
チューリップのカップと美味しいお茶
ふらりとデパートを何気なく歩いていて、
そういえば、陶器の傘立てが割れちゃったから、いいのを買わないとと考えていたら、
いきなりはっと惹かれるものがあって吸いよせられるように手にとった。
チューリップのカップ。
それは白い磁器。
小ぶりのカップはチューリップの花びらで包まれていて、手でそっと包むと花が咲いているかのよう。
ソーサーはチューリップの花と茎と葉が描かれているのではなく、磁器で形作られている。
イタリアのデザインで中国の磁器だそうだ。
あまりの愛らしさについ衝動買いしてしまった。
チューリップは好きな花のひとつで、大人になってからもずっと気になっていた。
どうして好きなんだろうとずっと思っていたが、ある日それに気づくことができた。
実家に行った時に懐かしいものを見つけた。
赤いお弁当箱。
それは幼稚園の時使っていたもの。
蓋にチューリップの絵がついている。
アルミのお弁当箱だ。
幼い日、お弁当の時にいつも目にしていた花、それがチューリップだったのだ。
新しいカップには美味しいお茶を。
先日購入した、トワイニングの“レディ グレイ”はアールグレイを基調にオレンジ、レモンの果皮、
矢車菊の花をブレンドしたもの。
ミルクティにしても、アールグレイなのにフルーティで後味が爽やか。
遊びに来た友人たちにも美味しいと好評だ。
フォートナムメイソンの“アールグレイ”は、アールグレイと思って飲むとあれ?と感じると思う。
これは、香りが中国茶のようで、クセがある。
アールグレイを飲みたかったら、フォートナムメイソンの場合、
“アールグレイ クラシック”を選ぶと納得がいくだろう。
夜はカフェインレスをチョイスしている。
カモミールティなどハーブティを飲んだりしているが、やはりわたしは紅茶の方が好きだ。
ハーブティの中でわたしが飲みやすくていいと思うのは、
セレッシャルの“レモン ジンガー”。
ローズヒップが入っているので、水色は深紅で、レモンティのようにほんのりすっぱいところがいい。
今日、レーズン入りのホットケーキを焼いて、遊びに来た子供の友達とみんなでテーブルを囲んだ。
そして、自分のために美味しいお茶をチューリップの新しいカップに入れた。
懐かしいチューリップの思い出とアールヌーボー調のきれいなデザインにうれしくなって、
いくふくとした紅茶の香りを楽しんだ。
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