AYUMI'S エッセイ


ジャマイカ報告4〜名物ダンズリバーの滝登り(2000.10.3)


ジャマイカ名物と言えば、コーヒーとラム酒。どこへ言ってもジャンジャカジャカ
ジャカといったスローなリズムが体を包む。ホテルの送迎バスの運転手までが、ず
ーっと歌ってる(もう生活そのものがレゲレだからね)といった感じ。ブルーマウ
ンテンといえば、コーヒーをほとんど飲まないあなたでも知っているでしょう?
ボブ・ディランの生家が観光地といえるほど、特別目立ったところもない国。ジャ
マイカで唯一の遊び場といえば、ダンズリバーの滝のぼりな訳よ。
ジャマイカ行くとね、普通の下着を着けている時間より、水着を着ていた方が便利
になっちゃう。とにかく遊ぼうと思うと水の近くに行くことになる。
さて、この滝のぼり。ひたすら滝をのぼっていくだけという単純なもの。と思いき
や参加していたのは大人だけ。のぼる時にみんなでお手手つないでとなるわけだか
ら、確かに子どもが入っているとちょっと辛い。うちのグループにも日本人のじっ
ちゃん(じっちゃんと言っても、この人、東京の貸しビル会社の会長で、ちょっと
前にもブラジル行って来たんだって。でも、奥さんは一緒に行くことを拒否するら
しくて、今回も一人で参加したらしい)が一人入っていたもんで、急流にきたとき
には、やっぱり足並みが乱れた。手が短い私は拷問一歩手前。手が裂けるかと思っ
たのも一度や二度じゃなかったです。
北海道の知床にも似たような滝登りがあるけど(上流に温泉があるとかで、みんな
黙々と川をのぼっていく。ここでは楽しみというよりは、みな修行僧のようだしね
)、バカンス地のお遊びらしく、カップルだとガイドが途中でキスさせたり、写真
強引に映したりするもん。お楽しみの後は、ガイド料代わりのチップもらうために、
出口に立ってちゃーんと手を出してるからね。
子どもに戻れるよ、というホテルのスタッフの言葉は確かだけど、こんなことでキ
ャーキャーいって楽しんでいるのは、金持ちだけ。金がなきゃ童心にも戻れないっ
てわけね。大人やるのも疲れるけれど、子どもにも戻るにも金がかかる。一見天国
と思われるジャマイカでこんなことを思い知らされるとは思いませんでした。



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