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収穫の悦楽

こたつカバー

こたつカバーをみい(次男:当時3歳)にはさみで切られてしまった。
8年も同じものを使っていて、少しほつれたりしてきたので
もう取り替えるつもりだったから被害は少なかったが・・・
新しいものを2年くらい探していたところだった。
でもなかなか気に入るものがない。
長い付き合いになると思うので、納得いくものを探したかった。

ずっと愛用してきたものは、枯葉模様の茶色をべ−スにした柄で、
汚れも目立たないし、気に入っていた。

と、ある日、みい(当時3歳)がこたつカバーの上で寝ていた。
ふと顔を見ると、真っ赤になってふんばっている。
もしかして・・・と思い、パンツを開けてみると、
ごろんと、茶色のかたまりが、こたつカバーの上に転がり出て来た。
頭にきたわたしは、即、カバーをこたつ布団からはずし、その場でカバーを捨てた。
幼児というものは、いとも簡単にしかも寝ながらでさえも用を足せる、
自然な生き物であることを再認識させられた次第だ。

かくして、こたつカバー探しは真剣味を帯びるのである。

こたつカバーはオシャレなものが非常に少ないと思う。
近隣のデパート、大手家具店、雑貨屋、近所のふとん店、駅ビルの中のショップ・・・
いろいろ探し回ったが気に入るものはみつからない。
こたつはリビングでメインであるから、
これがコケると部屋の雰囲気がそこなってしまう。
と、実家に帰ってスーパーに行ったら、とうとう気に入るものがあった。
ベージュをべ−スにボタニカルアートっぽいバラの花柄。

リビングは和室で、障子を取り払ってカーテンにしている。
スエーデン製の花柄。
これはとても気に入っている。
カーテンとこたつカバーの花柄がリンクしていいかな、
と思ったが、しつこいかな、とも思った。
でも実際に入れてみると、なかなかマッチした。

引っ越した当時はこのリビング使用の和室が気にいらなかった。
自然の中にいるような感じが好きなので、
鴨居に籐のS字フックでアイビーやポトスなどの緑の植物入れたガラスビンを下げたり、
赤い実を愛らしく思うので、鴨居の隅に葡萄や木の実を飾ったり、
リースをベリーの実で手作りして飾った。
鴨居に白い花をつけたカズラの蔓をはわしたりして、だんだんリビングを好きになれた。
家族がくつろぐところだから、気分よい部屋にしたいし、
友人を通す部屋だから、それなりにさっぱりと清潔に見せたい。
狭い部屋だが、居心地よくするのは重要に思う。
以前カラーコーディネイト、インテリアコーディネイトの
ちょっとした講習に出席したことがあるが、いまひとつポイントがつかめない。
もっと勉強して住みやすい家づくりをしていきたい。
絵の飾り方や収納などは特に難しい。
なんとかしなければ。

課題だったこたつカバーが見つかって、とりあえずよかった。
これで少しくらいお茶をこぼしても安心だ。
今度は新しいこたつ敷きをさがさなければ。
やはり、洗えるものを。



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