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4 ERPパッケージの特徴

 ERP研究推進フォーラムでは、多くのERPパッケージに共通している特徴として、次のようなものをあげている([3]より引用)。

  1. 仕組み(全体像)が明確になっている
  2. 導入・構築手順(導入方法)が準備されている
  3. 基幹業務に対応したモジュールの豊富さと各機能が充実している
  4. 最新の情報技術への対応やオープン性が保証されている
  5. 情報技術面での世界標準が採用されている
  6. 多国籍環境での運用を前提としたグローバル対応が組み込まれている
  7. 事業内容や経営組織での将来の変化に対する柔軟性・拡張性が確保されている
  8. 既存システム/他パッケージとのインターフェース機能が充実している
  9. 統合データベースの採用によりデータ・情報の一元化と共有化がなされている
  10. 保守/メンテナンスなどのサービスが別途提供されている
  11. 導入時の教育/訓練やサポート体制が充実している

 これらを整理すると、ERPパッケージの最大の特徴は、以下の2つと言えるだろう。

  1. 基幹業務の「統合を指向」した機能の充実((3),(6),(8),(9))
  2. 既に製品が存在しパッケージとして整備されていること((1),(2),(10),(11))
  3. その他の特徴には、、

  4. 標準・グローバル指向((4),(5),(6))
  5. 柔軟性・拡張性の確保((7),(8))
  6. 新しい情報技術の活用((4),(5))
  7. 統合された情報を活用した計画・管理機能の充実

をあげることができる。Eは上記の中には明示されていないが、重要な特徴である。

 APICS(American Production and Inventory Control Society:米国生産・在庫管理学会)では、このようなERPパッケージの特徴を踏まえて、ERPシステムを以下のように定義している[5]。

"An accounting-oriented information system for identifying and planning the enterprise-wide resources needed to take, make, ship, and account for customer orders. An ERP system differs from the typical MRP II system in technical requirements such as graphical user interface, relational database, use of fourth-generation language, and computer-aided software engineering tools in development, client/server architecture, and open-system portability."

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