AYUMI'S エッセイ


下着売場での女の戦い(2000.10.3)


とあるスーパーでのレジ前。タイミングよろしく、女3人がカラフルなパンツ片手
にすすすと並んだ。ふと気づくと私はその中のど真ん中。食料品売場のレジに女3
人が並ぶのとは、緊張感が違う。そりゃそうよ。見えないからこそ、センスが問わ
れる下着売場のレジ前(そこまでのたまう割には、スーパーだからね。所詮、目く
そ鼻くそのレベルなんだけどね)。ここは一発勝負とばかり、女の血が騒ぎました
よ。
左に並んでいるのは、厚底サンダルに茶パツのストレート。まさに今ならどこにで
でも転がっていそうな女の子、といった感じの子の手に握られているのは、お星様
やらレースもあちこちといった可愛らしい柄の小さ目のパンツ(ほんま隠れるのか
いな)。材質はすべてがコットン値札を見れば、1枚500〜600円。お金はヴ
ィトンのサイフから現金払い。10,000円のお金を1回に下着に使えるなんて、
リッチやなぁ〜とうらやましげに眺めつつも、目は自然に右の方へ。
緩やかなウエーブのかかった髪にロングのスカート。ちょっと見は両家の若奥様風。
色白のその手に握られていたパンツは見た目同様、単色使いのシルクのパンツ。
ちいさなおリボンが少しだけ自己主張している程度のシンプルなデザイン。ツルツ
ル触感に光沢ビシバシの絹。お値段はたった1枚で1,000円也。それが1枚じ
ゃございませんことよ。5枚も6枚も無造作に重なっとるんだな。どう見たってこ
れだけで、5,000円以上ですからね。パンツだけでこの値段かいと思うと、同
性としてちょっぴり悲しくなったね。
ワタシ?私の手には3枚でナンボといったたぐいの、スーパーパンツ。超という意
味のスーパーじゃなくて、お店という意味のスーパー。それも6枚買っても2千円
以下という超お買い得品。赤面しちゃったわ。
女の値打ちはパンツで決まるわけじゃないけれど、やっぱり女らしさとかさ、気分
あってのいい女だからね。そういえば、その日の私の服装自体がいい女を放棄して
たっけ。
結局、3人の女の戦いは私がビリっけつで、同点で優勝2名といった感じ。よっし
ゃ、あたしも明日からはいいパンツはいていい女目指すぞ!



AYUMI'S MAIN PAGE