
捕手の魅力って、うふふ(1999.4.13)
アンチ巨人のあたし。
へそ曲がりだからと言うわけではないが、野球で昔から好きなポジションはキャッ
チャーだった。
一人だけ、反対方向を見ているキャッチャー。
マスクの中じゃ「あっかんべーでもしてるかも」なんて思ったり。
そんなことを考えながら、プロ野球を見ている子どもだった。
高校時代、盲腸の手術をした直後、体育の授業はソフトボールだった。
見学を勧められたものの、キャッチャーがやりたくてやりたくてしょうがない。
結局、とり損なった球を下腹部に当て、痛さで途中交代となったものの
気持ちよかったなー。あんなにいいポジション絶対ないよ。
野村、若菜、山倉、古田、城島。中には見栄えのいい選手もいるが
ほとんどが胴長短足。
「かっこいい」というにはほど遠い選手ばかり。
世間全体が長嶋ひいきになろうとも、なぜか好きなんですよ。野村が。
ポールニューマンが好きってこと書いたけど、あたしが知ってる現役時代の野村も
すでにおじさん。
どたどたとマウンドに上っていっては、ピッチャーとひそひそ話してたっけ。
頭のなかでぐるぐる回っているのは、科学特捜隊の本部にでもありそうなどでかい
コンピュータ。
一見旧式なんだけど、中身は超高性能
わずかな癖、スタンスの違い、言葉の違い。一瞬の状況の違いを見逃さない目。
キャッチャーは探偵のような職業とも言えるのよね。
最近古田さんのおかげで、日の目を浴びることができるようになって、おばさんは
うれしい!!
9人の内、8人が熱くなっても、ただ1人だけ熱くなってはいけないポジション。
何万人の観客でいっぱいになろうとも、数十人しか入らなくても投手を盛り上げ、
他の選手たちの陰で射抜くような目で試合を見守る。
投手も野手もバッターも天才であっていい。
だけど、このポジションだけは絶対に努力の人であってほしい。
表情の見えない彼らだからこそ、表情を推測するのが楽しいのかもしれない。
でも知ってる?
キャッチャーって味方の視線のおこぼれが(だって一番はバッターでしょう?)
集まるところだって。
やっぱりあたしって天の邪鬼なのね。
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