
カレー納豆
スーパーに買物に行くと、
頭にターバンを巻いているインド人のイラストがデンと大きくついた納豆があった。
“カレー納豆”と書いてある。
その“カレー”という文字のはねる部分がくるっと魔女の靴のようにとがっていて、
いかにも楽しそうだったのでついつい購入してしまった。
黄色のカレー色のパッケージで、デザインを手がけた人の戦略にノッテしまったかんじだ。
インド人のイラストのおじさんは、いかにもいい人そうで、
「カレー味のたれ付き」とにっこり笑ってこちらに話かけている。
極めつけには、“インド人もなっとく”というコピーである。
本場インド人もなっとくしているのか。
どうなっとくしているのか食べてみようじゃないの、
と購買意欲をかきたてるのである。
我家の1番の納豆好きは、みい(次男)である。
夕食に2パック食べていた時もあった。
納豆はカラダの免疫効果を高めるらしいので、おおいに奨励している。
さっそくみんなでカレー納豆を食べてみる。
うん・・・不思議な味・・・。
チット(長男)は喜んでいた。
みいも残さず食べていた。
できたら、この食卓にインド人を招いて、いっしょに試食してみたい気分だ。
インド人の友人がいないことが悔やまれる。
人生には未知なるものが、身近にもたくさんころがっている。
その日、まだ知らないカレー納豆の味を堪能して、
まだ出会ったことのない未開のものにふれることができた喜びを噛みしめたのであった。
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