
みいのいちご
みい(次男:年長)が進級して、お祝いにいちごの鉢植えを買ってあげた。
「ちゃんとお水をあげないと、いちごがならないよ」
とわたしは教えた。
世話をしてあげれば、赤い実がなることを知って欲しかった。
頭で知っているのではなく、体験として知って欲しかった。
白い花が咲いたあと、実がなるんだよ、と楽しみにしていた。
一度水をやり忘れた時、いちごの葉が少ししょんぼりしてしまった時もあった。
けれど、急いで水をあげると元気を取り戻した。
花が終わって、いちごの実が見えてきた。。
青く白い実が少しづつ大きくなっていく。
幼稚園に行く前にそっとさわったりして、みいは早く食べたい気持ちでいっぱい。
日ごとに赤くなっていく。
とうとう最初の一粒が真っ赤に色づいた。
どんな味だろうとわたしもドキドキ。
みいがもいで水で洗った。
チット(長男)も帰って来た。
みいのいちごを、たった一粒のいちごをみいが1番、次はチット、その次はわたしの順でかじった。
時間の流れは甘かった。
みいのいちごは甘かった。
それからなん粒か実って、うぱ(夫)もその味を知った。
みいが友達のうちへ遊びに行く時も2粒持って行ったり、
みいの収穫は、みいの大事な人に分けられている。
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