。
エステや美容院はもちろんのこと、ネイルサロン(マニュキアを塗ってもらったり、
爪の手入れをしてもらうところ。めったに行ったことのないあたしみたいな田舎も
んが行っちゃうと
まさに女王様気分!)にも日々通っちゃうわけよ。
頭の方だって、お馬鹿じゃお客サンに飽きられるわけだから、
新聞も何紙にも目を通したり、女を磨くために金を惜しみなくかけちゃうんだよね。
そうやって商品価値の上がった女に男が次から次へと貢ぐというのは、
あたしは大賛成なんですけどね。
男のために女はお金をかけて、男は綺麗な女を連れて歩いて見せびらかしたり、
もっと美しく飾るためにお金をかける。
許せないのは、親に貰った顔と身体だけでチマチマと勝負する女。
銀座あたりのお姉さんたちだって顔と身体で勝負するけど、その美貌は作り上げた
ひとつの芸術品。
そこが違うわけなんだけど、区別できる男はなかなかいないしね。
でも男に人生かけちゃうくらい貢いじゃう女も大勢いるんだから、どっちもどっち
か・・・。
そう考えれば貢ぎ貢がれて幸せになれる男と女って、結構かわいいもんなんじゃな
い?
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