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収穫の悦楽

桜の花のお皿

玄関に桜の花びらがあった。
子どもが桜の道を歩いて来て、靴に花びらがついていたのだろう。

今年も近所の神社にお花見に行った。
出掛けに友達からお花見のお誘いがあって、友達といっしょに行くことが出来た。
そこは、人がいなくて静かに桜を眺められる。
今年は子どももわたしも友達といっしょなので、静かとはいかなかったけれど・・・。
おにぎりを食べて、わたしたちおとなはおしゃべりを楽しみ、
子どもたちはおにごっこをしてはしゃいでいる。
桜の花びらが落ちてくれば、それを追いかけてそっと手のひらにのせた。
そして唇にあてて花びら笛を吹いてみる。
いい音色にならなくて笑ったり、きれいに鳴った時は喜んで、桜の花びらも素敵な楽器。

みい(次男)の入学式の後、わたしの母とともに北鎌倉の円満寺にでかけ春を探して歩いた。
桜も椿も空も雲も木々も、春を歌っている。
肌にふれる風もあたたかく、春めいた空気を感じることができてうれしかった。

気持ちが春を感じると、春が来る。
気象庁や暦などは関係ない。
こころで春だなと思うと春が来る。

そんな気持ちで陶器を眺めていて、みつけたお皿が桜の花を型どったもの。
手書きで桜も描かれている。
有田焼き、文山釜のもの。
お客さまとともにこの桜のお皿と
以前北鎌倉で求めた淡い花の焼きもののティーカップでお茶を飲んだ。
テーブルにも春が来たかんじがした。


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